「禁止」は英語で?No・Do not・prohibitedの違いと注意書き一覧

禁止・注意を表す英語表現と注意書き

「禁止」は英語で、場面に応じて No …Do not …… is prohibited… is not allowed などと表します。

まずは結論

No+名詞/動名詞=短い標識・掲示
Do not+動詞=「〜しないでください」という指示
prohibited=規則・法律で正式に禁止
not allowed=許可されていない
must not=絶対に〜してはいけない

この記事では、「立入禁止」「撮影禁止」「飲食禁止」など、旅行先や施設でよく見る注意書きと、会話で相手に禁止事項を伝える簡単な表現を紹介します。

「禁止」を表す基本の英語

No+名詞・動名詞:標識で使う短い禁止表現

No smokingNo parking のように、Noのあとに名詞または動名詞を置くと、短く分かりやすい禁止表示になります。

No smoking.
禁煙

No parking.
駐車禁止

No photography.
撮影禁止

No entry.
立入禁止

掲示や標識に向いた簡潔な形です。会話で人に直接伝えるときは、Please do not … や … is not allowed のほうが自然な場合があります。

Do not+動詞:〜しないでください

Do not のあとには動詞の原形を置きます。標識や説明書などで、具体的な行動を止める表現です。短縮形の Don’t は会話でよく使います。

Do not enter.
立ち入らないでください。

Do not touch.
触らないでください。

Do not use this elevator in an emergency.
緊急時はこのエレベーターを使用しないでください。

prohibited:正式に禁止されている

prohibit は「禁止する」という動詞で、be prohibited は「禁止されている」という意味です。規則・法律・施設案内などの硬めの表現に向いています。

Smoking is prohibited in this building.
この建物内では喫煙が禁止されています。

Unauthorized entry is strictly prohibited.
無断立ち入りは固く禁じられています。

prohibited from+動名詞 で「〜することを禁じられている」とも表せます。

Visitors are prohibited from taking photographs.
来場者は写真撮影を禁止されています。

not allowed:許可されていない

not allowed は「許可されていない」という自然な会話表現です。prohibitedより柔らかく、日常会話や施設スタッフの案内にもよく合います。

Food and drinks are not allowed here.
ここでは飲食できません。

You’re not allowed to park here.
ここに駐車してはいけません。

must not:絶対に〜してはいけない

must not は強い禁止です。「ルールとして絶対にしてはいけない」という意味になり、短縮形は mustn’t です。

You must not open this door.
このドアは絶対に開けてはいけません。

重要

must not=してはいけない
don’t have to=する必要はない
意味がまったく違います。

No・Do not・prohibited・not allowedの違い

表現 ニュアンス 主な場面
No+名詞 短く直接的 標識・掲示
Do not+動詞 行動への指示 標識・説明書
prohibited 正式で硬い 規則・法律・施設
not allowed 許可されていない 会話・案内
must not 強い禁止 重要な規則・警告
Please refrain from 控えてください 丁寧な館内案内

「注意」は英語でどう表す?

日本語の「注意」は、すべて caution と訳すわけではありません。危険を知らせる表示、相手への呼びかけ、取り扱い上の注意で表現が変わります。

Caution:危険への注意

Caution は、危険や事故の可能性があることを知らせる表示です。

  • Caution: Wet floor. — 足元注意/床が濡れています
  • Caution: Hot surface. — 高温注意
  • Caution: Watch your step. — 段差・足元注意

Warning:重大な危険への警告

Warning は、Cautionより重大な危険を警告するときに使われます。ただし、実際の製品表示や安全表示では業界・国の基準に従う必要があります。

  • Warning: High voltage. — 高電圧注意
  • Warning: Risk of electric shock. — 感電注意
  • Warning: Keep away from fire. — 火気厳禁

Be careful・Watch out:会話で「気をつけて」

Be careful.
気をつけて。

Watch out!
危ない!/気をつけて!

Watch your step.
足元に気をつけて。

Be careful with the glass.
そのグラスの扱いに気をつけて。

Be careful. は広い意味の注意、Watch out! は差し迫った危険への呼びかけです。

施設や旅行先で見かける英語の禁止表示

場所・施設で使う「禁止」の英語一覧

立入禁止・進入禁止

  • No entry. — 立入禁止/進入禁止
  • Do not enter. — 入らないでください
  • Keep out. — 立入禁止
  • Authorized personnel only. — 関係者以外立入禁止
  • Staff only. — スタッフ以外立入禁止
  • Residents only. — 居住者専用/居住者以外立入禁止

No entry は人や車両の進入を禁じる表示です。道路標識では Do not enter が使われる地域もあります。

撮影・録音禁止

  • No photography. — 写真撮影禁止
  • No photos or videos. — 写真・動画撮影禁止
  • No recording. — 録音・録画禁止
  • Photography is prohibited. — 写真撮影は禁止されています
  • Please do not take pictures. — 写真を撮らないでください

飲食・喫煙禁止

  • No food or drinks. — 飲食禁止
  • No outside food or drinks. — 飲食物の持ち込み禁止
  • No smoking. — 禁煙
  • Eating and drinking are not allowed. — 飲食はできません

使用禁止・接触禁止

  • Do not use. — 使用禁止
  • Out of service. — 故障中/使用できません
  • Do not touch. — 触らないでください
  • Keep hands off. — 手を触れないでください
  • Do not remove. — 持ち出し・取り外し禁止

Out of service は規則による禁止ではなく、故障や点検などで利用できない状態を示します。

駐車・交通に関する禁止

  • No parking. — 駐車禁止
  • No stopping. — 停車禁止
  • No U-turn. — Uターン禁止
  • No bicycles. — 自転車進入・駐輪禁止
  • Do not block the entrance. — 入口をふさがないでください

そのほかの禁止表示

  • No pets. — ペット禁止
  • No littering. — ポイ捨て禁止
  • No shoes. — 土足禁止
  • No swimming. — 遊泳禁止
  • No fishing. — 釣り禁止
  • No running. — 走らないでください
  • No open flames. — 火気厳禁
  • Do not lean on the door. — ドアにもたれないでください

丁寧に「〜はご遠慮ください」と伝える

日本語の「ご遠慮ください」に近い丁寧な案内には、Please refrain from+動名詞 が使えます。

Please refrain from using your phone.
携帯電話の使用はご遠慮ください。

Please refrain from eating or drinking in this area.
この場所での飲食はご遠慮ください。

ただし、英語では Please do not … のほうが簡潔で自然な場合も多くあります。

Please do not touch the exhibits.
展示品には触れないでください。

Please do not take photos.
写真撮影はご遠慮ください。

初心者でも言える簡単な英語

難しい prohibited を思い出せなくても、次の形で十分伝わります。

簡単な言い換え

You can’t park here.
ここには駐車できません。

Please don’t touch it.
触らないでください。

Photos are not allowed.
写真撮影は禁止です。

This area is for staff only.
ここはスタッフ専用です。

Be careful. The floor is wet.
気をつけて。床が濡れています。

初心者は、まず Please don’t+動詞… is not allowed の2つを覚えると便利です。

会話で禁止事項を伝える例文

A: Can I take a picture here?
ここで写真を撮ってもいいですか?

B: I’m sorry, but photography is not allowed.
申し訳ありませんが、写真撮影は禁止されています。

A: Can we bring our own drinks?
飲み物を持ち込んでもいいですか?

B: Outside food and drinks are not allowed.
外からの飲食物の持ち込みは禁止されています。

A: Is this door open to visitors?
このドアは来場者も入れますか?

B: No, it’s for staff only.
いいえ、スタッフ専用です。

「禁止」と似ている英語の違い

ban

ban は、政府・組織などが制度として禁止することです。動詞と名詞の両方で使えます。

The city banned smoking in public parks.
その市は公共の公園での喫煙を禁止しました。

There is a ban on single-use plastics.
使い捨てプラスチックは禁止されています。

forbid

forbid は、人や規則がある行為を禁じる動詞です。forbid+人+to do または forbid+動名詞 の形を取ります。

The rules forbid visitors to enter this area.
規則により来場者はこの区域へ入れません。

restricted

restricted は、完全禁止ではなく「制限されている」「限られた人だけ利用できる」という意味です。

Access to this area is restricted.
この区域への立ち入りは制限されています。

よくある質問

「禁止です」は英語で?

会話なら It’s not allowed. が簡単です。規則として正式に伝えるなら It’s prohibited. を使えます。

「立ち入り禁止」は英語で?

短い標識なら No entry.、強い警告なら Keep out.、関係者限定なら Authorized personnel only. が使われます。

「撮影禁止」は英語で?

No photography. または Photography is not allowed. が自然です。動画も含めるなら No photos or videos. と明示します。

「無断転載禁止」は英語で?

Unauthorized reproduction is prohibited.Do not reproduce without permission. と表せます。著作権表示として使う場合は、対象や許可条件に合った文言を専門家に確認してください。

「ネタバレ禁止」は英語で?

No spoilers!Don’t spoil it for me! と言えます。詳しい使い方は、「ネタバレ」「ネタバレしないで」の英語表現で解説しています。

まとめ

英語の禁止表示は、短い標識なら No+名詞・動名詞、具体的な指示なら Do not+動詞、正式な規則なら prohibited、会話で柔らかく伝えるなら not allowed が基本です。

禁止と注意を表す英語のまとめ

まず覚える2つ

Please don’t touch it.
触らないでください。

It’s not allowed here.
ここでは禁止されています。

観光施設の注意表示に加えて、チケット購入・館内設備・写真撮影の会話も確認するなら、観光・チケットで使う英語をご覧ください。

“話せないまま”で終わらないための小さなコツ、知っていますか?


無料3講座で、
① 英語OS
② 骨格とコア単語
③聞ける人・話せる人の頭の中を公開しています。

b わたしの英会話が運営する恋と仕事に効く英語執筆チームです。スクールで勤務するカウンセラー、外国人講師、そして、その他スタッフがお客様サポートを通じて「あ、このフレーズ使える!」「これって英語でなんていうんだろう?」と疑問に思ったことを記事を通じて解説しています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

恋と仕事に効く英語:News Letterの一覧