The point is, …の意味は?「要するに・大事なのは」の使い方とThe thing isとの違い

The point is(要するに・大事なのは)の意味と使い方

話が細部へ広がったときに、「でも、大事なのはここです」「要するに……」と核心へ戻す表現が The point is, … です。

単なる要約ではなく、話し手が最も重要だと考える論点・問題点へ聞き手の注意を向ける会話管理の表現です。

The point is, …の意味は「要するに・大事なのは」

The point is, … は、話の核心・主旨・重要な問題を示すときに使います。日本語では文脈に応じて次のように訳せます。

  • 要するに
  • 大事なのは
  • 問題は
  • 私が言いたいのは
  • ポイントは

The point is, we don’t have enough time.
要するに、私たちには十分な時間がありません。

The point is that everyone needs to agree.
大事なのは、全員が同意する必要があるということです。

しゅみすけ(大山俊輔)

The point isは、情報を短くするだけでなく「ここを見てください」と焦点を合わせる表現です。話の中心へスポットライトを当てる感覚です。

pointはなぜ「要点・問題点」になる?

point の基本は「点」です。話の中に多くの情報があっても、その中心となる一点を指し示すところから「要点・主旨・論点」という意味になります。

What’s your point?
何が言いたいのですか。

You’re missing the point.
要点を取り違えています。

このpointを The point is … と提示することで、「核心は〜です」と話を整理できます。

The point isのよく使う形

1.The point is,+文

会話で最もよく使う形です。isの後に一拍置き、伝えたい核心を文で続けます。

The point is, we need to make a decision today.
大事なのは、今日決定しなければならないということです。

2.The point is that+文

that を入れると文の構造が明確になり、少し書き言葉的・説明的になります。会話ではthatを省いてコンマで区切ることも多くあります。

The point is that this solution only works in the short term.
問題は、この解決策が短期的にしか機能しないことです。

3.That’s the point.

語順を変えた That’s the point. は「そこがポイントです」「だからこそです」と、相手の発言や直前の内容を指します。

A: But it won’t be easy.
でも簡単ではないよ。

B: That’s the point. We need a real challenge.
そこが大事なんだ。本当の挑戦が必要なんだよ。

4.My point is, …

My point is は「私が言いたいのは」と、自分の主張であることを明示します。

My point is, we should listen before we judge.
私が言いたいのは、判断する前に話を聞くべきだということです。

The point isとThe thing isの違い

The point is は「核心・論点」を示します。The thing is は「実はね」「問題はね」と、事情や言いにくい説明を持ち出す会話的な表現です。

  • The point is, this plan is too expensive.
    要するに、この計画は費用が高すぎます。
  • The thing is, I can’t come on Friday.
    実は、金曜日は行けないんです。

議論の中心へ戻すならThe point is、断り・言い訳・背景事情へ入るならThe thing isが自然です。

The point is、The thing is、What matters is、To sum upの違い

What matters isとの違い

What matters is … は「重要なのは〜です」と、価値や優先順位に焦点を当てます。The point isより肯定的・励ます文脈にも使いやすい表現です。

What matters is that you tried.
大切なのは、あなたが挑戦したことです。

The point is, you learned something from the experience.
要するに、その経験から何かを学んだということです。

To sum upとの違い

To sum up は、これまでの複数の要点をまとめて結論へ進みます。The point isは、必ずしも説明の最後でなくても使え、重要な一点へ焦点を戻します。

To sum up, sales rose, costs fell, and profits improved.
まとめると、売上は増え、費用は減り、利益は改善しました。

The point is, the strategy worked.
要するに、その戦略はうまくいったのです。

要約表現の詳しい違いは、To sum upの意味と使い方も参考にしてください。

The point isが強く聞こえるとき

相手がまだ説明している途中で The point is … と言うと、「細かい話はどうでもいい」「私の考えが本題だ」と遮る印象になることがあります。

No, the point is, you didn’t follow the instructions.
いや、問題は、あなたが指示に従わなかったことです。

仕事で柔らかく言うなら、次のように前置きを加えます。

  • I understand your concern. The main point is that we need a decision today.
    ご懸念は理解しています。大事なのは、今日決定が必要だという点です。
  • Perhaps the key point is that we need more data.
    おそらく重要なのは、さらにデータが必要だという点です。
  • What I’m trying to say is that we should wait.
    私が言おうとしているのは、待つべきだということです。

しゅみすけ(大山俊輔)

相手の話を受け止めてからThe point isを使うと、強引な軌道修正に聞こえにくくなります。会話では「焦点」と同時に「順番」も大切です。

日常会話・仕事で使える例文

会議

The point is, we can’t delay the launch again.
要するに、発売を再び延期することはできません。

プレゼン

The main point is that small changes can produce big results.
主なポイントは、小さな変化が大きな結果を生むということです。

恋愛・人間関係

The point is, I want us to be honest with each other.
大事なのは、お互いに正直でいたいということです。

家庭

The point is, we all need to help around the house.
大事なのは、家のことをみんなで手伝う必要があるということです。

学習

The point is not to be perfect. It’s to keep communicating.
大事なのは完璧になることではありません。伝え続けることです。

日本人が間違えやすいポイント

pointを「点」とだけ訳さない

会話のpointは、具体的な点ではなく「要点・主旨・問題点」です。文脈によって自然な日本語を選びましょう。

The point is about …にしすぎない

「大事なのは時間です」なら The point is time. より、The point is that we need more time. のように具体的な文を続けるほうが自然です。

My pointとYour pointを混同しない

I see your point. は「あなたの言いたいことは分かります」。My point is … は「私が言いたいのは〜です」です。

相手の意見を受け止める表現は、I see your point, but …の使い方で詳しく解説しています。

簡単な英語での言い換え

  • The important thing is …
    大事なのは〜です。
  • What I mean is …
    私が言いたいのは〜です。
  • The main problem is …
    主な問題は〜です。
  • In simple words, …
    簡単に言うと〜です。
  • We need to focus on …
    私たちは〜に集中する必要があります。

まとめ

The point is, … は「要するに」「大事なのは」「問題は」と、会話の核心へ焦点を合わせる表現です。

  • The point is, …:核心・論点を示す
  • The point is that …:構造が明確な形
  • That’s the point.:そこがポイントです
  • My point is …:私が言いたいのは
  • The thing is …:事情・言いにくい話へ入る
  • To sum up …:複数の要点をまとめる

話が広がったときに、聞き手が持ち帰るべき大切な一点を示すために使ってみましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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