
「親戚の葬儀に参列します」「同僚のお葬式へ行きました」と英語で伝えるとき、どの表現を使えばよいでしょうか。
「葬式・葬儀に参列する」は、基本的に attend a funeral と言います。日常会話では go to a funeral も自然です。
ただし、funeral、funeral service、memorial serviceでは指す範囲が少し異なります。また、葬送の形式や服装、宗教的な表現は文化・宗教・家族の希望によって大きく異なるため、決めつけない姿勢も大切です。
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「葬式・葬儀に参列する」は英語でattend a funeral
attend は、式や会合に「出席する・参列する」という意味です。やや改まった響きがあり、葬儀について話す場面にも適しています。
- I attended my uncle’s funeral.
私は叔父の葬儀に参列しました。 - We will attend the funeral tomorrow.
私たちは明日、葬儀に参列します。 - I need to attend a funeral this afternoon.
私は今日の午後、葬儀に参列する必要があります。
attend は他動詞なので、直後にtoを置きません。
- ○ attend the funeral
- × attend to the funeral
attend to は「対応する・世話をする」という別の意味になるため注意しましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
go to a funeralは会話で自然
go to a funeral は「葬式へ行く」という日常的で自然な言い方です。attendよりくだけていますが、不謹慎な表現ではありません。
- I went to a funeral yesterday.
私は昨日、葬式へ行きました。 - We’re going to her father’s funeral.
私たちは彼女のお父様の葬儀へ行きます。 - I can’t come to work because I have to go to a funeral.
葬儀に行かなければならないため、出勤できません。
goは自動詞なので、場所・行事の前に to が必要です。attendとの語順の違いをセットで覚えましょう。
funeral・funeral service・memorial serviceの違い

| 英語 | 主な意味 | ポイント |
|---|---|---|
| funeral | 葬式・葬儀 | 葬送行事全体を広く表す一般語 |
| funeral service | 葬儀の式 | 祈り、弔辞、音楽などを含む儀式部分を意識 |
| memorial service | 追悼式・お別れの会 | 故人をしのぶ会。遺体がその場にない場合もある |
- The funeral service begins at ten.
葬儀の式は10時に始まります。 - We attended a memorial service for our former teacher.
私たちは恩師の追悼式に参列しました。
これらの区別は絶対ではなく、地域や宗教、葬儀社、家族の表現によって使い方が重なることもあります。案内状に書かれた名称をそのまま使うのが最も確実です。
「告別式に参列する」は英語で?
日本の「告別式」に完全一致する英単語はありません。一般の参列者が故人に別れを告げる式であれば、状況に応じて funeral service や farewell ceremony と説明できます。
- We attended the funeral service to say goodbye.
私たちはお別れをするために告別式へ参列しました。 - There was a farewell ceremony after the wake.
通夜の後にお別れの式がありました。
farewell ceremony は意味を説明する表現であり、英語圏の葬儀の正式名称として常に使われるわけではありません。相手に概要を伝えるなら、a ceremony where family and friends say goodbye to the person who died と説明してもよいでしょう。
「誰の葬儀に参列するか」の自然な語順
故人との関係を示すときは、所有格を使うと簡潔です。
- I attended my grandmother’s funeral.
私は祖母の葬儀に参列しました。 - We went to our coworker’s funeral.
私たちは同僚の葬儀へ行きました。 - She attended the funeral of a close friend.
彼女は親しい友人の葬儀に参列しました。
the funeral of … も使えますが、会話では my grandmother’s funeral のような所有格が短く自然です。
仕事を休む・予定を断るときの丁寧な英語
故人との関係や事情を細かく説明したくない場合、a family funeral や a funeral だけで十分です。
- I need to take the day off to attend a funeral.
葬儀に参列するため、休みを取る必要があります。 - I’m sorry, but I have a family funeral to attend.
申し訳ありませんが、家族の葬儀に参列する予定があります。 - I won’t be available tomorrow due to a bereavement in the family.
家族に不幸があったため、明日は対応できません。
bereavement は「近親者を亡くしたこと・死別」という改まった語です。会社の「忌引休暇」は bereavement leave と呼ばれることがあります。ただし制度名や対象範囲は勤務先によって異なります。
遺族にかける短く丁寧な言葉
参列したとき、長く気の利いた言葉を言おうとする必要はありません。短く誠実に伝える方が自然です。
- I’m so sorry for your loss.
ご逝去を心よりお悔やみ申し上げます。 - Please accept my condolences.
お悔やみを申し上げます。 - I’m thinking of you and your family.
あなたとご家族のことを思っています。 - He will be greatly missed.
彼がいなくなり、皆とても寂しく思うでしょう。
I’m sorry for your loss. のsorryは「自分が悪かった」という謝罪ではなく、相手の悲しみに心を寄せる表現です。
弔問そのものの英語は「「弔問する」は英語で?visit・offer condolences・pay a condolence visitの違い」でも解説しています。
しゅみすけ(大山俊輔)
宗教・文化による違いに注意する
葬儀には、宗教、地域、家族の考え方によって多様な形式があります。次のような点を英語圏全体の共通ルールだと決めつけないようにしましょう。
- 服装の色や格式
- 花・香典・寄付を贈る習慣
- 祈りや宗教的な言葉
- 遺体の埋葬・火葬の時期
- 葬儀と追悼式を行う順番や日程
案内に In lieu of flowers, donations may be made to … とあれば、「花の代わりに〜への寄付をお願いします」という意味です。日本の香典と同じ仕組みだとは限りません。
相手の信仰が分からないときは、My thoughts are with you. のような宗教を限定しない言い方が使いやすいでしょう。
日本人が間違えやすいポイント
- attend to a funeral としない
「参列する」は attend a funeral。attend toは「対応する」です。 - join a funeral を基本表現にしない
意味を推測されることはあっても、attendまたはgo toが自然です。 - funeralを「お墓」だと思わない
funeralは葬式・葬儀です。墓はgrave、墓地はcemeteryなどと言います。 - 宗教表現を一律に使わない
May he rest in peace.などは宗教的背景を伴う場合があります。相手や場面に合わせます。 - celebrateを避けると決めつけない
celebration of life は故人の人生をしのぶ集まりの名称として実際に使われます。明るく祝うというより、人生をたたえ思い出を共有する趣旨です。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
attend a funeral や memorial service が出てこなくても、中学英語程度の単語で説明できます。
- I went to a ceremony for someone who died.
亡くなった方のための式に行きました。 - We met to remember her and say goodbye.
私たちは彼女をしのび、お別れをするために集まりました。 - My family will say goodbye to my grandfather tomorrow.
私の家族は明日、祖父にお別れをします。
a ceremony for someone who died は直接的で説明的な言い換えです。失礼ではありませんが、通常の名称としては funeral や memorial service の方が自然です。
場面別の短い例文
参列予定を伝える
- We’re attending a funeral on Friday.
私たちは金曜日に葬儀へ参列します。 - I’ll be out of town for a memorial service.
追悼式のため町を離れます。
葬儀について尋ねる
- When is the funeral service?
葬儀の式はいつですか。 - Is the service open to everyone?
その式は誰でも参列できますか。
参列できないことを伝える
- I’m sorry I can’t attend the funeral.
葬儀に参列できず申し訳ありません。 - Please know that I’m thinking of your family.
ご家族のことを思っていることを、どうかお伝えください。
「亡くなる」の丁寧な英語は「pass awayの意味は?dieとの違いと丁寧な使い方」、悲しみや哀悼を表す動詞は「「哀悼する」は英語で?mourn・grieve・offer condolencesの違い」も参考になります。
FAQ
Q. funeralに冠詞は必要ですか?
A. 数えられる名詞なので、通常は a funeral または、特定の葬儀なら the funeral とします。所有格を使う my grandfather’s funeral には冠詞を付けません。
Q. 「お通夜に参列する」は英語で?
A. 英語圏の wake や visitation が近い場合がありますが、日本の通夜と完全に同じとは限りません。We attended the wake. または、日本の習慣を説明するなら an evening ceremony held before the funeral と言えます。
Q. funeralとburialの違いは?
A. funeralは葬式・葬儀、burialは遺体や遺骨を埋葬することです。葬儀と埋葬が同じ場所・同じ日に行われるとは限りません。
Q. 「葬儀に顔を出す」をshow my faceと言えますか?
A. show my face は「少しだけ姿を見せる」という軽い響きがあり、葬儀では不適切に聞こえる可能性があります。attend the funeral や pay my respects(敬意を表する・お別れをする)を使いましょう。
まとめ
「葬式・葬儀に参列する」は、英語で attend a funeral と言います。会話では go to a funeral も自然です。
- 葬儀に参列する:attend a funeral
- 葬式へ行く:go to a funeral
- 葬儀の式:funeral service
- 追悼式:memorial service
- 敬意を表する・お別れをする:pay one’s respects
attendの後にtoを置かないこと、宗教・文化・家族によって形式や適切な言葉が異なることを覚えておきましょう。
関連表現をまとめて確認する場合は、葬儀・お悔やみの英語まとめもご覧ください。










