
「ミスをして責められた」「みんなの前で責められた」「やっていないことで責められた」。日本語では同じ「責められる」でも、英語は何を理由に、どのように責められたかで表現が変わります。失敗の責任を負わされるなら be blamed、言動を批判されるなら be criticized、不正や悪事をしたと言われるなら be accused、強く叱られるなら be told off が基本です。
しゅみすけ(大山俊輔)
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先に結論:「責められる」の基本はbe blamed
blame A for B は「BについてAを責める・Aのせいにする」です。受け身では A is blamed for B となり、責められる人の後ろに for + 原因 を置きます。
- I was blamed for the mistake.
そのミスについて私が責められました。 - She was blamed for the delay.
遅延について彼女が責められました。 - Don’t blame me for everything.
何でも私のせいにしないで。 - Why am I being blamed?
どうして私が責められているの?
責任の所在を強く言わず「上司に怒られた」程度なら My boss was angry with me. のほうが自然な場合もあります。
blamed・criticized・accused・told offの違い
| 表現 | 中心の意味 | 基本の形 |
|---|---|---|
| be blamed | 失敗・問題の責任を負わされる | be blamed for + 原因 |
| be criticized | 言動・判断を批判される | be criticized for + 言動 |
| be accused | 悪事・不正をしたと言われる | be accused of + 名詞/動名詞 |
| be told off | 相手から強く叱られる | be told off for + 行為 |

言動への評価ならbe criticized
be criticized は、決定・発言・仕事ぶりなどの問題点を指摘される「批判される」です。責任を押しつける blame と違い、何が良くなかったかを評価することが中心です。
- He was criticized for his decision.
彼はその決定について責められました。 - We were criticized for not communicating clearly.
説明不足だったことで私たちは批判されました。
悪いことをしたと言われるならbe accused
be accused of は、嘘・盗み・不正などをしたと非難される表現です。有罪が確定したという意味ではなく、誰かから疑いや非難を向けられた段階でも使います。後ろは of + 名詞/動名詞 です。
- I was accused of lying.
私は嘘をついたと責められました。 - She was accused of taking the money.
彼女はそのお金を取ったと疑われました。 - He accused me of ignoring him.
彼は、私が彼を無視したと責めました。
強く叱られたならbe told off
be told off は口語的な「きつく叱られる」です。特にイギリス英語でよく使われます。責任の判断より、相手から直接きつく注意された場面に合います。一般的には get in trouble や My boss got angry with me. も使いやすい言い方です。
- I got told off for being late.
遅刻してきつく叱られました。 - He got in trouble at work.
彼は職場で怒られました。
「誰に」と「何について」を置く語順
責めた人を示すなら by、理由を示すなら for を使えます。
- I was blamed by my manager for the error.
私はそのエラーについて上司に責められました。 - She was criticized by her coworkers for the comment.
彼女はその発言について同僚から批判されました。
ただし、誰が責めたかが明らかなら by 以下は省くほうが自然です。I got blamed for it. のように get を使うと、会話的で「その状況に巻き込まれた」感じが出ます。
日常・仕事・人間関係の例文
- I don’t want to get blamed for something I didn’t do.
やっていないことで責められたくありません。 - We all made the decision, but only I got blamed.
みんなで決めたのに、私だけが責められました。 - She blamed me for ruining the evening.
彼女は夜を台無しにしたと私を責めました。 - The team was criticized for missing the deadline.
チームは締め切りに遅れたことで批判されました。 - He was accused of cheating on the test.
彼はテストで不正をしたと疑われました。 - I felt like everyone was blaming me.
みんなに責められているように感じました。
短い会話例
A: Why do you look upset?
どうして落ち込んでいるの?
B: I got blamed for the delay, but it wasn’t my fault.
遅延のことで責められたんだけど、私のせいじゃなかったんだ。
A: Did your manager criticize your idea?
上司にアイデアを批判されたの?
B: No. She just asked me to explain it more clearly.
ううん。もっと分かりやすく説明してと言われただけ。
日本人が間違えやすい言い方
I was blamed about the mistake.とは言わない
責められた理由には通常 for を使い、I was blamed for the mistake. とします。
accusedの後ろをforにしない
blamed for に対して、accuse は accused of です。She was accused of lying. と覚えましょう。
「責めないで」をDon’t attack me.にしない
attack は言葉で激しく攻撃する意味もありますが、日常の「私のせいにしないで」には Don’t blame me. が自然です。
この表現を知らなければ、どう言えばいい?
blame が出てこなくても、「相手は私のせいだと言った」と分解すれば伝わります。
- They said it was my fault.
彼らは私のせいだと言いました。 - My boss was angry with me.
上司は私に怒っていました。 - Everyone said I caused the problem.
みんなが、私が問題を起こしたと言いました。 - They thought I did it.
彼らは私がやったと思っていました。
しゅみすけ(大山俊輔)
責め方の強さと、言った人を英語でどう出す?
日本語の「責められた」は、軽く注意された場合から、公の場で強く非難された場合まで幅があります。英語では動詞だけでなく、副詞や前置詞句を加えると強さが伝わります。was gently criticized なら穏やかな指摘、was severely criticized なら厳しい批判、was publicly blamed なら人前で責任を負わされたニュアンスです。
- I was unfairly blamed for the delay.
私は遅れについて不当に責められました。 - She was publicly criticized for her comment.
彼女は発言について公の場で批判されました。 - We were repeatedly blamed for things beyond our control.
私たちは自分たちではどうにもできないことで繰り返し責められました。 - He was gently told that his tone was too strong.
彼は口調が強すぎると穏やかに注意されました。
誰に責められたかを示す by は、相手が重要なときだけ置けば十分です。I was blamed by my boss. は「上司に」が重要な文ですが、誰が責めたか明らかな場面では I was blamed for the mistake. のように by を省くほうが自然です。
「責められた気がする」は受け身で断定しない
相手が実際に責めたのか、自分が責められたように感じただけなのかでも言い方が変わります。後者なら I felt blamed.、It felt like everyone was blaming me. とすると、事実を断定せず自分の受け止め方を表せます。人間関係ではこの言い分けが大切です。
- I felt like I was being blamed for everything.
何もかも私のせいにされているように感じました。 - I’m not blaming you. I just want to understand what happened.
あなたを責めているのではありません。何が起きたか知りたいだけです。 - Her question sounded critical, but she wasn’t accusing me.
彼女の質問は批判的に聞こえましたが、私を責めていたわけではありません。
FAQ
「一方的に責められる」は?
be unfairly blamed や take all the blame が使えます。例:I was unfairly blamed for what happened.(起きたことについて一方的に責められました)。
「自分を責める」は?
blame yourself です。Don’t blame yourself. で「自分を責めないで」と言えます。
「責任を押し付けられる」は?
have the blame put on you より、会話では They blamed me for it. や They tried to make it look like my fault. が自然です。
まとめ
失敗や問題の責任を負わされる「責められる」は be blamed for が基本です。言動への批判なら be criticized、悪事をしたとの非難なら be accused of、直接強く叱られるなら be told off を使います。難しければ They said it was my fault. と分解して伝えましょう。









