chop upの意味は?使い方・語順とcut upとの違いを例文解説

chop upの意味・使い方・語順を示すアイキャッチ画像

料理中に「玉ねぎを細かく切って」と言いたいとき、chopだけでよいのか、chop upにするのか迷いませんか。さらに、chop it upchop up itのどちらが正しいかは、日本語話者が特につまずきやすいポイントです。

chop upの意味は「細かく切り分ける」

chop upは、包丁などで食材や物をいくつもの小さな部分に切り分けるという意味です。料理で最もよく使われます。

  • Chop up the onions before you heat the oil.
    油を熱する前に玉ねぎを細かく切ってください。
  • I chopped up some carrots for the soup.
    スープ用ににんじんを細かく切りました。

必ずしも「みじん切り」ほど細かいとは限りません。必要な細かさを伝えるなら、roughly(ざっくり)やfinely(細かく)を足します。

しゅみすけ(大山俊輔)

chop upは「切る動作」だけでなく、ひとまとまりの物を小さな部分にしていく感じです。料理では大きさが重要なので、roughlyやfinelyも一緒に覚えると便利ですよ。

chop+upから意味を理解する

chopは、刃物を上下に動かして切ること。upには「上へ」だけでなく、動作を最後まで進める「完了」の感覚があります。そのため、chop upは「切る作業を進めて、小さな部分にし終える」と理解できます。

chop upの分離可能な語順とchop it upの代名詞ルール

語順:chop upは分離できる句動詞

chop upは他動詞として使い、切る対象を目的語に取ります。名詞なら次の2通りが可能です。

  • chop up+名詞Chop up the garlic.
  • chop+名詞+upChop the garlic up.

どちらも「にんにくを細かく切って」という意味です。ただし目的語がit / themなどの代名詞なら、必ず間に置きます。

  • Chop it up.
  • × Chop up it.
  • Chop them up finely.

しゅみすけ(大山俊輔)

代名詞は短く軽い情報なので、chopとupの間に入れます。「それを細かく切って」はChop it up.とひとかたまりで覚えましょう。

よく使う形と自然な例文

chop up+食材

  • Could you chop up the vegetables while I make the sauce?
    私がソースを作る間に、野菜を細かく切ってくれる?
  • She chopped the chicken up into bite-sized pieces.
    彼女は鶏肉を一口大に切り分けました。
  • Chop up a handful of fresh herbs and add them at the end.
    生のハーブをひとつかみ刻み、最後に加えてください。

roughly / finely+chop up

  • Roughly chop up the tomatoes.
    トマトをざく切りにしてください。
  • Finely chop up the parsley.
    パセリを細かく刻んでください。

料理以外で使う場合

紙、木材、映像や文章などを小さな部分に分ける場面でも使えます。

  • He chopped up the old boxes before recycling them.
    彼はリサイクルする前に古い箱を細かく切りました。
  • The editor chopped the interview up into short clips.
    編集者はインタビューを短い動画に分割しました。

chop up・chop・cut up・minceの違い

表現 中心的な意味 ニュアンス
chop 包丁などで切る 上下に力を入れて切る動作
chop up 細かく切り分ける 全体を複数の小さな部分にする
cut up 切って複数の部分にする 切り方を限定しない。人をひどく悲しませる意味もある
mince 非常に細かく刻む みじん切り・ひき肉状の細かさ

chop upは料理らしい「トントン切る」感覚が強く、cut upはより一般的です。詳しくはcut upの意味・語順とchopとの違い、料理動詞全体はcut・chop・slice・diceの違いも参考にしてください。

日本人が間違えやすいポイント

  • chop up itとは言わず、chop it upにする。
  • chop upだけでは細かさが曖昧なため、必要ならroughly / finely / into small piecesを加える。
  • 「薄切り」はslice、「さいの目切り」はdiceが自然で、何でもchop upにしない。

この句動詞が出てこなかったら?簡単な英語で言い換える

chop upが出てこなければ、難しい一語に置き換える必要はありません。

  • Cut it into small pieces.
    それを小さく切って。
  • Make the pieces smaller.
    もっと小さくして。
  • Cut the onion into many small pieces.
    玉ねぎをたくさんの小さな部分に切って。

料理では、完成形をsmall piecesと直接説明すれば十分伝わります。

関連する句動詞

upが「完了・すっかり」の感覚を加える例は、upを使った句動詞一覧で整理しています。家事・料理の表現をまとめて確認するなら、家事・暮らしで使う句動詞30選も役立ちます。

まとめ

chop upは「包丁などで細かく切り分ける」という分離可能な句動詞です。名詞はchop up the onion / chop the onion upの両方が可能ですが、代名詞は必ずchop it upと間に置きます。細かさを明確にしたいときはroughly / finely / into small piecesを加えましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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