
「切り分ける」は英語で、動作の方法や結果によって表現が変わります。最初の候補はcut into portionsですが、場面によってsliceやcarveのほうが自然です。この記事では、日常生活・料理・仕事で使えるよう、三表現の違い、目的語、前置詞、自動詞・他動詞、簡単な言い換えを例文で整理します。
Contents
「切り分ける」を英語で言うと?先に結論
| 英語 | 使う場面 | 自然な例文 |
|---|---|---|
| cut into portions | 料理や物を人数分・用途別の大きさに切って分ける | Cut the cake into eight portions. (ケーキを8人分に切り分けてください。) |
| slice | 薄い一枚ずつ、または一定の厚さに切る | Slice the bread evenly. (パンを均等な厚さに切り分けてください。) |
| carve | 調理済みの大きな肉を食べやすい部分に切り分ける | He carved the roast at the table. (彼はテーブルでロースト肉を切り分けました。) |
使い分けでは「何を使って動かすか」「どのくらいの時間か」「結果としてどうなるか」を確認します。日本語では同じ動詞でも、英語は動きの細部を別の動詞で表すことが多いためです。
しゅみすけ(大山俊輔)
cut into portionsの意味と使い方
cut into portionsは「料理や物を人数分・用途別の大きさに切って分ける」という場面で使います。日本語の「切り分ける」だけで判断せず、対象の材質、動かし方、力の強さ、動作後の状態まで見るのがポイントです。
Cut the cake into eight portions.
(ケーキを8人分に切り分けてください。)
この例では、動作を受ける物が目的語として動詞の後ろに置かれています。道具や移動先を伝える場合は、その後ろに前置詞句を加えます。手順を説明するときは、短い命令文にしても自然です。
sliceの意味と使い方
sliceは「薄い一枚ずつ、または一定の厚さに切る」という場面で使います。日本語の「切り分ける」だけで判断せず、対象の材質、動かし方、力の強さ、動作後の状態まで見るのがポイントです。
Slice the bread evenly.
(パンを均等な厚さに切り分けてください。)
この例では、動作を受ける物が目的語として動詞の後ろに置かれています。道具や移動先を伝える場合は、その後ろに前置詞句を加えます。手順を説明するときは、短い命令文にしても自然です。
carveの意味と使い方
carveは「調理済みの大きな肉を食べやすい部分に切り分ける」という場面で使います。日本語の「切り分ける」だけで判断せず、対象の材質、動かし方、力の強さ、動作後の状態まで見るのがポイントです。
He carved the roast at the table.
(彼はテーブルでロースト肉を切り分けました。)
この例では、動作を受ける物が目的語として動詞の後ろに置かれています。道具や移動先を伝える場合は、その後ろに前置詞句を加えます。手順を説明するときは、短い命令文にしても自然です。

似た英語表現との違い
divideは切る道具や動作を示さず、全体を複数部分に分けることを表します。chopは包丁でざくざく切る動作で、均等な取り分けより調理工程に焦点があります。
目的語と前置詞の基本形
よく使う目的語はcake、pie、bread、cheese、roastなどです。基本語順は「主語+動詞+目的語」。道具、移動先、材料などを続けるときは、次のまとまりで覚えましょう。
cut A into B、slice A into+厚さ/枚数、carve+肉
前置詞は日本語の助詞と一対一ではありません。intoは外から中への動き、inは中にある状態、withは道具、fromは出発点を示します。動詞だけでなく、短い用例全体を声に出して覚えると語順が安定します。
代名詞を使うときの語順
句動詞が分離できる場合、名詞はshake the water offとshake off the waterの両方が可能でも、代名詞はshake it offのように中央へ置きます。一方、intoやfromが前置詞なら、その後ろにitを置きます。表現ごとに例文で確認してください。
自動詞・他動詞と受け身
「人が何かを切り分ける」なら他動詞の形が中心です。動作を受ける物を主語にすると、受け身が自然になる場合があります。
- She sliced the loaf evenly.
(動作をする側を主語にした文です。) - The cake was divided into ten equal pieces.
(動作を受ける側や結果を主語にした文です。)
日本語は主語を省略しやすいので、英語にする前に「誰・何が動かすのか」「何が動かされるのか」を決めましょう。これだけで目的語の抜けや、不自然な自動詞化を防げます。
日常会話・仕事・手順書での違い
日常会話では目の前の物を短く言う
Could you cut the pie into six portions?
(その場で相手に丁寧に頼む言い方です。)
家族や友人への短い指示なら命令文も使えます。丁寧に頼む場合はCould you …?を付けます。乱暴さや危険を伴う可能性がある動作では、slowly、carefully、gentlyなどを加えましょう。
仕事や手順書では結果まで明示する
作業指示では、動詞だけでなく対象、道具、方向、時間、完成状態を示します。「しっかり」「適切に」だけでは基準が曖昧なので、数値や位置が分かるなら具体的に書きます。報告文では受け身も使い、作業者より結果を前に出せます。
場面別の例文
- ピザを6等分する
Cut the pizza into six equal portions.
(ピザを6等分する場面の自然な言い方です。) - チーズを薄く切る
Slice the cheese thinly.
(チーズを薄く切る場面の自然な言い方です。) - 七面鳥を切り分ける
He carved the turkey for the guests.
(七面鳥を切り分ける場面の自然な言い方です。)
日本人が間違えやすいポイント
日本語の「する」をそのままdoに置き換えたり、「外へ」「中へ」「表面から」といった方向を省いたりすると、意図した動きが伝わりません。また、似た動詞でも力の強さや所要時間が異なります。辞書の最初の訳だけで決めず、目的語との自然な組み合わせを確認してください。
もう一つの注意点は、英語の動詞を必要以上に強くしないことです。強い圧力や乱暴な動きを示す語は、普通の家事や丁寧な接客では不自然になる場合があります。中立的な基本動詞で十分なら、そちらを優先します。
中学英語で伝える「しゅみすけ式」
専門動詞が出てこなくても、動作の目的や結果を基本語で説明できます。完璧な一語を探して沈黙する必要はありません。
- Cut it so everyone gets one piece.
(基本動詞で動きを説明しています。) - Make eight pieces of the same size.
(結果や位置を説明する言い換えです。)
put、take、make、move、turn、goなどを使い、「まずこれを動かす」「するとこの状態になる」と二文に分けても大丈夫です。相手が作業を再現できる説明になっていれば、難しい単語を知らなくても十分伝わります。
しゅみすけ(大山俊輔)
使い分けを定着させる練習
自分の生活にある物へ目的語を入れ替えて、三表現を一文ずつ声に出しましょう。次に、道具・方向・時間のいずれかを足します。最後にCould you …?の依頼文と受け身の報告文を作ると、会話と仕事の両方で使えるようになります。
練習では日本語を先に全文暗記せず、「対象→動き→結果」の順で場面を想像します。英語の語順も同じ流れで組み立てると、前置詞を含むまとまりが定着します。似た動詞を入れ替えたとき、動作の映像がどう変わるかも比べてください。
関連表現
今回の動きに近い語や道具の違いは、こちらの関連記事でも例文つきで確認できます。英語起点の記事とは検索意図を分けつつ、語感を深く知りたいときの補助として活用してください。
よくある質問
一つだけ先に覚えるなら?
まずはcut into portionsを基本候補にしてください。ただし、「薄い一枚ずつ、または一定の厚さに切る」ならslice、「調理済みの大きな肉を食べやすい部分に切り分ける」ならcarveが適切です。
前置詞まで覚える必要がありますか?
はい。単語単体ではなく、cut A into B、slice A into+厚さ/枚数、carve+肉のような短いまとまりで覚えましょう。位置・方向・道具を含む動作では前置詞も意味の一部です。
単語が出てこないときは?
Cut it so everyone gets one piece.のように、基本動詞で方法や結果を説明します。正確な一語が分からなくても、相手が状況を理解できれば会話は成立します。
まとめ
「切り分ける」は、基本のcut into portions、場面に応じたslice、carveを使い分けます。対象、道具、方向、時間、結果を確認し、動詞と前置詞をセットで選びましょう。迷ったときは基本英語で動作を説明すれば、無理に難しい単語を使わなくても自然に伝えられます。










