
「命日」は英語で death anniversary、より説明的には the anniversary of someone’s death と表せます。ただし、日常会話では the day my father died(父が亡くなった日)のように、簡単な文で伝える方が自然な場面もあります。
命日は単なる日付だけでなく、故人を思い出したり、お墓参りや法要を行ったりする日でもあります。この記事では、相手や場面に配慮した言い方、年数の表し方、「一周忌」との違いまで解説します。
Contents
「命日」を表す3つの英語
| 英語 | ニュアンス | 例 |
|---|---|---|
| death anniversary | 短く、見出しや説明で使いやすい | my father’s death anniversary |
| the anniversary of someone’s death | 説明的で意味が明確 | the anniversary of her death |
| the day someone died | 日付そのものを簡単に説明 | the day my grandfather died |
death anniversary は通じる表現ですが、地域や話し手によっては少し事務的・形式的に響きます。個人的な会話では the anniversary of my father’s death や the day my father died の方が自然に感じられることがあります。
しゅみすけ(大山俊輔)
「今日は父の命日です」は英語で?
Today is the anniversary of my father’s death.
今日は父の命日です。
Today is my father’s death anniversary.
今日は父の命日です。
My father died on this day three years ago.
父は3年前の今日、亡くなりました。
最後の文は「命日」という名詞を使わず、出来事と年数を直接伝える言い方です。会話では非常に分かりやすく、初心者にも使いやすい表現です。
「亡くなって○年になります」の自然な言い方
It has been three years since my father passed away.
父が亡くなって3年になります。
My mother passed away five years ago today.
母は5年前の今日、亡くなりました。
This year marks the tenth anniversary of his death.
今年は彼の没後10年にあたります。
pass away は die より柔らかい「亡くなる」の表現です。詳しい違いはpass awayとdieの違いで確認できます。
命日・一周忌・法事は同じではない
- 命日:人が亡くなった月日。毎年巡ってきます。
- 一周忌:亡くなって満1年の節目、またはその法要。
- 法事・法要:故人を供養する仏教の儀式・集まり。
そのため、命日をいつでも memorial service と訳すのは不正確です。儀式を行わず、家族で故人を思い出すだけの場合もあります。
We held a memorial service on the first anniversary of his death.
私たちは彼の一周忌に法要を行いました。
一周忌・三回忌や仏教行事の説明は、「法事・法要」は英語で?で詳しく解説しています。
命日に故人を偲ぶ英語表現
We remember him on the anniversary of his death.
私たちは命日に彼を偲びます。
I spend the day remembering my mother.
私はその日を母を思いながら過ごします。
We visited my grandfather’s grave and paid our respects.
私たちは祖父のお墓を訪れ、手を合わせました。
We shared our favorite memories of her.
私たちは彼女との大切な思い出を語り合いました。
「故人を偲ぶ」は remember だけでも十分伝わります。より改まった honor someone’s memory(故人の思い出を大切にして敬意を表す)も使えます。
お墓参りに関する visit a grave と pay respects は、「お墓参り」は英語で?も参考にしてください。
命日の話を聞いた相手にかける言葉
I’m thinking of you today.
今日はあなたのことを思っています。
Your father is in my thoughts today.
今日はあなたのお父様を偲んでいます。
I know this may be a difficult day for you.
今日はあなたにとってつらい日かもしれませんね。
I’m here if you want to talk.
話したくなったら、いつでも聞きます。
命日は、亡くなってから長い時間が経っていても感情が揺れることがあります。無理に励ましたり、You should move on.(もう前に進むべきです)のように悲しみへ期限を設けたりする言い方は避けましょう。
宗教を限定しない言葉と rest in peace の扱いは、「ご冥福をお祈りします」は英語で?で整理しています。
memorial dayを「命日」の意味で使ってよい?
a memorial day は文脈によって「追悼の日」を表せますが、Memorial Day と大文字で書くと、通常はアメリカの戦没者追悼記念日という祝日名です。
個人の命日を表すなら、誤解を避けるため the anniversary of her death や the day she died を使う方が安全です。
3つの表現を図で整理

death anniversary は短く便利、the anniversary of his death は誰の命日か明確、the day he died は最もやさしく日付を説明できます。会話では、覚えやすさと相手への伝わりやすさを優先して構いません。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
death anniversary を知らなくても、次のような中学英語で伝えられます。
My father died three years ago today.
父は3年前の今日、亡くなりました。
Today is the day my mother died.
今日は母が亡くなった日です。
We remember him every year on this day.
私たちは毎年この日に彼を思い出します。
die は意味が直接的なので、気持ちを柔らかく伝えたいなら passed away に替えられます。一方、簡単な説明としては the day my father died でも失礼ではありません。話す相手と自分の気持ちに合う方を選びましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
FAQ|命日の英語
「明日は祖父の命日です」は英語で?
Tomorrow is the anniversary of my grandfather’s death. と言えます。簡単に My grandfather died on this day many years ago. と説明することもできます。
「月命日」は英語で?
完全一致する一般的な一語はありません。the monthly anniversary of his death と直訳的に説明するか、We remember him on the same date every month.(毎月同じ日に彼を偲びます)と説明すると伝わります。
「祥月命日」は英語で?
通常は the anniversary of someone’s death と説明できます。日本語の仏教用語として詳しく伝えるなら、毎年の実際の命日であることを補足します。
death anniversaryは不自然ですか?
不自然とまでは言えず、国際的にも使われます。ただし、人によっては形式的に感じるため、個人的な会話では the anniversary of my father’s death がより明確です。
命日にお悔やみをもう一度伝えてもよいですか?
相手との関係によりますが、I’m thinking of you today. のような押しつけのない言葉が使えます。「哀悼する」の表現はmourn・grieve・offer condolencesの違いも参考になります。
まとめ
「命日」は death anniversary または the anniversary of someone’s death と表せます。日常会話では My father died three years ago today. のように、誰がいつ亡くなったかを簡単な文で伝える方法も自然です。
命日は日付、法事は儀式なので、いつでも memorial service と訳すわけではありません。故人を偲ぶなら remember、お墓参りなら visit someone’s grave など、実際にすることを添えると文化の違いも伝わります。
関連表現をまとめて確認する場合は、法要・命日・供養・お墓の英語まとめもご覧ください。










