映画『クロース(Klaus)』で英語学習|blow away・figure outの意味

Netflixアニメ映画『クロース(Klaus)』

『クロース(Klaus)』は、わがままな郵便配達員ジェスパーと、森でひっそり暮らす大男クロースの出会いから始まるアニメ映画です。サンタクロースの伝説をそのまま描くのではなく、「子どもが手紙を書く」「贈り物が届く」「良い行いが次の良い行いを生む」というおなじみの要素を、新しい物語としてつなぎ直しています。

会話は比較的聞き取りやすく、日常で使える句動詞も豊富です。この記事では、あらすじをネタバレ控えめに整理し、blow awayfigure outHere’s a thoughtwould have toを例文つきで解説します。

この記事のポイント

  • 『クロース』は手紙と贈り物から生まれる「もう一つのサンタ誕生物語」
  • blow awayは「風で吹き飛ばす」と「強く感動させる」の両方で使える
  • figure outは、考えたり試したりして答えにたどり着く感覚
  • would have toは、この場面では「〜する人は、よほど…でないと」の仮定的な言い方

『クロース(Klaus)』のあらすじ

郵便学校でまじめに訓練しようとしないジェスパーは、父親から遠い島の町スミーレンズブルクへ送られます。元の裕福な生活へ戻る条件は、1年で6,000通の手紙を扱うこと。しかし、町では二つの一族が長年争い、住民は手紙を書くどころか、互いに口をきこうともしません。

スミーレンズブルクへ送られた郵便配達員ジェスパー

途方に暮れたジェスパーは、森の奥で大量のおもちゃを作っているクロースと出会います。ある子どもの手紙をきっかけに、クロースは夜のうちにプレゼントを届けます。「手紙を書けばおもちゃが届く」という話は子どもたちの間に広まり、ジェスパーの配達数も増えていきます。

最初は自分のために始めた計画でしたが、子どもたちの行動と町の空気が少しずつ変わるにつれ、ジェスパー自身にも変化が訪れます。

ジェスパーとクロースが始める手紙と贈り物の物語

『クロース』で学ぶ英語フレーズ

The wind blew it away.|風で飛んでいった

子どもの絵が風に飛ばされた場面で使われる表現です。

The wind blew it away.
風がそれを吹き飛ばしました。

blewblowの過去形です。ここでのblow awayは、物が風で飛んでいく・風が物を吹き飛ばすという文字どおりの意味です。

一方、受け身のbe blown awayは、会話で「圧倒される」「ものすごく感動する」という意味にもなります。

I was blown away by the ending.
結末に圧倒されました。

Her performance blew me away.
彼女の演技に心を奪われました。

「感動した」ならいつでも使えるわけではなく、予想を超える強い驚きや感動があるときにぴったりです。

figure out|考えて答えを見つける

figure outは「理解する」「解決する」「答えを見つける」という意味です。単に知っている状態を表すunderstandよりも、考える・調べる・試すという過程が感じられます。

I’ll figure it out.
なんとか方法を見つけます。

We need to figure out what went wrong.
何がうまくいかなかったのか突き止める必要があります。

I finally figured out how to use it.
ようやく使い方がわかりました。

代名詞を使うときは、figure it outのようにfigureoutの間へ置くのがポイントです。

映画『クロース』で学ぶblow awayとfigure out

Here’s a thought.|こういうのはどう?

Here’s a thought.は、思いついた案を会話へ持ち出すときの「こういうのはどう?」「ひとつ提案なんだけど」に近い表現です。

Here’s a thought. Why don’t we ask Anna?
こういうのはどう?アンナに聞いてみない?

You know what?も会話を切り出すときに使われますが、「ねえ」「そうだ」のように相手の注意を引く幅広い表現です。Here’s a thought.は、その後に具体的なアイデアが続くことを示しやすい言い方です。

would have to|〜だとしたら、よほど…だ

物語の後半、町を離れようとするジェスパーに向けて、アルバが次のように言います。

Someone would have to be pretty stupid to want to leave this place now.
今この町を離れたいと思うなんて、よほど愚かな人でしょうね。

ここでのwould have to beは、命令や「that節内で動詞の原形を使う文法」ではありません。仮定的な状況を思い浮かべ、「もしそんな人がいるなら、きっと〜であるはずだ」と推量しています。

You’d have to be very brave to do that.
それをするなら、よほど勇気がないといけません。

また、選択を尋ねられたときのwould have to beは「選ぶとしたら〜かな」というニュアンスにもなります。

My favorite dessert would have to be chocolate cake.
好きなデザートを選ぶなら、チョコレートケーキかな。

dessertは「デザート」。desertでは「砂漠」になるので、つづりにも注意しましょう。

初心者ならこの2文から

難しい表現をすべて覚える必要はありません。まずは次の2文を、自分の話題へ置き換えてみましょう。

I’ll figure it out.
なんとかするよ。

I was blown away.
本当に圧倒されました。

映画を見ながら英語字幕で該当場面を確認し、一文だけ声に出すだけでも十分な学習になります。

まとめ|優しさが連鎖するクリスマス映画

『クロース』は、サンタクロースの起源を説明する作品というより、見慣れた伝承を使って「一つの無私の行いは、また別の行いを生む」という連鎖を描いた物語です。ジェスパーの軽快な会話、クロースの短く重みのある言葉、子どもたちの日常表現から、英語の温度差も楽しめます。

家族で楽しめるアニメ映画を使って英語を学びたい方は、アニメ・ファミリー映画で英語学習する方法とおすすめ作品もご覧ください。

ほかのクリスマス表現も学びたい方は、「もうすぐクリスマス」は英語で?Christmas is coming・Christmassyの使い方もどうぞ。

※配信状況、字幕・音声は地域や時期により変わる場合があります。視聴時点の公式情報をご確認ください。

b わたしの英会話が運営する恋と仕事に効く英語執筆チームです。スクールで勤務するカウンセラー、外国人講師、そして、その他スタッフがお客様サポートを通じて「あ、このフレーズ使える!」「これって英語でなんていうんだろう?」と疑問に思ったことを記事を通じて解説しています。

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