
家族や身近な人が亡くなり、仕事や学校を休む「忌引き」は、英語では主に bereavement leave と言います。ただし、国や会社によっては compassionate leave が使われ、制度名を知らない相手には take time off と説明する方が確実です。
この記事では、忌引きを申し出るときの丁寧な言い方、bereavement leaveとcompassionate leaveの違い、休む期間を伝える自然な語順を、短い例文で解説します。
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「忌引き」は英語でbereavement leave
bereavement は「身近な人を亡くしたこと・死別」、leave はここでは「休暇」です。合わせた bereavement leave は、死別を理由に仕事を休む制度や休暇を表します。
- I need to take bereavement leave.
忌引きを取る必要があります。 - I’m on bereavement leave this week.
今週は忌引き休暇中です。 - We offer three days of bereavement leave.
当社では3日間の忌引き休暇を設けています。
take bereavement leave(忌引きを取る)、be on bereavement leave(忌引き中である)が自然な組み合わせです。「休暇を取る」のtakeを忘れずに使いましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
bereavement leaveとcompassionate leaveの違い
bereavement leave は、身近な人の死に伴う休暇に意味が絞られます。米国英語をはじめ幅広く使われます。
compassionate leave は英国などでよく見られ、死別だけでなく、重病の家族の世話や緊急の家庭事情を含むことがあります。ただし、会社の規定によって意味と対象範囲は異なります。
- I’d like to request bereavement leave.
忌引き休暇を申請したいです。 - Can I take compassionate leave to care for my father?
父の世話をするため、慶弔・家族事情による休暇を取れますか。
日本の「慶弔休暇」は結婚などの祝い事も含むため、常にcompassionate leaveと一致するわけではありません。死別ならbereavement leave、より広い家族事情なら会社の規定を確認したうえでcompassionate leaveを使います。

会社へ忌引きを伝える丁寧な英語
まず事情を短く伝え、次に休む期間、最後に引き継ぎや連絡方法を添えると自然です。詳しい死因まで説明する必要はありません。
- My grandmother passed away, so I need to take bereavement leave.
祖母が亡くなったため、忌引きを取る必要があります。 - I’ll need to take three days off to attend the funeral.
葬儀に出るため、3日間休む必要があります。 - I’m sorry for the short notice. I need to take today off due to a family bereavement.
急なご連絡で申し訳ありません。家族の不幸のため、本日休む必要があります。 - I expect to return to work on Monday.
月曜日に仕事へ戻る予定です。 - I’ll hand over my urgent tasks before I leave.
休みに入る前に、急ぎの仕事を引き継ぎます。
family bereavement は「家族との死別」「身内の不幸」を控えめに表す言い方です。family emergency は便利ですが、死別に限らず幅広い緊急事態を指します。
学校や予定を休むときの言い方
学校には制度名を使わず、理由と欠席日を簡潔に伝えても自然です。
- I’ll be absent from school because of a death in my family.
身内に不幸があったため、学校を欠席します。 - We need to cancel our trip because of a family bereavement.
身内に不幸があったため、旅行をキャンセルする必要があります。 - I won’t be able to attend the meeting tomorrow.
明日の会議には出席できません。
葬儀に出席することを明確にしたい場合は attend a funeral を使います。詳しくは「葬式・葬儀に参列する」の英語も参考にしてください。
避けたい直訳と日本人が迷いやすい点
holidayは使わない
holiday は祝日や旅行の休暇を連想させます。忌引きにはleaveまたはtime offを使います。
bereavementだけで「休暇」にはならない
bereavement は死別そのものです。休暇を指すなら bereavement leave とします。
亡くなった人を主語にしてwas deadと言わない
訃報を伝えるなら passed away が丁寧です。dieとの違いはpass awayの意味と使い方で解説しています。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
bereavementという単語が出てこなくても、中学英語で十分に伝えられます。
- Someone in my family died. I need to take a few days off.
家族が亡くなりました。数日休む必要があります。 - My father passed away. I can’t come to work today.
父が亡くなりました。今日は出勤できません。 - I need time off for a family funeral.
家族の葬儀のために休みが必要です。
died は直接的で、passed away はやわらかく丁寧です。自分の事情を明確に伝えるだけならdiedでも通じますが、仕事の連絡ではpassed awayの方が穏やかです。
しゅみすけ(大山俊輔)
忌引きに関するFAQ
Q. 忌引きを「有給休暇」と言いたい場合は?
会社の制度として有給なら paid bereavement leave、無給なら unpaid bereavement leave と言えます。実際の扱いは会社や地域の規定によるため、Is bereavement leave paid?(忌引き休暇は有給ですか)と確認しましょう。
Q. 忌引きを申請するは英語で?
request bereavement leave または apply for bereavement leave です。口頭なら I’d like to request bereavement leave. が丁寧で使いやすい表現です。
Q. 「身内に不幸がありました」は英語で?
There has been a death in my family. または I’ve had a bereavement in my family. と言えます。後者はやや改まった響きです。
Q. 何日休めるか尋ねるには?
How many days of bereavement leave can I take?(忌引き休暇は何日取れますか)が自然です。
まとめ
「忌引き」は基本的に bereavement leave。英国などでは、より広い家庭事情を含む compassionate leave も使われます。制度名に自信がなければ、I need to take a few days off because someone in my family passed away. と説明すれば十分です。
死別後の期間や日本の習慣を説明するときは「喪中」の英語、相手への言葉を選ぶときは「ご冥福をお祈りします」の英語もあわせてご覧ください。
関連表現をまとめて確認する場合は、葬儀・お悔やみの英語まとめもご覧ください。










