
『ラスト・ソング』は、両親の離婚をきっかけに父へ心を閉ざした少女ロニーが、海辺の町で過ごす夏を通して、家族や恋人との関係を見つめ直す青春映画です。
ニコラス・スパークスの同名小説を原作に、マイリー・サイラスがロニー、リアム・ヘムズワースがウィルを演じています。
この記事では、原題 The Last Song の意味とあらすじに加え、What’s the matter?、be okay with、apart from、使役の make、screw up など、日常会話で使える表現を解説します。
Contents
The Last Songの意味
The Last Song は「最後の歌」という意味です。
- last:最後の、直前の
- song:歌、楽曲
last は名詞の前では「最後の」のほか、「この前の」という意味にもなります。
- the last song:最後の曲
- last night:昨夜
- last summer:去年の夏
- the last time I saw him:最後に彼に会ったとき
作品では、ピアノと音楽が父娘を結ぶ大切な要素です。「最後の歌」という題名には、単に最後に演奏する曲というだけでなく、限られた時間の中で完成させる思いと、父から娘へ受け継がれるものが重なっています。

『ラスト・ソング』のあらすじ
17歳のロニーは、両親の離婚後、父スティーブと距離を置いていました。夏休み、弟ジョナとともに、海辺の町で暮らす父のもとを訪れることになります。
ロニーは父に反発し、かつて好きだったピアノからも離れていました。しかし、地元の青年ウィルや海岸のウミガメを守る活動との出会いを通じて、少しずつ心を開いていきます。
父との関係も修復へ向かいますが、ロニーは家族に関わる大きな事実を知ります。初恋だけでなく、親子のすれ違い、許し、限られた時間をどう過ごすかを描いた物語です。
What’s the matter?は「どうしたの?」
What’s the matter? は、相手の様子がおかしいときに「どうしたの?」「何かあったの?」と尋ねる表現です。
- What’s the matter?
どうしたの? - What’s the matter with your phone?
あなたのスマホはどうしたの? - Is something the matter?
何か問題がありますか。
What’s the matter with you? は、声の調子によって「どうしたの?」にも「あなた、どうかしているんじゃない?」にもなります。相手を気遣うなら、Are you okay? や Is something wrong? のほうが柔らかく聞こえる場合があります。

be okay with …は「〜で構わない」
be okay with+名詞 は、提案や状況について「〜で構わない」「〜を受け入れられる」という意味です。
- Are you okay with this plan?
この計画で大丈夫ですか。 - I’m okay with either option.
どちらの選択肢でも構いません。 - Would Chinese food be okay with you?
中華料理でも大丈夫ですか。 - I’m not okay with that.
私はそれには納得できません。
体調を尋ねる Are you okay? とは違い、with の後ろに提案や決定を置くと、その内容への賛否や許容を尋ねる形になります。
よりカジュアルに提案するなら、Is Chinese okay? や How about Chinese? も自然です。
apart fromの2つの意味
apart from には、大きく二つの使い方があります。
1.〜から離れて
- She lives apart from her family.
彼女は家族と離れて暮らしています。 - They had never been apart before.
彼らはそれまで離れたことがありませんでした。
この意味では、単に be apart で「離れている」とも言えます。
2.〜を除いて/〜に加えて
- Apart from one mistake, your work was excellent.
一つの間違いを除けば、あなたの仕事は素晴らしかったです。 - Apart from English, she speaks French.
英語のほかに、彼女はフランス語も話します。
「除外」か「追加」かは文脈で決まります。誤解しそうな場面では、除外なら except for、追加なら besides を使うと明確です。

make+人+動詞で「人に〜させる」
make+人+動詞の原形 は「人に〜させる」という使役の形です。強制だけでなく、何かが人に感情や行動を起こさせる場合にも使います。
- This song makes me smile.
この曲を聴くと笑顔になります。 - The news made her cry.
その知らせは彼女を泣かせました。 - Being apart made them appreciate each other more.
離れていたことで、彼らはお互いをより大切に思うようになりました。
make+人+形容詞 なら「人を〜な状態にする」です。
- You make me happy.
あなたは私を幸せにしてくれます。 - The delay made everyone nervous.
遅延でみんなが不安になりました。
使役動詞の違いは、make・have・let・getの使い分けでも詳しく解説しています。
screw upは「失敗する・台無しにする」
screw up は「失敗する」「しくじる」「台無しにする」というカジュアルな句動詞です。
- I really screwed up.
本当に失敗しました。 - I’m sorry I screwed up your schedule.
予定を狂わせてしまってごめんなさい。 - Don’t screw this up.
これを台無しにしないで。
自分が失敗したなら目的語なしの I screwed up.、何かを台無しにしたなら screw up+名詞 を使います。
くだけた表現なので、仕事で丁寧に謝るなら次のような言い方が安全です。
- I made a mistake.
間違いをしました。 - I’m sorry for the confusion.
混乱させてしまい申し訳ありません。 - I take responsibility for the error.
その誤りについて責任を負います。
forgive and move forwardの意味
forgive は「許す」、move forward は「前へ進む」です。
- It takes time to forgive.
許すには時間がかかります。 - We need to learn from this and move forward.
ここから学び、前へ進む必要があります。 - You can forgive someone without forgetting what happened.
起きたことを忘れなくても、相手を許すことはできます。
move forward は、過去をなかったことにするのではなく、経験を抱えながら次へ進むという文脈でも使えます。

映画で英語を学ぶポイント
『ラスト・ソング』では、思春期のきょうだいの会話、親子のすれ違い、初恋のやり取りで英語の距離感が変わります。
最初は日本語字幕で家族関係を理解し、次に英語字幕で What’s the matter?、be okay with、apart、make、screw up を探してみましょう。短い日常表現を、自分の家族・友人・仕事の場面へ置き換えて音読するのがおすすめです。
恋愛・家族を描く映画をさらに探すなら、恋愛・ロマンティックコメディ映画の英語学習まとめ、ヒューマンドラマ映画の英語学習まとめもどうぞ。
まとめ
The Last Song は「最後の歌」という意味で、作品では音楽が父娘の関係と限られた時間をつなぎます。
映画を通して、相手を気遣う What’s the matter?、提案への賛否を尋ねる be okay with、離れていることを表す apart from、人に行動や感情を起こさせる make、失敗を表す screw up、許して前へ進む forgive and move forward を学べます。









