
大きなくちばしと、じっと動かずに立つ姿で人気のハシビロコウ。ハシビロコウは英語でshoebillといいます。shoeは「靴」、billは鳥の「くちばし」です。靴のように大きく幅広いくちばしが、そのまま英語名になっています。
1羽ならa shoebill、複数ならshoebillsです。古い資料や一般向けの説明ではshoebill storkやwhale-headed storkという名前を見ることもありますが、現在の分類ではコウノトリの仲間ではなく、ペリカンに比較的近い鳥とされています。
この記事では、shoebillの発音と複数形、billとbeakの違い、英語名の由来、体や動きの説明、動物園で使える会話、英語名を忘れたときの簡単な言い換えまで紹介します。
Contents
ハシビロコウは英語でshoebill
ハシビロコウ=shoebillです。英語では普通名詞なので、文の途中では小文字で書きます。学名はBalaeniceps rexです。
- a shoebill:1羽のハシビロコウ
- two shoebills:2羽のハシビロコウ
- a shoebill chick:ハシビロコウのひな
- the shoebill’s bill:そのハシビロコウのくちばし
We saw a shoebill at the zoo.
私たちは動物園でハシビロコウを見ました。
Two shoebills were standing near the water.
2羽のハシビロコウが水辺に立っていました。
The shoebill has a huge, shoe-shaped bill.
ハシビロコウには、靴の形をした巨大なくちばしがあります。
しゅみすけ(大山俊輔)
shoebillの発音と複数形
shoebillの発音は/ˈʃuː.bɪl/が目安です。二つの部分に分けて、SHOE-billと最初のshoeを強く発音します。カタカナでは「シュービル」に近い音ですが、shoeの母音は短く切らず、少し伸ばします。
- 単数形:shoebill
- 複数形:shoebills
- 所有格:shoebill’s
shoebillは数えられる可算名詞です。「ハシビロコウという鳥を1羽見た」と言うときは、冠詞を付けてI saw a shoebill.とします。I saw shoebill.とは通常言いません。
Have you ever seen a shoebill?
ハシビロコウを見たことがありますか?
Shoebills live in freshwater wetlands in Africa.
ハシビロコウはアフリカの淡水湿地に生息しています。
shoe+billで「靴のようなくちばし」
英語名shoebillは、shoe-shaped bill、つまり「靴の形をしたくちばし」を表します。日本語名の「ハシビロコウ」は漢字では「嘴広鸛」と書き、「くちばしの広いコウノトリ」という見た目に基づく名前です。英語名と日本語名はどちらも、大きく幅広いくちばしに注目しています。
ここで使われるbillは、鳥のくちばしです。英語ではbeakも「くちばし」を表しますが、使われ方に少し違いがあります。
| 英語 | 意味・使い方 | 例 |
|---|---|---|
| bill | 鳥のくちばし。特に平たいものや幅広いものにもよく使う | a duck’s bill |
| beak | 鳥のくちばしを広く表す。先が尖った印象でも使いやすい | an eagle’s beak |
| shoe-shaped bill | 靴のような形のくちばし | a shoebill’s bill |
| hooked tip | 鉤状に曲がった先端 | the hooked tip of its bill |
shoebillという固有の英語名の中ではbillが使われますが、会話でIt has a huge beak.と言っても意味は十分に通じます。
shoebill storkやwhale-headed storkとの違い
ハシビロコウは、昔からshoebill storkやwhale-headed storkと呼ばれることがあります。storkは「コウノトリ」、whale-headedは「クジラの頭のような」という意味です。しかし、これらは見た目や古い分類に基づく呼び名です。
現在、ハシビロコウはshoebillと呼ぶのが最も簡潔で一般的です。分類上はハシビロコウ科の一種で、コウノトリよりもペリカンに近いと考えられています。
| 呼び名 | 使い方 | 注意点 |
|---|---|---|
| shoebill | 現在の一般的な英語名 | まずこの語を覚えれば十分 |
| shoebill stork | 古い呼び名・一般向けの別名 | 正式なコウノトリの仲間という意味ではない |
| whale-headed stork | 大きな頭とくちばしに注目した旧称 | 現在の日常会話ではshoebillのほうが自然 |
| Balaeniceps rex | 学名 | 学術的な説明で使う |
A shoebill may look like a stork, but it is more closely related to pelicans.
ハシビロコウはコウノトリのように見えるかもしれませんが、ペリカンにより近い仲間です。
ハシビロコウの体の特徴を英語で説明しよう

ハシビロコウの見た目を英語で説明するときは、難しい鳥類用語を並べなくても大丈夫です。次の基本表現が使えます。
- a huge, shoe-shaped bill:靴の形をした巨大なくちばし
- a hooked tip:鉤状に曲がった先端
- gray plumage:灰色の羽毛
- long legs:長い脚
- large feet:大きな足
- a tall waterbird:背の高い水鳥
- a prehistoric appearance:先史時代を思わせる外見
- an intense stare:鋭く強い視線
It is a tall gray bird with a massive bill.
それは巨大なくちばしを持つ、背の高い灰色の鳥です。
The hooked tip helps the bird grip its prey.
曲がった先端は獲物をつかむのに役立ちます。
Its large feet help it stand on floating plants.
大きな足は浮いている植物の上に立つのに役立ちます。
It looks almost prehistoric.
まるで先史時代の生き物のように見えます。
「動かない」は英語でどう表す?
ハシビロコウといえば、長い時間じっとしている姿が有名です。この特徴はstand stillやremain motionlessで表せます。
- stand still:じっと立つ、動かずに立つ
- remain motionless:静止したままでいる
- stay perfectly still:完全にじっとしている
- wait patiently:辛抱強く待つ
- strike quickly:素早く襲いかかる
The shoebill stood perfectly still for several minutes.
そのハシビロコウは数分間、まったく動かずに立っていました。
It waits patiently and strikes when prey comes close.
辛抱強く待ち、獲物が近づくと襲いかかります。
It was so still that I thought it was a statue.
あまりに動かなかったので、像だと思いました。
しゅみすけ(大山俊輔)
ハシビロコウの生息地と食べ物を英語で
ハシビロコウは、東アフリカから中央アフリカ東部にかけての広い淡水湿地に生息する大型の水鳥です。英語では生息環境をfreshwater swamps、marshes、papyrus wetlandsなどと表せます。
- freshwater swamp:淡水の沼地
- marsh:湿地、沼沢地
- papyrus wetland:パピルスが生える湿地
- shallow water:浅瀬
- aquatic plants:水生植物
食べ物については、fish、catfish、eels、water snakesなどを食べると説明できます。fishは「魚という食べ物」をまとめて言うときには不可算的に使えます。生きた魚は1匹ならa fish、複数の個体でも通常はfishです。fishesは複数の種類・種を強調するときに使われます。
Shoebills hunt fish in shallow water.
ハシビロコウは浅瀬で魚を捕らえます。
They live in large freshwater swamps with papyrus and reeds.
パピルスやアシが生える広大な淡水湿地に生息しています。
The bird waits for fish to come within reach.
その鳥は魚が届く範囲に来るのを待ちます。
動物園で使える自然な英語例文
Where can we see the shoebill?
ハシビロコウはどこで見られますか?
Why is the shoebill standing so still?
なぜハシビロコウはあんなにじっと立っているのですか?
Look at the size of its bill!
あのくちばしの大きさを見て!
It looks serious, but I think it is adorable.
真剣な顔に見えますが、かわいいと思います。
Is this bird related to storks?
この鳥はコウノトリの仲間ですか?
How long can it stay motionless?
どのくらい長く動かずにいられるのですか?
I have always wanted to see a shoebill in person.
ずっと実物のハシビロコウを見てみたいと思っていました。
英語名が出てこないときの簡単な言い換え|しゅみすけ式
shoebillという単語がすぐに出てこなくても、知っている英語を組み合わせれば伝えられます。大切なのは、正確な名前を思い出すまで黙ることではなく、相手が想像できる特徴を順番に足すことです。
It is a large gray bird with a huge bill.
巨大なくちばしを持つ、大きな灰色の鳥です。
It is an African waterbird that often stands very still.
よくじっと立っている、アフリカの水鳥です。
Its bill looks a little like a shoe.
くちばしが少し靴のように見えます。
You can see it in some zoos in Japan.
日本のいくつかの動物園で見ることができます。
この4文のうち一つか二つを言えば、相手がDo you mean a shoebill?(ハシビロコウのこと?)と助けてくれる可能性があります。
よくある間違い
shoebirdと書かない
正しい綴りはshoebillです。最後はbirdではなくbillです。shoe+billという構造を意識しましょう。
storkだけではハシビロコウにならない
storkは「コウノトリ類」を表す一般語です。ハシビロコウを指すならshoebillを使います。shoebill storkという別名はありますが、現在の分類を説明するときには注意が必要です。
1羽のときに冠詞を忘れない
shoebillは可算名詞なので、1羽ならa shoebillです。母音ではなく子音の音で始まるため、anではありません。
billには「請求書」の意味もある
billには「くちばし」のほか、「請求書」「法案」「紙幣」などの意味があります。shoebillのbillは鳥のくちばしです。文脈によって意味を判断します。
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まとめ
- ハシビロコウは英語でshoebill
- 1羽はa shoebill、複数形はshoebills
- 発音は/ˈʃuː.bɪl/で、最初のshoeを強く読む
- shoe+billで「靴のようなくちばし」という名前
- shoebill storkやwhale-headed storkは古くからある別名
- 現在の分類ではコウノトリよりペリカンに近い
- 英語名を忘れたらa large gray bird with a huge billと説明できる
まずはI saw a shoebill at the zoo.から使ってみましょう。名前が出てこないときも、色・大きさ・くちばし・動きという目立つ特徴を基本英語で伝えれば、会話を続けられます。










