「進捗の遅れを報告する」は英語で?report a delay・fall behind・run lateの違い

進捗の遅れを報告するの英語表現と使い分け

仕事で「進捗の遅れを報告する」と伝える場面では、日本語に対応する単語を1つ選ぶだけでは、作業の状態や責任の範囲が正確に伝わらないことがあります。この記事では、実務で自然な表現を場面別に整理し、目的語・前置詞・語順、フォーマル度、すぐ使える例文まで解説します。

「進捗の遅れを報告する」の英語は?先に結論

遅れを正式に報告するなら report a delay、計画より遅れている状態なら fall behind schedule、作業や予定が時間どおり終わらないなら run late が自然です。

英語表現 中心の意味 向いている場面
report a delay 遅延を報告する 客観的な報告。delay in the project / delay of two days のように対象・長さを補う。
fall behind schedule 予定より遅れる 進捗が計画線より後ろにある状態。be falling behind と進行中も表せる。
run late 予定より遅くなる 会議・作業・納品などが押している会話的表現。原因や新しい予定を続ける。

英語を選ぶときは、行動そのもの、現在の状態、正式な手続きのどれを中心に伝えたいかを決めます。同じ日本語でも、チャットの一言と顧客への正式報告では自然な表現が変わります。

しゅみすけ(大山俊輔)

難しい報告語より、「何日遅れるか」「何が影響を受けるか」「いつ終わるか」の3点を短い文で示すほうが信頼につながります。

3つの表現の違いと使い方

進捗の遅れを報告するを表す主要な英語表現の比較

report a delay

遅延を報告するという意味です。客観的な報告。delay in the project / delay of two days のように対象・長さを補う。

完了報告なら過去形・現在完了、予定なら will、必要性なら need to を組み合わせます。対象、理由、期限を続けると、仕事の連絡として情報不足になりません。

fall behind schedule

予定より遅れるという意味です。進捗が計画線より後ろにある状態。be falling behind と進行中も表せる。

完了報告なら過去形・現在完了、予定なら will、必要性なら need to を組み合わせます。対象、理由、期限を続けると、仕事の連絡として情報不足になりません。

run late

予定より遅くなるという意味です。会議・作業・納品などが押している会話的表現。原因や新しい予定を続ける。

完了報告なら過去形・現在完了、予定なら will、必要性なら need to を組み合わせます。対象、理由、期限を続けると、仕事の連絡として情報不足になりません。

仕事でそのまま使える例文

  • I need to report a two-day delay in the project.
    プロジェクトが2日遅れることをご報告します。
  • We reported the delay to the client this morning.
    今朝、顧客に遅延を報告しました。
  • We’ve fallen behind schedule because of the outage.
    障害のため予定より進捗が遅れています。
  • The testing phase is falling behind.
    テスト工程が遅れ始めています。
  • The review is running late.
    レビューが予定より遅れています。
  • Today’s delivery may run a few hours late.
    本日の納品は数時間遅れる可能性があります。
  • The new expected completion date is September 12.
    新しい完了予定日は9月12日です。
  • We are taking steps to recover the schedule.
    予定を取り戻すため対策を進めています。
  • I should have informed you sooner.
    もっと早くお知らせすべきでした。
  • The delay affects only the final report.
    遅れの影響は最終レポートだけです。

短いチャットなら結論を先に置き、必要に応じて理由や次の行動を加えます。社外メールでは、相手が判断できるよう対象・期限・影響を具体的にしましょう。I did … だけで終えず、現在の状態を続けると実務的です。

語順・目的語・前置詞のポイント

日本語では目的語を省略できますが、英語では「誰が」「何を」「どうした」を明示するのが基本です。the task、the request、the document、the meeting など具体的な目的語を置きます。表現ごとの前置詞は単語単体でなく、かたまりとして覚えましょう。

完了した事実なら過去形、結果が現在も重要なら現在完了、進行中なら be + -ing を使います。依頼は Please …、柔らかい依頼は Could you …?、予定は I’ll … が基本です。受け身は対象の状態を主役にできますが、担当を明らかにしたい報告では能動態が明瞭です。

日常会話と仕事、フォーマル度の違い

社内会話では基本動詞を使った短い表現が自然です。正式な報告では、作業段階や判断の意味が限定された語を選びます。ただし、難しい単語ほど丁寧になるわけではありません。Please、Could you、理由の説明を組み合わせるほうが自然な配慮になります。

未確定の情報は It appears that …、We’re still checking …、may / might を使い、確定済みなら We confirmed … と述べます。問題の報告では、原因だけでなく影響範囲と次の行動を添えると、相手が判断しやすくなります。

相手が次に動ける情報を添える

仕事の英語では、表現が文法的に正しいだけでなく、受け手が次の行動を判断できることが重要です。完了報告なら確認してほしい場所、遅れや保留なら新しい見込み、依頼なら希望期限を添えます。状況が変わる可能性がある場合は I’ll keep you updated.(引き続き状況を共有します)のように、次の連絡も約束すると安心感が生まれます。

日本人が間違えやすいポイント

progress is delayed も可能ですが、誰がどの程度遅れているかが曖昧になりがちです。delay of two days は遅れの長さ、delay until Friday は新しい時点です。late from the schedule とはせず behind schedule。遅れを隠すような just a little late は避け、影響と新しい期限を明示します。

日本語の見た目に近い英単語を選ぶのではなく、自然に結びつく目的語と前置詞を確認してください。自動詞か他動詞かによって前置詞の有無も変わります。辞書の訳が同じでも、行為・状態・結果のどこに焦点があるかが違います。

しゅみすけ式:難しい単語が出ないときの言い換え

専門的な表現を思い出せないときは、基本動詞で「今どうなっているか」「なぜか」「次にどうするか」を説明します。1文に詰め込まず、二つか三つの短い文に分けると、正確さを保ちながら会話を止めずに済みます。

  • We are two days late.
    2日遅れています。
  • We cannot finish by Friday. We will finish on Monday.
    金曜日までに終えられません。月曜日に完了します。
  • This part took longer than we expected.
    この部分に予想以上の時間がかかりました。

make、get、put、do、go、come、have のような基本動詞と be 動詞でも、仕事の要点は十分伝えられます。時刻・日付・対象を具体化すれば、抽象的な専門語より分かりやすいこともあります。

しゅみすけ(大山俊輔)

専門語が出てこないときは、事実を一文、理由を一文、次の行動を一文に分けましょう。知っている英語だけでも、相手が必要とする情報を順番に届けられます。

関連表現も一緒に覚えよう

遅延 delay、予定より遅れて behind schedule、遅れを取り戻す catch up / recover the schedule、見込み expected、影響 affect が関連表現です。

関連語は単独で暗記するより、「依頼する→作業する→状態を報告する→相手が確認する」という仕事の流れに置くと使いやすくなります。自分の業務で扱う文書名や担当部署名へ置き換えて練習しましょう。

まとめ

遅れを正式に報告するなら report a delay、計画より遅れている状態なら fall behind schedule、作業や予定が時間どおり終わらないなら run late が自然です。 まず中心表現を一つ使えるようにし、場面を細かく言い分けたいときに別表現を加えます。最後に目的語、前置詞、時制を確認すれば、直訳調を避けた自然な仕事英語になります。

仕事の表現をさらに増やしたい方は、ビジネス英語のコロケーション一覧と、英語メールの書き方・フレーズガイドも確認してください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

オフィスで使える軽いビジネス英会話の一覧