
英語で「ジェスチャー」は gesture です。手を使うものは hand gesture や hand sign、表情や姿勢まで含めた非言語表現は body language ともいいます。
この記事では、英語圏の映画や日常会話でよく見かけるジェスチャーを、英語名・意味・使い方と一緒に紹介します。まずは一覧でざっと確認しましょう。
| ジェスチャー | 英語名 | 主な意味 |
|---|---|---|
| 人差し指と中指を曲げる | air quotes | 引用、皮肉、「いわゆる」 |
| 指を交差させる | fingers crossed | 幸運を祈る |
| 目を上に向けて回す | eye roll / roll one’s eyes | 呆れ、うんざり |
| 親指を立てる | thumbs up | いいね、了解、賛成 |
| 肩をすくめる | shrug | 分からない、仕方ない |
| 顔を手で覆う | facepalm | 呆れ、恥ずかしさ |
| 眉を上げる | raise an eyebrow | 驚き、疑い、関心 |
| 拳を突き上げる | fist pump | 喜び、勝利、達成感 |
| Vサインで別れる | peace sign / peace out | 平和、カジュアルな別れ |
Contents
海外でよく見るジェスチャー・ハンドサインの意味
Air quotes:人差し指と中指を曲げるジェスチャー

両手の人差し指と中指を曲げる動作は、air quotes(エアクオート)です。書き言葉の引用符(“ ”)を空中で表しています。
単純な引用にも使いますが、会話では「いわゆる」「本人はそう言っているけれど」「本当かどうか怪しい」という皮肉や疑いを込めることがよくあります。
B: No, they’re just “friends.”(air quotesをしながら)
A:あの2人、付き合っているの?
B:いや、ただの「友達」だって。
air quote は名詞、動作を説明するときは make air quotes や use air quotes と言えます。相手の発言を茶化すニュアンスが出やすいため、仕事の場や初対面では慎重に使いましょう。
Fingers crossed:指を交差させて幸運を祈る

人差し指と中指を交差させる fingers crossed は、「うまくいきますように」「幸運を祈っているよ」という意味です。
B: Fingers crossed!
A:明日、面接なんだ。
B:うまくいくよう祈ってるよ!
文章では Keep your fingers crossed for me.(うまくいくよう祈っていて)や I’ll keep my fingers crossed.(うまくいくよう祈っているね)のようにも使います。
Eye roll:目を上に向けて回すジェスチャー

eye roll は、目を上に向けてぐるりと動かすしぐさです。日本語の「目を丸くする」ではなく、「呆れた」「またか」「うんざり」という反応に近い表現です。
動詞では roll one’s eyes を使います。
私に向かってそんな呆れた顔をしないで。
冗談で使うこともありますが、相手に直接すると失礼・反抗的に見えることがあります。上司や初対面の人には避けるのが無難です。
Thumbs up:親指を立てる「いいね・了解」
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親指を立てる thumbs up は、英語圏では一般に「いいね」「了解」「賛成」「よくできた」を表します。
B: Yes. Thumbs up!
A:準備はできた?
B:うん、バッチリ!
give someone the thumbs-up なら「人に承認を与える」という意味にもなります。ただし、国や地域によっては侮辱的に受け取られる場合があるため、海外では相手や場面を見て使いましょう。
Shrug:肩をすくめる

両肩または片方の肩を上げる動作は shrug です。文脈によって「分からない」「仕方ない」「どちらでもいい」などを表します。
B: I don’t know.(shrugs)
A:トムはどこ?
B:分からない。
She shrugged her shoulders.(彼女は肩をすくめた)のように動詞でも使えます。無関心に見える場合もあるので、深刻な相談への返事では注意が必要です。
Facepalm:顔を手で覆う

facepalm は、手のひらで顔や額を覆うしぐさです。自分の失敗への恥ずかしさや、他人の行動への「ああ、もう……」「なんてこと」という呆れを表します。
違う人にメールを送っちゃった。ああ、やってしまった。
実際の動作だけでなく、SNSやチャットで単語や絵文字(🤦)としても使われます。
Raise an eyebrow:片眉を上げる

片眉を上げるしぐさは raise an eyebrow。驚き、疑い、興味、皮肉などを表し、正確な意味は表情と状況で変わります。
値段を伝えると、彼女は驚いたように眉を上げた。
なお、「眉をひそめる」は通常 frown や knit one’s brows と言い、眉を上げる動作とは別です。
Fist pump:拳を突き上げるガッツポーズ

日本語でいう「ガッツポーズ」に近い動作は、英語では fist pump と呼びます。勝利、成功、喜びを表すジェスチャーです。
その知らせを聞いて、彼はガッツポーズをした。
「ガッツポーズ」は和製英語なので、英語では fist pump または pump one’s fist と表現しましょう。
Peace sign / Peace out:Vサインとカジュアルな別れ

2本の指で作るVサインは peace sign と呼ばれ、平和や友好的な気持ちを表します。Peace out! は「じゃあね」「またね」に近い、とてもカジュアルな別れの言葉で、Vサインを添えることもあります。
もう行かなくちゃ。じゃあね!
peace out は言葉そのものが別れの表現であり、Vサインだけを必ずそう呼ぶわけではありません。また、手の甲を相手に向けたVサインは、イギリスなど一部地域で侮辱的になることがあります。
英語でジェスチャーを説明する表現
- make a gesture:身ぶりをする
- use a hand gesture:手のジェスチャーを使う
- point at ~:~を指さす
- wave:手を振る
- nod:うなずく
- shake one’s head:首を横に振る
- cross one’s fingers:指を交差させる
- roll one’s eyes:目を上に向けて回す
- shrug:肩をすくめる
このジェスチャーはどういう意味ですか?
Is this hand sign rude here?
このハンドサインは、ここでは失礼ですか?
He nodded to show that he agreed.
彼は賛成を示すためにうなずきました。
海外でジェスチャーを使うときの注意点
ジェスチャーの意味は世界共通とは限りません。同じ手の形でも、国・地域・世代・状況によって意味が変わります。
- 相手を指ささない:人差し指で人を指す行為は失礼に見えやすいです。
- 手の向きに注意する:Vサインなどは手のひらの向きで意味が変わる地域があります。
- 皮肉系は親しい間柄で:air quotes や eye roll は、相手をからかったり否定したりする印象を与えます。
- 迷ったら言葉で確認する:What does that gesture mean? と聞くのが確実です。
旅行先や国際交流では、まず相手の使い方を観察し、意味が分からなければ確認するのがおすすめです。
海外のジェスチャーに関するよくある質問
「ジェスチャー」は英語でそのまま通じますか?
はい。英語では gesture と言います。手の動作なら hand gesture や hand sign、表情や姿勢を含めるなら body language もよく使われます。
両手の人差し指と中指を曲げる意味は?
air quotes といい、引用符を指で表します。「いわゆる」「本当はそうではない」という皮肉や疑いを込めることもあります。
目を上に向けて回すジェスチャーの意味は?
eye roll といい、「呆れた」「うんざり」「またか」という気持ちを表します。相手に直接すると失礼に見えることがあります。
海外で避けたほうがよいハンドサインはありますか?
あります。Vサイン、親指を立てるサイン、OKサインなどは、地域によって侮辱や別の意味になる場合があります。訪問先の文化を事前に確認しましょう。
まとめ:ジェスチャーは英語と文化を一緒に覚えよう
海外のジェスチャーは、言葉だけでは伝わりにくい感情やニュアンスを補ってくれます。ただし、意味は国や場面によって変わり、air quotes や eye roll のように皮肉や失礼な印象を与えるものもあります。
英語名と意味をセットで覚え、まずは映画や海外ドラマで使われ方を観察してみましょう。実際に使うときは、相手との関係やその土地の文化を意識すると安心です。
==Rita==










