
accuse A of Bは、「AをBのことで非難する」「AがBをしたと責める・告発する」という意味です。
Aには責められる人、Bにはその人がしたとされる行為・不正・罪などを置きます。
- She accused him of lying.
彼女は彼が嘘をついたと責めました。 - They accused the employee of theft.
彼らはその従業員を窃盗の疑いで告発しました。 - I was accused of breaking the rule.
私は規則を破ったと責められました。
accuseは強い言葉です。単に「間違いを指摘する」のではなく、相手が悪い行為をしたと主張するニュアンスがあります。また、accuseされたからといって、その人が実際に有罪だと確定したわけではありません。
Contents
accuse A of Bの基本的な意味と語順
基本の形は次のとおりです。
accuse+人+of+行為・罪・問題
| 部分 | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| accuse | 責める・告発する | accused |
| A | 責められる人 | him |
| of B | 何をしたとして責めるか | of lying |
She accused him of lying.
この文では、A=him、B=lyingです。「彼」を「嘘をついたこと」と結びつけて非難しています。
しゅみすけ(大山俊輔)
ofはAと「疑われている行為」を結びつける
accuse A of Bのofは、AとBの内容を結びつけています。日本語では「BのことでAを責める」「AがBをしたと非難する」と訳すため、英語とは語順が逆に感じられることがあります。
英語では先に人を置き、そのあとofで「何の行為について責めるのか」を加えます。
- accuse Maria of cheating
マリアが不正をしたと責める - accuse the company of hiding information
その会社が情報を隠したと非難する - accuse me of being selfish
私が自分勝手だと責める
今回はbe-rize.com側に「前置詞ofのコアイメージ」単独記事はまだ見当たらなかったため、無理な外部リンクはせず、この構文に必要な範囲を本文内で説明しています。
ofの後ろには名詞または動名詞を置く
of+名詞
罪、不正、問題などを名詞で表します。
- He was accused of fraud.
彼は詐欺の疑いで告発されました。 - She accused him of dishonesty.
彼女は彼の不誠実さを責めました。 - The manager was accused of discrimination.
その管理職は差別をしたとして非難されました。
of+動名詞
「〜したこと」と具体的な行為を表す場合は、動詞をing形にします。
- They accused me of taking the money.
彼らは私がお金を取ったと責めました。 - She accused him of ignoring her messages.
彼女は彼が自分のメッセージを無視したと責めました。 - The client accused us of hiding extra fees.
その顧客は、私たちが追加料金を隠していたと非難しました。
× accuse him of lieではなく、○ accuse him of lyingです。前置詞ofの後ろなので、動詞の原形やto不定詞ではなく動名詞を使います。
be accused ofの受動態
実際には、誰かを責める能動態だけでなく、「〜したと責められる」という受動態も非常によく使われます。
A is accused of B
- He was accused of stealing confidential files.
彼は機密ファイルを盗んだとして告発されました。 - She has been accused of copying another designer’s work.
彼女は別のデザイナーの作品をまねたと非難されています。 - We were unfairly accused of causing the delay.
私たちは遅延を引き起こしたと不当に責められました。
be accused ofはニュースや法律関係の記事でもよく見かけます。ただし、これ自体は「告発・非難された」という事実を示すだけで、有罪が確定したことを意味しません。
accuseとblameの違い

accuseとblameはどちらも「責める」と訳せますが、焦点と語順が違います。
| 表現 | 焦点 | 意味 |
|---|---|---|
| accuse A of B | 悪い行為・罪 | AがBをしたと責める |
| blame A for B | 原因・責任 | Bという結果をAの責任にする |
| blame B on A | 悪い結果を先に提示 | BをAのせいにする |
- She accused him of lying.
彼女は彼が嘘をついたと責めました。 - She blamed him for the misunderstanding.
彼女はその誤解を彼のせいにしました。 - She blamed the misunderstanding on him.
彼女はその誤解を彼のせいにしました。
accuseは「その人が何をしたのか」、blameは「悪い結果の責任が誰にあるのか」に注目します。
語彙全体の使い分けは、「非難する」は英語で?condemn・blame・accuseの違いでも解説しています。
accuseとchargeの違い
charge A with Bも「AをBの罪で告発する」と訳せますが、法律上の正式な告発・起訴に使われる表現です。
- The police accused him of theft.
警察は彼に窃盗の疑いをかけました。 - He was charged with theft.
彼は窃盗罪で正式に起訴されました。
accuseは一般の人も使えますが、chargeは警察・検察など法的権限を持つ側による正式な手続きに結びつきます。なお、語順もcharge A with Bであり、ofではありません。
accuseとsuspectの違い
suspect A of Bは「AがBをしたのではないかと疑う」です。語順はaccuseと同じですが、まだ心の中で疑っている段階を表せます。
- I suspected him of reading my email.
私は彼が私のメールを読んだのではないかと疑いました。 - I accused him of reading my email.
私は彼が私のメールを読んだと責めました。
suspectは「可能性を疑う」、accuseは相手に対して悪い行為をしたと主張するため、accuseのほうが一段強い表現です。
accuseとcriticizeの違い
criticize A for Bは、Aの行動・判断・態度を「批判する」です。必ずしも罪や不正を疑うわけではありません。
- They criticized the manager for communicating poorly.
彼らは説明が不十分だったとして管理職を批判しました。 - They accused the manager of hiding the truth.
彼らは管理職が真実を隠したと非難しました。
前者は仕事ぶりへの評価、後者は意図的な不正をしたという主張です。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本人が間違えやすいポイント
accuseの直後に行為を置かない
accuseの直後には、まず責められる人を置きます。
- ○ She accused me of lying.
- × She accused lying me.
accuse A for Bにしない
accuseにはofを使います。forを使うのはblameやcriticizeなどです。
- ○ accuse him of cheating
- × accuse him for cheating
- ○ blame him for the mistake
accuse that節を直接続けない
「彼が嘘をついたと非難した」を英語にするときは、通常accuse+人+of+動名詞にします。
- ○ She accused him of lying.
- 不自然:She accused that he lied.
accuseされたことと有罪を区別する
He was accused of fraud.は「詐欺をしたと告発された」であり、「詐欺をしたことが確定した」ではありません。ニュースや人物について使うときは特に注意が必要です。
日常会話・仕事で使える例文
人間関係
- Why are you accusing me of something I didn’t do?
どうして私がしていないことで責めるの? - He accused me of not trusting him.
彼は、私が彼を信用していないと責めました。 - I’m not accusing you of anything.
私はあなたを何かのことで責めているわけではありません。
仕事
- The customer accused us of overcharging her.
その顧客は、私たちが料金を過大請求したと非難しました。 - Don’t accuse anyone before checking the facts.
事実を確認する前に誰かを責めてはいけません。 - He was accused of sharing private information.
彼は個人情報を共有したとして非難されました。
ニュース・法律
- The official was accused of accepting illegal payments.
その職員は不正な金銭を受け取ったとして告発されました。 - She denied the accusations against her.
彼女は自分に対する告発を否定しました。
「告発する」に関するreport・expose・blow the whistleとの違いは、「告発する」は英語で?accuse・report・exposeの違いも参考になります。
すぐ出てこないときの簡単な言い換え
accuse A of Bが出てこないときは、基本的なsayやthinkを使って意味を直接伝えられます。
- She said I lied.
彼女は私が嘘をついたと言いました。 - They said he took the money.
彼らは彼がお金を取ったと言いました。 - They think I broke the rule.
彼らは私が規則を破ったと思っています。 - He blamed me for the problem.
彼はその問題を私のせいにしました。
accuseは強いニュアンスを持つため、事実を中立的に伝えたいなら、むしろこうした簡単な表現のほうが適切な場合もあります。
まとめ
accuse A of Bは、「AがBという悪い行為をしたと責める・告発する」という意味です。
- Aには責められる人を置く
- Bには行為・罪・問題を置く
- 動作ならof+動名詞
- 受動態はbe accused of
- blameは原因・責任、accuseは行為・罪に焦点を置く
- 正式な法的起訴はcharge A with B
- accuseされたことは有罪の確定を意味しない
英熟語や定型表現を語順・ニュアンスまで体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現のまとめもあわせてご覧ください。









