映画『ジョブズ(Jobs)』で学ぶ英語|afford to・make a markの意味

映画『ジョブズ(Jobs)』で仕事の英語を学ぶ

Apple共同創業者スティーブ・ジョブズの若き日から復帰までを描いた映画『ジョブズ』。英語タイトルは、本人の名字をそのまま使った Jobs です。

起業、資金不足、製品開発、チーム内の衝突など、仕事に関する場面が多く、ビジネス英語を学ぶ題材としても使えます。この記事では、作品に登場する afford tounlessdelivermake a mark を中心に解説します。

この記事のポイント
  • can’t afford to は「~する余裕がない」
  • unless は「~しない限り」
  • deliver は仕事では「完成させる・成果を出す」
  • make a mark は「足跡を残す・大きな影響を与える」

映画『ジョブズ』の英語タイトルはJobs

原題は Jobs。ここでは「仕事」を意味する複数形の jobs ではなく、スティーブ・ジョブズの姓です。

英語では人名の姓をタイトルにすることで、その人物の人生や存在そのものへ焦点を当てる響きになります。発音は「ジョブズ」に近く、最後の -s は濁った /z/ の音です。

Steve Jobs co-founded Apple.
スティーブ・ジョブズはAppleを共同創業しました。

co-founder は「共同創業者」、動詞の co-found は「共同で創業する」です。

映画『ジョブズ』はどんな作品?

映画Jobsのスティーブ・ジョブズと仕事英語

2013年公開の『ジョブズ』は、アシュトン・カッチャーがスティーブ・ジョブズを演じた伝記ドラマです。大学を離れた若者が、スティーブ・ウォズニアックたちとコンピューターを作り、会社を急成長させていく過程が描かれます。

革新的なビジョンを持つ一方、品質や結果へ強くこだわり、仲間と激しく衝突するジョブズ。自ら創業した会社を追われ、後に復帰するまでの歩みからは、成功だけでなく、リーダーシップや人間関係の難しさも見えてきます。

afford toの意味は「~する余裕がある」

afford to+動詞 は「~する経済的・時間的・心理的な余裕がある」という意味です。否定形の can’t afford to で使われることが特に多い表現です。

We can’t afford to hire three people right now.
今は3人を雇う余裕がありません。

I can’t afford to buy a new computer.
新しいコンピューターを買う金銭的な余裕がありません。

We can’t afford to waste any more time.
これ以上時間を無駄にする余裕はありません。

affordはお金以外にも使える

afford は「買える」だけではありません。時間、失敗、機会損失などについても使えます。

  • can’t afford the cost:その費用を負担できない
  • can’t afford to wait:待っている余裕がない
  • can’t afford another mistake:これ以上の失敗は許されない

仕事では「余裕がない」よりも「そのリスクを引き受けられない」という強い判断を表すことがあります。

unlessの意味は「~しない限り」

unless は「~しない限り」「~でない限り」という条件を表す接続詞です。if … not に近い意味になります。

We won’t get paid unless we deliver.
完成させて納品しない限り、報酬はもらえません。

Nothing will change unless we take action.
行動しない限り、何も変わりません。

Don’t call me unless it’s urgent.
緊急でない限り、電話しないでください。

unlessの後ろを否定形にしない

unless 自体に否定の意味が含まれるため、通常は後ろを肯定形にします。

○ Unless we act now, we’ll miss the opportunity.
今行動しなければ、機会を逃します。

× Unless we don’t act now …

ただし「~しない場合を除いて」という特殊な文脈では否定形が続くこともあります。まずは unless+肯定文 を基本として覚えましょう。

deliverの意味は「届ける」だけではない

deliverやafford toのビジネス英語を学ぶ

deliver の基本は「届ける」ですが、仕事では「約束したものを完成させる」「成果を出す」「納品する」という意味で頻繁に使われます。

We need to deliver the product on time.
製品を期限どおりに納品する必要があります。

She always delivers results.
彼女はいつも結果を出します。

Can you deliver by Friday?
金曜日までに仕上げられますか?

deliver on a promise

deliver on+約束・期待 は「約束を果たす」「期待に応える」という意味です。

The team delivered on its promise.
チームは約束を果たしました。

The product didn’t deliver on expectations.
その製品は期待に応えられませんでした。

make a markの意味は「足跡を残す」

make a mark は、直訳すると「印をつける」。そこから、ある分野で「名を残す」「重要な影響を与える」「足跡を残す」という意味になります。

He made his mark on the technology industry.
彼はテクノロジー業界に大きな足跡を残しました。

She wants to make her mark as a designer.
彼女はデザイナーとして名を残したいと考えています。

make a markとleave a markの違い

  • make one’s mark:成功して名を上げる、存在感を示す
  • leave a mark:後に残る影響や痕跡を残す

The experience left a lasting mark on me.
その経験は私に長く残る影響を与えました。

なお、make は単に物を作るだけでなく、働きかけによって新しい状態を生み出す動詞です。詳しくは、makeのコアイメージと使い方でも解説しています。

influenceの意味と使い方

influence は、名詞で「影響」、動詞で「~に影響を与える」です。

His ideas influenced an entire industry.
彼の考えは業界全体に影響を与えました。

She has a strong influence on the team.
彼女はチームに強い影響力を持っています。

influenceとaffectの違い

  • influence:考え方や行動を徐々に方向づける
  • affect:人や物事に何らかの変化・影響を及ぼす

The new policy affected our schedule.
新しい方針は私たちの予定に影響しました。

Her leadership influenced how we work.
彼女のリーダーシップは私たちの働き方に影響を与えました。

起業・製品開発で使える英語表現

映画ジョブズで起業と製品開発の英語を学ぶ

  • We’re building something people can use.
    私たちは人々が使えるものを作っています。
  • We need to raise more capital.
    さらに資金を調達する必要があります。
  • The product isn’t ready yet.
    製品はまだ完成していません。
  • Let’s focus on the user experience.
    ユーザー体験に集中しましょう。
  • We have to meet the deadline.
    締め切りを守らなければなりません。
  • This could change the industry.
    これは業界を変えるかもしれません。

raise capital は「資金を調達する」、user experience は「ユーザー体験」、meet a deadline は「締め切りに間に合わせる」という意味です。

映画『ジョブズ』で英語を学ぶコツ

この作品には、製品のアイデアを説明する場面、仲間を説得する場面、資金や期限を話し合う場面が登場します。ビジネス英語を学ぶなら、単語を一つずつ追うより「何を達成したい場面か」に注目しましょう。

  1. 資金:afford、cost、capital、investment
  2. 製品:build、design、develop、deliver
  3. :hire、fire、lead、influence
  4. 成果:result、deadline、quality、success

英語字幕で表現を確認したら、自分の仕事へ置き換えて練習します。

We can’t afford to delay the launch.
発売を遅らせる余裕はありません。

Unless we solve this issue, we can’t deliver.
この問題を解決しない限り、納品できません。

まとめ|afford toとmake a markを仕事で使おう

映画『ジョブズ(Jobs)』からは、起業家の人生だけでなく、資金・期限・製品・影響力について話す英語を学べます。

  • can’t afford to:~する余裕がない
  • unless:~しない限り
  • deliver:納品する、成果を出す
  • make a mark:足跡を残す、名を上げる
  • influence:影響を与える

作品の印象的な場面と一緒に覚え、自分の仕事やプロジェクトを説明するときに使ってみてください。

映画から仕事・キャリア英語を学びたい方へ
会議・面接・交渉・チームの会話を学べる作品は、仕事・キャリア映画で英語学習|初心者におすすめの洋画15選にまとめています。

スティーブ・ジョブズの有名なスピーチ表現については、Stay Hungry, Stay Foolishの意味と背景もご覧ください。

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