
英語の電話で相手の会社名は分かったものの、「どちらの部署の方ですか?」と所属まで確認したいことがあります。そんなときの基本表現は、What department are you with? です。より一般的に勤務先での所属を尋ねるなら、Which department do you work in? も自然です。
What department are you with?
どちらの部署の方ですか?
Which department do you work in?
どの部署で働いていますか?
電話の取り次ぎでは、相手の所属を詮索しているように聞こえないよう、May I ask …? や Could I ask …? を加えると丁寧です。相手が自社のどの部署にいるかを確認する場合と、別会社から電話してきた相手の所属を確認する場合でも、自然な形は少し変わります。
しゅみすけ(大山俊輔)
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結論:「どちらの部署の方ですか?」の基本は What department are you with?
What department are you with? は、相手がどの部署に所属しているかを簡潔に確認する表現です。be with には「〜と一緒にいる」だけでなく、会話では「〜に所属している」「〜に勤めている」という意味があります。
May I ask what department you’re with?
どちらの部署の方か伺ってもよろしいですか?
Could I ask which department you’re calling from?
どちらの部署からお電話いただいているか伺えますか?
What department are you calling from?
どちらの部署からお電話されていますか?
May I have your name and department, please?
お名前と部署名を伺ってもよろしいですか?
受付や代表電話では、最後の May I have your name and department, please? が特に便利です。氏名と所属を一度に確認でき、担当者へ正確に伝えられます。
What department are you with? と Which department do you work in? の違い
どちらも所属部署を尋ねられますが、焦点が少し違います。
- What department are you with?:今の電話対応に必要な「所属」を確認する響き。受付・取り次ぎに自然。
- Which department do you work in?:普段どの部署で働いているかを一般的に尋ねる響き。自己紹介や雑談にも使える。
- What department are you calling from?:電話をかけている側の部署を明示的に確認する。
- Which department are you in?:同じ会社の人など、組織の範囲が共有されているときに短く聞く。
I work in the Human Resources Department.
私は人事部で働いています。
I’m with the Customer Support Department.
カスタマーサポート部に所属しています。
I’m calling from the Accounting Department.
経理部からお電話しています。
日本語の「〜の者です」に引かれて I am a Human Resources. とすると不自然です。部署名の前には、work in、be with、call from などを使います。
電話で丁寧に所属部署を確認する表現
初対面の相手や顧客に尋ねる場合は、質問をそのまま投げるよりも、前置きを加えると自然です。
May I ask which department you’re with?
どちらの部署の方か伺ってもよろしいですか?
Could you tell me which department you work in?
どちらの部署にお勤めか教えていただけますか?
May I confirm your department before I transfer your call?
お電話をおつなぎする前に、部署名を確認してもよろしいですか?
To make sure I connect you to the right person, may I ask your department?
正しい担当者へおつなぎするため、部署名を伺ってもよろしいですか?
最後の例のように、尋ねる理由を先に伝えると非常に丁寧です。本人確認や営業電話の選別ではなく、正しい取り次ぎのためだと分かります。
department・division・teamの違い

日本語の「部署」は組織内の単位を幅広く指しますが、英語では規模や会社の呼び方によって語が変わります。
department:一般的な「部・部署」
department は最も広く使える語です。Human Resources Department(人事部)、Sales Department(営業部)、Accounting Department(経理部)のように、職能別のまとまりを表します。相手の会社が採用している正式名称が分からない電話では、まず department を使うのが無難です。
division:比較的大きな「事業部・部門」
division は、複数の部署や機能を含む大きな組織単位を指すことがあります。たとえば International Business Division なら「国際事業部」のような響きです。ただし会社ごとの正式な組織名称なので、小さな部署を何でも division と呼ぶわけではありません。
team:小さな実務チーム
team は、特定の業務やプロジェクトを担当する比較的小さなグループです。Marketing Team、Product Team、Support Team などがあります。会社によっては正式な部署名として Team を使うこともあります。
Which team are you on?
どのチームに所属していますか?
この場合はアメリカ英語で on a team が自然です。in a team もイギリス英語などで使われますが、電話で組織名を確認するだけなら Which team are you with? と言えば地域差をあまり気にせず使えます。
部署名が聞き取れなかったときの聞き返し
部署名には固有名詞や専門用語が含まれることが多いため、一度で聞き取れなくても不自然ではありません。
Sorry, I didn’t catch the name of your department.
すみません、部署名を聞き取れませんでした。
Could you say the department name again, please?
部署名をもう一度お願いできますか?
Could you spell the first word of the department name?
部署名の最初の単語のスペルをお願いできますか?
Did you say Customer Relations?
カスタマーリレーションズとおっしゃいましたか?
Let me read that back to you.
確認のため復唱します。
部署名全体を何度も聞くより、聞こえた部分を示して確認すると会話が速く進みます。電話でスペルを確実に伝える方法は、電話で英語のスペルを伝える方法とフォネティックコードも参考にしてください。
自然な電話の会話例
代表電話で所属部署を確認する
A: Good morning. May I speak to Ms. Green?
B: Certainly. May I have your name and department, please?
A: This is Ken Sato from the Purchasing Department.
A:おはようございます。グリーンさんをお願いできますか?
B:かしこまりました。お名前と部署名を伺ってもよろしいですか?
A:購買部の佐藤健です。
別会社からの電話で部署名を確認する
A: I’m calling from Northstar Ltd.
B: Thank you. May I ask which department you’re calling from?
A: I’m with the Legal Department.
A:ノーススター社からお電話しています。
B:ありがとうございます。どちらの部署からのお電話か伺ってもよろしいですか?
A:法務部です。
正しい部署へ取り次ぐために確認する
A: I have a question about an invoice.
B: Of course. Are you with Accounts Payable or Purchasing?
A: I’m with Purchasing.
A:請求書について質問があります。
B:承知しました。買掛金担当ですか、それとも購買部ですか?
A:購買部です。
日本人が間違えやすいポイント
What section are you? と直訳しない
section も組織単位を表しますが、会社によっては department より小さい「課」に近い語です。また、What section are you? では「あなたは何の区分ですか?」のように聞こえます。所属なら What section are you in? と前置詞が必要ですが、正式名称が不明なら department が安全です。
Where do you belong? は避ける
Where do you belong? は「あなたの居場所はどこですか」「どこに属する人ですか」という広い意味になり、電話で部署名を確認する定番表現ではありません。Which department are you with? と具体的に尋ねましょう。
company と department を混同しない
What company are you with? は「どちらの会社の方ですか?」、What department are you with? は「どちらの部署の方ですか?」です。会社名がまだ分からないなら、先に会社名を確認します。
しゅみすけ(大山俊輔)
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
What department are you with? が出てこなくても、知っている単語で二文に分ければ伝わります。
Where do you work in the company?
会社の中でどこで働いていますか?
What kind of work do you do there?
そこでどのような仕事をしていますか?
Please tell me the name of your work group.
仕事のグループの名前を教えてください。
I need it before I connect the call.
電話をつなぐ前に、その情報が必要です。
これらは department という語を使う表現ほど短く自然ではなく、やや説明的です。また、work group は正式な「部署名」と完全には一致しません。それでも、「社内のどこで、どんな仕事をしているか」を順番に尋ねれば、相手は意図を理解できます。
初心者の方には、まず Your department, please? だけでも役立ちます。完全な文ではありませんが、受付で丁寧な声調と please を添えれば、「部署名をお願いします」という意図は伝わります。
よくある質問
Q. 「所属はどちらですか?」を一番短く言うなら?
Which department are you with? が自然です。会社名も不明なら、先に What company are you with? と確認します。
Q. 「何課ですか?」も department でよいですか?
相手の正式な組織名が分からない段階では department で問題ありません。相手が section、unit、team など別の名称を答えたら、その語を使って復唱します。
Q. 失礼にならない聞き方は?
To make sure I connect you correctly, may I ask which department you’re with? のように、確認する理由を添えると丁寧です。
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まとめ
電話で「どちらの部署の方ですか?」と確認する基本は What department are you with? です。丁寧にするなら May I ask which department you’re with?、取り次ぎの受付なら May I have your name and department, please? が便利です。
department は一般的な部署、division は比較的大きな事業部・部門、team は小さな実務グループを指す傾向があります。ただし正式名称は会社ごとに異なります。最初は department で尋ね、相手が使った名称をそのまま確認するのが自然で確実です。










