「納期を回答する」は英語で?provide・confirm・advise a delivery dateの違い

納期を回答するの英語表現と使い分け

仕事で「納期を回答する」と伝えたいとき、日本語へ英単語を一つ当てはめるだけでは、作業段階や意図がずれることがあります。この記事では実務で自然な表現を場面別に整理し、目的語・前置詞・語順、フォーマル度、使いやすい例文まで解説します。

「納期を回答する」の英語は?先に結論

問い合わせに納期情報を回答するなら provide a delivery date、確定した日付を回答するなら confirm the delivery date、相手へ正式に通知するなら advise someone of the delivery date が自然です。

英語表現 中心の意味 向いている場面
provide a delivery date 納期を提示する 求められた日付情報を渡す。provide 人 with a delivery date の形も使える。
confirm the delivery date 確定納期を回答する 日付が決定・確認済みであることに焦点。confirm that … の節も便利。
advise someone of the date 納期を正式に知らせる 硬いビジネス表現。advise 人 of 事柄、または advise 人 that …。

どれか一つだけが常に正解なのではありません。「送る行為」「情報を提示すること」「正式な手続き」のように、日本語の中身を一段具体化して選ぶと自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

納期が未確定なら無理に confirm を使わず estimated や we think を使いましょう。確約か見込みかを分けることが重要です。

3つの表現の違いと使い方

納期を回答するを表す主要な英語表現の比較

provide a delivery date

納期を提示するという意味です。求められた日付情報を渡す。provide 人 with a delivery date の形も使える。

完了報告では過去形または現在完了、依頼では Please / Could you …?、予定では will / be going to を使います。対象・期限・現在の状態を続けると、相手が次の行動を判断できます。

confirm the delivery date

確定納期を回答するという意味です。日付が決定・確認済みであることに焦点。confirm that … の節も便利。

完了報告では過去形または現在完了、依頼では Please / Could you …?、予定では will / be going to を使います。対象・期限・現在の状態を続けると、相手が次の行動を判断できます。

advise someone of the date

納期を正式に知らせるという意味です。硬いビジネス表現。advise 人 of 事柄、または advise 人 that …。

完了報告では過去形または現在完了、依頼では Please / Could you …?、予定では will / be going to を使います。対象・期限・現在の状態を続けると、相手が次の行動を判断できます。

仕事でそのまま使える例文

  • We can provide a delivery date by tomorrow.
    明日までに納期を回答できます。
  • Please provide us with an estimated delivery date.
    納品予定日をご提示ください。
  • I can confirm the delivery date as September 20.
    納期は9月20日と確定回答できます。
  • We’ll confirm the date after checking production.
    生産状況を確認後、日付を回答します。
  • We will advise you of the delivery date shortly.
    追って納期をお知らせします。
  • Please be advised that delivery is scheduled for Friday.
    納品は金曜日の予定ですのでお知らせします。
  • The date is still being reviewed.
    日付はまだ確認中です。
  • The earliest available date is next Wednesday.
    最短可能日は次の水曜日です。
  • This is an estimate, not a guaranteed date.
    これは見込みであり確約日ではありません。
  • I’ll update you if the schedule changes.
    予定が変わればお知らせします。

短い社内チャットでは結論を先に置き、必要なら理由と次の対応を加えます。社外メールでは、相手が判断できるよう対象・期限・影響を具体的にします。完了したことだけでなく、確認してほしい場所や次の担当者も示すと実務的です。

語順・目的語・前置詞のポイント

日本語では目的語を省略できますが、英語では「誰が」「何を」「どうした」を明示するのが基本です。the document、the schedule、the invoice、the department など具体的な語を置きます。動詞が必要とする前置詞まで一つのかたまりで覚えましょう。

すでに終わった報告は過去形、結果が現在も重要なら現在完了、進行中なら be + -ing を使います。依頼には Please …、柔らかい依頼には Could you …?、予定には I’ll … が使えます。受け身は対象の状態を主役にできますが、責任者を明確にするなら能動態が簡潔です。

日常会話と仕事、フォーマル度の違い

社内会話では基本動詞を使った短い表現が自然です。正式な報告では、工程や判断の意味が限定された語を選びます。ただし、難しい語ほど丁寧になるわけではありません。Please、Could you、理由や期限の説明を組み合わせるほうが自然な配慮になります。

相手が次に動ける情報を添える

仕事の英語では、英文が正しいだけでなく受け手が次の行動を判断できることが重要です。完了報告なら成果物の場所、変更なら新しい日時、確認中なら回答予定を添えます。状況が変わる可能性がある場合は I’ll keep you updated. と次の連絡も約束しましょう。

日本人が間違えやすいポイント

answer the delivery date は日本語の「回答する」に引かれた不自然な組み合わせです。answer the question about the delivery date なら可能です。advise the delivery date だけより advise you of the delivery date が自然。未確定の見込みは estimated、確約済みは confirmed と分けます。

辞書の最初の訳だけでなく、目的語との自然な組み合わせ、自動詞・他動詞、前置詞の有無を確認してください。行為・状態・結果のどこに焦点を置くかによって、自然な表現は変わります。

しゅみすけ式:難しい単語が出ないときの言い換え

専門語を思い出せないときは、基本動詞で「今どうなっているか」「なぜか」「次にどうするか」を説明します。一文へ詰め込まず、二つか三つの短い文に分けると正確さを保ちながら会話を続けられます。

  • We think it will arrive on Friday.
    金曜日に届く見込みです。
  • I will check the date and tell you tomorrow.
    日付を確認して明日お伝えします。
  • Friday is the earliest day we can deliver.
    最短で金曜日に納品できます。

make、get、put、do、go、come、have、be のような基本語でも要点は伝わります。日時・対象・相手を具体的にすれば、抽象的な専門語より分かりやすい場合もあります。

しゅみすけ(大山俊輔)

専門語が出てこないときは、事実を一文、理由を一文、次の行動を一文に分けましょう。知っている英語だけでも、必要な情報を順番に届けられます。

関連表現も一緒に覚えよう

納品予定日 expected delivery date、最短納期 earliest delivery date、確約する commit to、予定が変わる the schedule changes、追って知らせる update you が関連語です。

関連語は単独で暗記せず、「依頼する→作業する→状態を報告する→相手が確認する」という仕事の流れに置くと使いやすくなります。自分の業務の文書名や部署名に置き換えて練習しましょう。

短いやり取りに組み込む方法

実際の会話では、最初に要点を述べ、次に相手へ求める行動を続けます。たとえば I’ve taken care of it. Could you check it when you have time? のように、完了報告と確認依頼を分けます。まだ終わっていない場合は I’m working on it now. I’ll update you by three. と、現在の状態と次の報告時刻を示します。こうした二文構成なら、専門語を使いすぎず、責任範囲と期限を明確にできます。

まとめ

問い合わせに納期情報を回答するなら provide a delivery date、確定した日付を回答するなら confirm the delivery date、相手へ正式に通知するなら advise someone of the delivery date が自然です。 まず中心表現を一つ使えるようにし、必要なときだけ別表現を加えます。最後に目的語、前置詞、時制を確認すれば、直訳調を避けた自然な仕事英語になります。

関連表現は、ビジネス英語のコロケーション一覧英語メールの書き方・フレーズガイドでも確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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