
映画『トゥモローランド(Tomorrowland)』は、未来を信じる少女ケイシーが、不思議なピンバッジをきっかけに未知の世界へ足を踏み入れるSFアドベンチャーです。
作中に登場する「2匹の狼」の話は、英語学習者が迷いやすい one と the other の違いを理解するのにぴったり。この記事では、another / others / the others までまとめて整理します。
Contents
映画『トゥモローランド』のあらすじ
宇宙への夢を持つ高校生ケイシーは、NASAの発射台解体を阻止しようとして警察に捕まります。釈放後、返された荷物の中に、見覚えのないピンバッジが入っていました。
そのピンに触れた瞬間、目の前に現れたのは、科学技術が発達した未来都市「トゥモローランド」。ケイシーは発明家フランクらと出会い、世界の未来を左右する出来事に巻き込まれていきます。

oneとthe otherの違い
映画では、対照的な2匹の狼が語られます。一方は暗闇と絶望、もう一方は光と希望を象徴します。このように全部で2つあるものを順番に示すのが、次の組み合わせです。
one:一方
the other:もう一方
I have two bags. One is black, and the other is white.
私はバッグを2つ持っています。一方は黒で、もう一方は白です。
最初はどちらか特定していないため one。残りは一つに決まるので、特定を表す the がついた the other を使います。

anotherとthe otherの違い
どちらも「もう一つ」と訳せますが、残りの数と特定できるかどうかが違います。
another:ほかにあるものから、もう一つ
another = an + other。「別の一つ」「もう一つ」を表し、通常はどれを指すかまだ決まっていません。
This cup is dirty. Can I have another?
このカップは汚れています。別のものをいただけますか?
選択肢が3つ以上ある場合だけでなく、単に「今のものとは別の一つ」を求めるときにも使えます。
the other:残った、もう一つ
the other は、2つのうち残った一方など、どれを指すか特定できるときに使います。
One shoe is here. Where is the other?
片方の靴はここにあります。もう片方はどこですか?
othersとthe othersの違い
others は「ほかのいくつか」、the others は「残り全部」です。どちらも代名詞なので、直後に名詞は置きません。
others:ほかのもの・人
Some people agreed, but others disagreed.
賛成した人もいましたが、反対した人もいました。
others は、ほかの人全員とは限りません。
the others:残りのもの・人すべて
Five students came early. The others came later.
5人の生徒は早く来て、残りの生徒はあとから来ました。
話題にしている集団の「残り全部」なので the がつきます。

otherの後ろに名詞を置く場合
other は形容詞として、名詞の前にも置けます。
- another book:別の本をもう1冊
- the other book:2冊のうち、もう一方の本
- other books:ほかの本
- the other books:残りの本すべて
other books のように名詞が続く場合、other 自体に複数形の -s はつきません。名詞を省いて代名詞として使うときは others になります。
5つの使い分け早見表
- one:一つ、一方
- the other:特定できる残りの一つ、もう一方
- another:別の一つ、もう一つ
- others:ほかのいくつか
- the others:残り全部
迷ったときは、まず「全部で2つか」「指すものが特定できるか」「残り全部か」を確認すると選びやすくなります。

映画で覚えるコツ
映画の2匹の狼を思い浮かべて、One is darkness. The other is light. と声に出してみましょう。「2つのうち一方、そして残ったもう一方」という形が、そのまま記憶に残ります。
未来・宇宙・冒険を描いた作品で英語を学びたい方は、SF・ファンタジー映画で英語学習もご覧ください。家族で楽しみやすい作品は、アニメ・ファミリー映画で学ぶ英語まとめから探せます。
まとめ
『トゥモローランド』のように対照的な2つが登場する場面では、one / the other が自然に使われます。そこから選択肢が増えたら another / others / the others へ広げると、違いを整理しやすくなります。









