
英語で「ちょっと待って」と言いたいとき、まず覚えておきたいのは Just a moment.、Just a minute.、Hold on.、Give me a second. の4つです。
ただし、相手が友達なのかお客様なのか、少し考えたいのか電話を保留したいのかによって、自然な言い方は変わります。
Just a moment, please.
少々お待ちください。幅広い場面で使いやすい丁寧な表現。
Just a minute.
ちょっと待って。日常会話で使いやすい表現。
Hold on. / Hang on.
ちょっと待って。カジュアルな会話や電話でよく使う。
Give me a second.
ちょっとだけ待って。自分が準備・確認する時間がほしいときに便利。
Wait a minute.
ちょっと待って。単に待ってほしい場合だけでなく、「いや、ちょっと待って」と驚きや異議を示すこともある。
この記事では、「ちょっと待って」「少し待ってください」「待っててね」「5分待って」「待ってくれてありがとう」を、カジュアル・丁寧・ビジネス・電話の場面別に解説します。
Contents
「ちょっと待って」は英語で?よく使う基本フレーズ
Just a moment.:少々お待ちください
Just a moment. は「ほんの少しお待ちください」という意味です。お店、受付、電話、日常会話など幅広い場面で使えます。
A:Could you check whether this item is in stock?
この商品に在庫があるか確認してもらえますか?
B:Just a moment, please. I’ll check for you.
少々お待ちください。確認いたします。
Just a moment. は不自然な英語でも、あまり使われない英語でもありません。ただ、友達同士なら Hold on. や Give me a second. のほうが会話らしく聞こえる場合もあります。
「ジャストモーメント」と言う人もいますが、英語では Just a moment. のように a が必要です。
Just a minute.:ちょっと待って
Just a minute. も「ちょっと待って」という意味です。minuteは「1分」ですが、必ず正確に1分待たせるという意味ではありません。
A:Are you ready to leave?
もう出かける準備できた?
B:Just a minute. I need to get my bag.
ちょっと待って。バッグを取ってくる。
Just a moment. と Just a minute. は多くの場面で言い換えられます。「momentなら何秒、minuteなら何分」という固定した時間差があるわけではありません。
一般に Just a moment, please. は接客でも使いやすく、Just a minute. は日常会話らしい響きがありますが、丁寧さは単語だけでなく、声の調子やplease、文全体で決まります。
Give me a second.:ちょっとだけ待って
Give me a second. は、調べる、準備する、考えるなど、自分に少し時間が必要なときによく使います。
A:Can you send me the address?
住所を送ってくれる?
B:Give me a second. I’ll look it up.
ちょっと待って。調べるね。
親しい相手には Give me a sec. と短くすることもできます。カジュアルな表現なので、接客では One moment, please. などが無難です。
Hold on. / Hang on.:ちょっと待って
Hold on. と Hang on. は、会話の流れを一時的に止めて「ちょっと待って」と伝えるカジュアルな表現です。
A:I’m leaving now.
もう出るね。
B:Hold on! I’m coming with you.
ちょっと待って!私も一緒に行く。
電話でも Hold on. は使われます。ただし仕事の電話では、命令のように聞こえないよう、次のような表現がより丁寧です。
Could you hold for a moment, please?
少々お待ちいただけますか?
Would you mind holding?
そのままお待ちいただけますか?
hangを使った表現については、hangの意味と英熟語を解説した記事も参考にしてください。
Just a momentとWait a minuteの違い

どちらも「ちょっと待って」と訳せますが、会話では少し役割が異なります。
Just a moment. / Just a minute.
自分が準備・確認するので、相手に少し待ってもらう。
Wait a minute.
相手の行動や話をいったん止める。「待って、今のどういうこと?」という驚き・疑問・反論にも使う。
A:I decided to quit my job tomorrow.
明日、仕事を辞めることにした。
B:Wait a minute. What happened?
ちょっと待って。何があったの?
Wait a minute! は言い方によって強く響きます。単に丁寧に待ってほしいなら、Just a moment, please. や Could you wait a moment? が使いやすいでしょう。
「待っててね」「私を待って」は英語で?
「待つ」を英語にするときに注意したいのが wait for です。人や物を待つ場合は、通常 wait for+人・物 とします。
Wait for me!
私を待って!
Can you wait for me here?
ここで私を待っててくれる?
Wait here. I’ll be right back.
ここで待っててね。すぐ戻るから。
Don’t go anywhere. I’ll be back in a minute.
そこで待っててね。すぐ戻るよ。
Wait me. とは通常言いません。「私を待って」なら Wait for me. です。
「5分待ってください」「あと5分待って」の英語
時間を具体的に伝えると、相手も安心して待てます。
Can you wait five minutes?
5分待ってくれる?
Please wait for five minutes.
5分間お待ちください。
Give me five more minutes.
あと5分ちょうだい。
I’ll be ready in five minutes.
あと5分で準備できます。
It’ll take a few minutes.
数分かかります。
in five minutes は「5分後に/あと5分で」、for five minutes は「5分間」という違いがあります。
丁寧・ビジネスで「少々お待ちください」と言うには?

接客や仕事では、短い命令文だけでなく、何をするために待ってもらうのかを添えると親切です。
One moment, please. Let me check.
少々お待ちください。確認いたします。
Could you give me a moment to check?
確認しますので、少しお時間をいただけますか?
Please bear with me while I look into this.
確認いたしますので、今しばらくお待ちください。
Thank you for your patience.
お待ちいただきありがとうございます。
Bear with me. は、単に数秒待ってもらうというより、確認・説明・作業に少し時間がかかるため「ご辛抱ください」と理解を求める表現です。
電話で「保留のままお待ちください」と言うには?
電話を保留にする場合は、いきなり保留にせず、相手の許可を求めると丁寧です。
Staff:May I put you on hold for a moment?
少々保留にしてもよろしいでしょうか?
Caller:Sure.
はい。
Staff:Thank you for holding.
お待ちいただきありがとうございました。
ほかにも次の表現が使えます。
Could you hold, please?
そのままお待ちいただけますか?
I’ll transfer your call now.
ただいまお電話をおつなぎします。
Thank you for holding.
保留のままお待ちいただき、ありがとうございます。
考えるための「ちょっと待って」はLet me think
質問への答えを考えたい場合、相手に直接「待って」と言わず、つなぎ言葉を使う方法もあります。
Let me think.
ちょっと考えさせて。/そうだなあ。
Let me see.
ええと。/ちょっと確認させて。
That’s a good question.
いい質問ですね。
A:Where would you like to travel next?
次はどこへ旅行したい?
B:Let me think… Maybe Italy.
そうだなあ……イタリアかな。
「待ってくれてありがとう」「お待たせしました」の英語
Thanks for waiting.
待っててくれてありがとう。
Thank you for waiting.
お待ちいただきありがとうございます。
Thank you for your patience.
お待ちいただき、ありがとうございます。長めの待ち時間や不便をかけた場面にも使いやすい。
Sorry to keep you waiting.
お待たせして申し訳ありません。
Thank you for holding.
電話を保留のままお待ちいただき、ありがとうございます。
日本語の「お待たせしました」は、英語では謝罪だけでなく、Thank you for waiting. と感謝で表すこともよくあります。
「ちょっと待って」の英語に関するFAQ
- Q. Just a momentはどのくらいの時間ですか?
- A. 正確な秒数は決まっていません。「ほんの少し」という感覚で、実際の時間は状況によって変わります。長くかかりそうなら、five minutesなど具体的に伝えるほうが親切です。
- Q. Just a momentとJust a minuteはどちらが丁寧ですか?
- A. どちらも使えます。接客ではOne moment, please.やJust a moment, please.がよく使われますが、丁寧さはpleaseだけでなく、声の調子や文全体で決まります。
- Q. Hold onは失礼ですか?
- A. 親しい会話では普通ですが、短く強く言うと命令調に聞こえることがあります。仕事や接客ではCould you hold, please?やMay I put you on hold?が丁寧です。
- Q. 「調べるからちょっと待って」は英語で?
- A. Let me check. One moment, please. や、カジュアルなら Give me a second. I’ll look it up. が自然です。
まとめ
「ちょっと待って」は、場面に合った短いフレーズを1つ選べば十分伝わります。
・幅広く使える:Just a moment.
・日常会話:Just a minute. / Hold on.
・自分に少し時間がほしい:Give me a second.
・相手の話や行動を止める:Wait a minute.
・丁寧な接客:One moment, please.
・電話を保留する:May I put you on hold?
・考える時間がほしい:Let me think.
まずは、カジュアルな Give me a second. と丁寧な One moment, please. の2つから使ってみてください。
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