
『怪盗グルーのミニオン大脱走』は、怪盗から反悪党同盟のエージェントへ転身したグルーと、家族、ミニオンたちの騒動を描くアニメーション映画です。英語タイトルは Despicable Me 3。
この記事では、原題にある despicable の意味を確認しながら、make it、let it go、look forward、should have+過去分詞など、映画に登場する実用表現を初心者向けに解説します。
Despicable Me 3の意味は?
despicable は「卑劣な」「軽蔑すべき」という意味の形容詞です。
That was a despicable thing to do.
それは卑劣な行為でした。
原題 Despicable Me を直訳に近づけると「卑劣な私」「最低な俺」。悪党だったグルーを自嘲気味に表すタイトルです。シリーズ第3作なので、英語圏では一般に Despicable Me 3 と呼ばれます。
日本語タイトルの「怪盗グルーのミニオン大脱走」は、物語の中心人物とミニオンたちの騒動がひと目で伝わる邦題です。
第1作については、『怪盗グルーの月泥棒』で学ぶ英語もあわせてご覧ください。

『怪盗グルーのミニオン大脱走』のあらすじ
グルーとルーシーは、元子役の悪党バルタザール・ブラットを捕まえられず、反悪党同盟を解雇されます。さらに、悪党へ戻ることを拒んだグルーに失望し、多くのミニオンたちも家を出てしまいます。
そんなグルーの前に、存在すら知らなかった双子の兄弟ドルーが現れます。正反対に見える兄弟は、ブラットが盗んだダイヤを取り戻すため手を組むことに。仕事と自信を失ったグルーが、自分の家族や生き方を見つめ直す物語です。
家族で楽しめる作品を探している方は、アニメ・ファミリー映画で英語を学ぶ記事まとめもどうぞ。

映画で学ぶ使える英語表現
1. get away:逃げる・逃げ切る
He’s getting away!
彼が逃げるぞ!
get away は「その場から離れる」「逃げる」。犯人を追う場面だけでなく、日常では「休暇を取って出かける」という意味でも使います。
I need to get away for the weekend.
週末はどこかへ出かけて気分転換したいです。
2. make it:間に合う・成功する・参加できる
I don’t think we can make it.
間に合わないと思う。
make it は状況によって「間に合う」「うまくやる」「参加できる」などの意味になります。共通する感覚は、目的の場所や状態へ「たどり着く」ことです。
Hurry! We can still make the train.
急いで!まだその電車に間に合うよ。
I’m sorry, but I can’t make it tonight.
ごめんなさい、今夜は参加できません。
否定的な意見は I think we can’t … よりも、英語では I don’t think we can … と言うのが自然です。

3. let it go:手放す・気にするのをやめる
You’ve got to let it go.
もうそれを手放さないと。
let+目的語+動詞の原形 は「目的語に〜させる」。let it go は直訳では「それを行かせる」ですが、会話では「過去や怒りを手放す」「もう気にしない」という意味になります。
It was a small mistake. Just let it go.
小さなミスだったよ。もう気にしないで。
You’ve got to は You have got to の短縮形で、「〜しなければならない」「〜したほうがいい」という強い助言です。
4. look forward:前を見る・将来へ目を向ける
It’s time to look forward.
前を向くときです。
ここでの look forward は文字どおり「前を見る」から、「過去ではなく未来へ目を向ける」という意味です。
一方、よく使う look forward to+名詞/動名詞 は「〜を楽しみにする」です。
I’m looking forward to seeing you.
お会いできるのを楽しみにしています。
to の後ろは動詞の原形ではなく、名詞または動名詞になる点に注意しましょう。
5. Things will get better:状況はよくなる
Things will get better.
状況はきっとよくなります。
この things は具体的な「物」ではなく、「状況・事態」を表します。落ち込んでいる人を励ますときに使える短い言葉です。
Don’t worry. Things will get better.
心配しないで。きっとよくなるよ。
6. should have+過去分詞:〜すべきだった
I should’ve stayed in the boat.
ボートに残っておけばよかった。
should have+過去分詞 は、過去を振り返って「〜すべきだった」「〜すればよかった」と後悔するときの形です。should’ve は should have の短縮形です。
I should have called you earlier.
もっと早く電話すればよかった。
should have stay ではなく、過去分詞の stayed を使います。
短く覚えたい会話フレーズ
How did you find out?:どうやって知ったの?
find out は「調べて知る」「事実に気づく」。情報を得た方法を尋ねる自然なフレーズです。
How did you find out about the job?
その仕事をどうやって知ったの?
What’s going on?:何が起きているの?
状況が分からないときに使います。驚きや困惑を込めて「どうなってるの?」と言うこともできます。
What’s going on here?
ここで何が起きているの?
It’s time to …:〜する時間だ
It’s time to go.
もう行く時間です。
It’s time to start the party.
パーティーを始める時間です。
一般的には start a party より、今から始める特定のパーティーを指す start the party が自然です。

まとめ
Despicable Me 3 の despicable は「卑劣な・軽蔑すべき」という意味です。日本語タイトルは、グルーとミニオンたちの物語であることが分かりやすい形になっています。
まずは、日常で使いやすい次の表現から覚えてみましょう。
- make it:間に合う・参加できる
- let it go:手放す・気にするのをやめる
- look forward:前を見る
- Things will get better.:状況はよくなる
- should have+過去分詞:〜すべきだった
短い表現を先に覚えてから映画を英語音声で観ると、知っている言葉が聞こえる瞬間を作りやすくなります。









