
『アナと雪の女王』(原題:Frozen)は、性格の異なる姉妹アナとエルサの関係を描いたディズニーのアニメーション映画です。
元記事を書いたKevinは、生徒さんたちから何度も作品の話を聞いて鑑賞し、「自分はエルサより、外向的なアナに近い」と感じたそうです。この記事ではその視点を活かし、二人の性格を英語で表しながら、日常の自己紹介や人物紹介に使える表現を学びます。
※英語での正式な綴りは Anna です。元記事の Ana は修正しました。
Contents
『アナと雪の女王』の短いあらすじ
アレンデール王国の王女エルサは、雪や氷を操る特別な力を持っています。しかし、愛する妹アナを傷つけることを恐れ、自分の力と感情を隠しながら周囲から距離を置いて育ちます。
ある出来事をきっかけに王国が永遠の冬に包まれ、アナは姉と王国を救うため旅へ出ます。姉妹愛、恐れからの解放、そして「本当の愛とは何か」が物語の中心です。
作品情報はDisney公式作品ページで確認できます。Disney公式予告編は、人物を表す英語を聞き取る練習にもなります。
原題「Frozen」の意味
frozen は、動詞 freeze(凍る・凍らせる)の過去分詞・形容詞で、「凍った」「冷凍された」という意味です。
freeze → froze → frozen
凍る・凍らせる → 凍った → 凍った状態の
The lake is frozen.
湖は凍っています。
I bought some frozen vegetables.
冷凍野菜を買いました。
映画では王国が物理的に凍るだけでなく、エルサが恐れによって心を閉ざし、姉妹の関係まで止まってしまった状態にも重なります。
緊張や恐怖で動けないときには、動詞の freeze を比喩的にも使えます。
I froze during the presentation.
プレゼン中、緊張で固まってしまいました。
My mind went blank, and I just froze.
頭が真っ白になり、固まってしまいました。
エルサの性格を表す英語
closed-off:心を閉ざした
closed-off は、感情を表に出さず、他人との間に壁を作っている様子です。
She seems closed-off at first.
彼女は最初、心を閉ざしているように見えます。
単に「静かな」という quiet より、他人を近づけないニュアンスがあります。
sheltered:世間から隔離されて育った
sheltered は「守られた」という意味から、外の世界をあまり知らずに育った状態を表します。
She lived a sheltered life.
彼女は世間から隔てられた生活を送っていました。
have a heart of gold:とても心が優しい
have a heart of gold は、直訳すると「金の心を持つ」。思いやりがあり、本当に優しい人を褒めるイディオムです。
She may seem distant, but she has a heart of gold.
彼女はよそよそしく見えるかもしれませんが、とても心の優しい人です。
アナの性格を表す英語
outgoing / an extrovert:社交的・外向的
outgoing は「社交的な」という形容詞、extrovert は「外向的な人」という名詞です。
Anna is friendly and outgoing.
アナは親しみやすく社交的です。
I’m more of an extrovert.
私はどちらかというと外向的です。
naive:世間知らず・考えが甘い
naive は「純真な」という好意的な意味もありますが、文脈によっては「経験が少なく、人を信じやすい」という否定的な響きになります。日本語の「ナイーブ=繊細」とは意味がずれるので注意しましょう。
She can be a little naive.
彼女は少し世間知らずなところがあります。
impulsive:衝動的な
impulsive は、十分に考える前に行動してしまう性格を表します。
She sometimes makes impulsive decisions.
彼女はときどき衝動的な決断をします。
have one’s heart in the right place:根は優しい
行動が少し空回りしていても、意図は善良だと伝える表現です。
She makes mistakes, but her heart is in the right place.
彼女は失敗もしますが、根は優しい人です。

「共感する」はidentify with
映画の登場人物に「自分と似たものを感じる」「共感する」と言いたいときは、identify with が自然です。
I identify with Elsa.
私はエルサに共感します。
Which character do you identify with more?
どちらの登場人物により共感しますか?
Anna is easy to relate to.
アナは共感しやすい人物です。
relatable も「共感できる」「親近感を持てる」という意味でよく使われます。
The characters are relatable.
登場人物たちには親近感が持てます。
元記事にあった associate with Elsa は、「エルサと付き合う・関わる」と受け取られやすいため、ここでは identify with Elsa に直しました。
曲や映画の感想に使える英語
『アナと雪の女王』は音楽も大きな魅力です。歌詞を長く引用しなくても、次のような短い表現で感想を話せます。
The songs are catchy.
曲は耳に残ります。
The story is moving.
物語は感動的です。
The characters feel real and relatable.
登場人物が現実味を持っていて、共感できます。
It’s one of my favorite Disney movies.
私のお気に入りのディズニー映画の一つです。
主題歌の題名 Let It Go は、文脈によって「それを手放す」「気にするのをやめる」「もう放っておく」といった意味になります。映画では、エルサが抑えてきた力や周囲の期待から自分を解放するイメージに重なります。
あなたはアナ型?エルサ型?
Kevinは、自分を「社交的で、ときどき衝動的なアナ型」だと感じました。一方、静かでも心の優しいエルサに自分を重ねる人もいるでしょう。
英会話の練習では、次の型を使うと自分の性格を簡単に説明できます。
I’m more like Anna because I’m outgoing.
私は社交的なので、どちらかというとアナに似ています。
I identify with Elsa because I need time alone.
一人の時間が必要なので、エルサに共感します。
I’m a little like both of them.
私は二人のどちらにも少し似ています。
まずは形容詞を一つ選び、I’m … や I’m more like … に入れて声に出してみてください。人物紹介と自己紹介を同時に練習できます。
姉妹や家族の支え、一歩踏み出す英語を学ぶなら、Karina版『アナと雪の女王』のcomfort zone・look forward to解説もあわせてどうぞ。
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