「会議の目的を共有する」は英語で?share・clarify・state the purposeの違い

会議の目的を共有するは英語で?主要表現の使い分け

参加者が「なぜ集まったのか」「何を決めるのか」を理解していないと、会議は情報共有だけで終わりがちです。目的、狙い、期待する成果を英語で明確に伝えましょう。

「会議の目的を共有する」の基本表現は share the purpose of the meeting です。ただし、日本語では同じ言い方でも、実際に行う操作、文書の状態、相手に求める行動によって自然な英語が変わります。この記事では、最初に使える結論から、類似表現、語順、実務メール、間違いやすい点、簡単な英語での言い換えまで整理します。

「会議の目的を共有する」は英語で?まずは結論

表現 中心となる意味
share the purpose of the meeting 会議の目的を参加者へ共有する一般的な表現
clarify the objective 曖昧な狙いをはっきりさせ、認識をそろえる
state the purpose 会議冒頭や文書で目的を明示する
set out the expected outcome 期待する結論や成果を具体的に提示する

迷ったときは、まず share the purpose of the meeting を基準にしてください。そのうえで、単なる操作なのか、正式な手続きなのか、相手への情報共有なのかを考えると、より具体的な表現へ切り替えられます。仕事の英語では難しい単語そのものより、対象、期限、次の行動を明確にすることが大切です。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語の「会議の目的を共有する」を一語で置き換える前に、何をどの段階まで行うのかを確認しましょう。動作の目的が分かると、似た英語でも迷いにくくなります。

主要表現の意味・ニュアンスと使い分け

share the purpose of the meeting:会議の目的を参加者へ共有する一般的な表現

share the purpose of the meeting は、会議の目的を参加者へ共有する一般的な表現ときに適した表現です。share A with B の形で相手を示します。share to Bとはしません。

  • I’d like to share the purpose of today’s meeting.
    本日の会議の目的を共有したいと思います。

clarify the objective:曖昧な狙いをはっきりさせ、認識をそろえる

clarify the objective は、曖昧な狙いをはっきりさせ、認識をそろえるときに適した表現です。clarifyは「明確にする」。objectiveは達成すべき具体的な目標です。

  • Let’s clarify the objective before we begin.
    始める前に目的を明確にしましょう。

state the purpose:会議冒頭や文書で目的を明示する

state the purpose は、会議冒頭や文書で目的を明示するときに適した表現です。stateは簡潔かつ正式に述べる語です。招待文や議事録にも合います。

  • The chair stated the purpose of the meeting.
    議長が会議の目的を明示しました。

set out the expected outcome:期待する結論や成果を具体的に提示する

set out the expected outcome は、期待する結論や成果を具体的に提示するときに適した表現です。set outは情報を順序立てて説明する、ややフォーマルな句動詞です。

  • The invitation sets out the expected outcome.
    招待文には期待する成果が示されています。
会議の目的を共有するで使う英語表現の比較
同じ「会議の目的を共有する」でも、焦点と業務段階によって英語表現を使い分けます。

仕事でそのまま使える自然な例文

  • Our goal is to choose one of the three options.
    目標は3案から1つ選ぶことです。
  • This is an information-sharing meeting, not a decision meeting.
    これは情報共有の会議で、決定会議ではありません。
  • By the end, we need an agreed action plan.
    終了時までに合意済みの行動計画が必要です。
  • Does everyone understand what we need to decide?
    何を決める必要があるか、全員理解していますか。

例文は単独で暗記するより、自分の部署名、案件名、日付、担当者へ置き換えて声に出すと実務で使いやすくなります。特に依頼では「何をしてほしいか」、報告では「現在どの段階か」、確認では「相手に何を答えてほしいか」を一文目で示してください。

文型・目的語・前置詞・語順のポイント

英語では動詞だけでなく、その直後に置く目的語と前置詞の組み合わせが意味を決めます。今回の中心表現は share the purpose of the meeting です。まずこの部分を一つのまとまりとして覚え、後ろに期限、相手、理由、場所などを加えます。

  • 主語:I、we、the team、the companyなど、行動する人を示す
  • 動詞+目的語:何を処理・記録・共有するのかを近くに置く
  • 相手・移動先:to、with、on、inなど、表現ごとの前置詞を使う
  • 期限:by Fridayは金曜日まで、until Fridayは金曜日まで継続

日本語は主語や目的語を省けますが、英語メールで省きすぎると担当と処理対象が不明になります。最初に依頼・結論を書き、次の文で理由や背景を補う順番にすると読みやすくなります。代名詞を使う場合も、itやthemが何を指すのか直前の文で明確にしてください。

日常的な社内会話とフォーマルな仕事表現

社内チャットでは短く具体的に

背景を共有している同僚には、Today, we need to decide one thing. のような短い表現でも伝わります。ただし、数字、期日、対象者などを間違えると実務上の問題につながるため、必要な条件は省きません。

社外メール・正式文書では状態を明記

取引先や管理部門には、処理が予定、進行中、完了のどれなのかを時制で示します。依頼なら Could you please …?、予定なら We will …、完了報告なら We have … を使うと、相手が次に取る行動を判断しやすくなります。

Hi everyone,

The purpose of this meeting is to select a launch date and agree on the next steps. Please review the three options in advance.

Best,
Yuki

丁寧さは難しい単語だけで作るものではありません。結論、理由、期限、次の連絡を順序よく書き、相手が確認しやすい形にすることが、実務では最も大切です。

日本人が間違えやすいポイント

  • purposeは「なぜ」、objectiveやgoalは「何を達成するか」に重点があります。
  • share the purpose to everyoneではなくshare the purpose with everyoneです。
  • discuss the projectだけでは目的が曖昧なので、review、decide、approveなど成果を示す動詞を加えます。

辞書の最初の訳だけで決めず、英語の目的語が自然か、前置詞が必要か、正式さが場面に合うかを確認しましょう。同じ日本語でも、操作・結果・制度上の処理で動詞が変わることがあります。

この英語が出てこなかったら?【しゅみすけ式】

専門的な表現が出てこないときは、「会議の目的を共有する」の一語を探し続けず、①今の状態、②必要な動作、③その後の結果へ分けます。基本動詞のmake、put、send、write、stop、need、haveなどを使えば、実務上の要点は十分に伝えられます。

  • Today, we need to decide one thing.
    今日は一つ決める必要があります。
  • We are here to choose the next plan.
    次の計画を選ぶために集まっています。
  • First, let me explain why we are meeting.
    まず、なぜ会議をするのか説明します。

一文でまとめにくければ二文にします。最初の文で状況を説明し、次の文で相手にしてほしいことを言えば、難しい専門語がなくても誤解を減らせます。また、固有名詞、数、期限を加えると、短い中学英語でも仕事の指示として機能します。

しゅみすけ(大山俊輔)

専門語を思い出せないときほど、状況と次の行動を二文に分けてください。短くても、相手が何をすればよいか分かる英語のほうが仕事では役立ちます。

場面別に選ぶための実用チェック

誰が何をするか

自分が行う報告か、相手への依頼かを決めます。依頼なら主語を省いた命令形だけでなく、Could you …? や Would you be able to …? を使うと柔らかくなります。

どの段階まで完了しているか

作成、提出、承認、送付、完了は別の段階です。現在完了形を使う場合は、今の状態へ影響する完了として伝えます。まだ予定ならwill、手配済みの予定ならbe going toも使えます。

相手が次に確認すべきこと

返答、承認、期限、添付資料など、相手に期待する次の行動を明記します。必要なら Please confirm … や Let me know if … を最後に添えます。

よくある質問

最初に覚える表現はどれですか?

share the purpose of the meeting を基本にしてください。そこから、正式さ、対象、業務段階に合わせて別表現を選びます。

難しい単語を使わないと失礼ですか?

いいえ。基本動詞でも、対象、理由、期限が明確なら丁寧で実用的です。pleaseやcouldを加えるだけでなく、必要情報を順序よく示すことが重要です。

メールではどこまで説明すべきですか?

少なくとも、依頼または結論、理由、期限、次の行動を含めます。背景が長い場合も、最初の一文で要点へ直接答えてください。

まとめ|share the purpose of the meetingを基本に場面で選ぶ

  • share the purpose of the meeting:会議の目的を参加者へ共有する一般的な表現
  • clarify the objective:曖昧な狙いをはっきりさせ、認識をそろえる
  • state the purpose:会議冒頭や文書で目的を明示する
  • set out the expected outcome:期待する結論や成果を具体的に提示する

「会議の目的を共有する」は share the purpose of the meeting を基本に、実際の目的と業務段階で表現を切り替えます。専門語が出ないときは、Today, we need to decide one thing. のように基本語で結果を説明すれば大丈夫です。

関連表現は、会議招待・日程調整の英語一覧ビジネス英語コロケーション一覧でも確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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