
Nami-go/恋と仕事に効く英語編集部
映画『アリー/スター誕生』の原題は A Star Is Born。「スターが誕生する」という意味です。
一見すると簡単な英語ですが、タイトルには受動態が使われています。映画の会話や楽曲のタイトルにも、Could I ask you …?、feel comfortable、be happy with、shallow など、日常会話に役立つ表現が詰まっています。
・A Star Is Bornは「スターが誕生する」という意味
・be bornは「生まれる」を表す受動態
・丁寧な質問や「抵抗がある」「満足している」の自然な言い方を学べる
Contents
A Star Is Bornの意味
A Star Is Born を直訳すると「一人のスターが生まれる」です。邦題の「スター誕生」は、原題の意味を簡潔に表しています。
be bornは「生まれる」
born は動詞 bear の過去分詞です。英語では「人が生まれる」を be born という受動態の形で表します。
A new star is born.
新しいスターが誕生します。
She was born in New York.
彼女はニューヨークで生まれました。
He was born on May 10.
彼は5月10日に生まれました。
出生地には in、日付には on を使います。過去の出生について話す場合は、was born / were born にします。
タイトルの現在形 is born は、物語の中でまさにスターが誕生していくことを印象的に示しています。

『アリー/スター誕生』のあらすじ
歌手として成功する夢を抱きながら、自分に自信を持てずにいたアリー。彼女はある夜、人気ミュージシャンのジャクソン・メインと出会います。
アリーの歌声と作曲の才能に気づいたジャクソンは、彼女を自分のステージへ招きます。アリーは注目を集め、やがてスターへの道を歩み始めます。一方、ジャクソンは依存症や心の問題を抱え、二人の愛と音楽活動にも影を落としていきます。
主演はレディー・ガガとブラッドリー・クーパー。クーパーにとって長編映画の監督デビュー作でもあり、音楽と恋愛だけでなく、成功、自尊心、依存症、支える側の葛藤を描いた人間ドラマです。

映画で学ぶ英語表現
Could I ask you …?:~を聞いてもいいですか?
相手に質問する前の丁寧な前置きです。特に、個人的な内容や答えにくい内容を尋ねるときに役立ちます。
Could I ask you a personal question?
個人的な質問をしてもよろしいですか?
Could I ask you why you chose this song?
なぜこの曲を選んだのか聞いてもいいですか?
Can I ask …? も自然ですが、could を使うと相手との間に少し距離を取り、控えめで丁寧な響きになります。
couldの感覚を詳しく知りたい方は、couldの「一歩距離を取る」コアイメージもご覧ください。
or anything:~とか何か
例を一つ挙げながら、同じ種類のものをぼかして尋ねる口語表現です。
Do you write songs or anything?
曲を書いたりとかするの?
Do you play the guitar or anything?
ギターとか何か楽器を弾くの?
二つ目の例では、文脈上「同じような楽器」を含むニュアンスになります。日本語の「~とか」に近く、断定を避けた柔らかい質問です。
feel comfortable:安心してできる・抵抗がない
comfortable は椅子や服について「快適な」という意味で使われますが、人の気持ちについて使うと「安心している」「抵抗がない」「気兼ねなくできる」という意味になります。
I don’t feel comfortable singing in public.
人前で歌うことには抵抗があります。
Do you feel comfortable asking questions?
気兼ねなく質問できますか?
These shoes are comfortable.
この靴は履き心地がよいです。
feel comfortable -ing で「安心して~できる」、否定形なら「~することに抵抗がある」と訳すと自然です。単に「心地よくない」と直訳するより、その場面の心理が伝わります。
be happy with ~:~に満足している
happy は「幸せな」「うれしい」だけでなく、前置詞と組み合わせて「満足している」を表します。
I’m happy with the result.
その結果に満足しています。
I’m happy about the news.
その知らせをうれしく思っています。
She is happy in her new job.
彼女は新しい仕事で幸せに過ごしています。
with は結果・品質・条件への満足、about は出来事への喜び、in は環境や状況の中で幸せであることを表しやすい組み合わせです。

Shallowの意味は?
映画を代表する楽曲のタイトル Shallow は、形容詞で「浅い」という意味です。水深だけでなく、考え・感情・人間関係が「浅い」「表面的な」という意味でも使われます。
The water is shallow here.
ここの水は浅いです。
They had a shallow conversation.
二人は表面的な会話をしました。
Don’t judge people by shallow standards.
表面的な基準で人を判断しないでください。
反対語は deep(深い)です。作品の文脈では、表面的な世界と、恐れを越えて深い場所へ進むことの対比を思わせるタイトルになっています。
なお、この記事では著作権に配慮し、楽曲の歌詞そのものの転載・和訳は行いません。単語や文法を確認したあとは、公式音源を聴きながら音のつながりを確かめる学習がおすすめです。
映画で英語を学ぶコツ
音楽を扱う映画は、会話と歌の両方から英語のリズムを学べます。ただし、最初から作品全体を聞き取ろうとすると負担が大きいため、短い表現に絞りましょう。
- 日本語字幕で人物関係と場面を理解する
- 英語字幕で短い一文を確認する
- 前後の音のつながりを聞く
- 自分の生活に合う例文へ置き換える
たとえば Could I ask you …? なら質問内容を、I don’t feel comfortable -ing. なら自分が抵抗を感じる行動を入れ替えると、映画の表現が自分の会話表現になります。
まとめ|A Star Is Bornで受動態と会話表現を学ぼう
A Star Is Born は「スターが誕生する」という意味で、be born という受動態が使われています。
映画からは、丁寧に質問する Could I ask you …?、例をぼかす or anything、心理的な抵抗を表す feel comfortable、満足を表す be happy with を学べます。また、楽曲名の shallow は、物理的にも比喩的にも「浅い」という意味です。
音楽を楽しみながら学べる作品は、ミュージカル・音楽映画で英語学習にまとめています。
恋愛を描いた作品なら、恋愛・ラブコメ映画で英語学習、人物の葛藤を描く作品なら、ヒューマンドラマ映画で英語学習もあわせてご覧ください。









