
海外ドラマや英語の会話で、“I wanna go.” や “Wanna grab coffee?” と聞こえてきたことはありませんか?
wanna(ワナ/ウォナ)は、会話の中で want to の音がつながって変化した、とてもカジュアルな形です。「〜したい」という意味は同じですが、どこでも使えるわけではありません。
この記事では、wannaの意味、発音、want toとの違い、自然な例文、使ってよい場面・避けたい場面まで、英会話初心者の方にも分かりやすく整理します。
先に結論
wanna = want to のカジュアルな話し言葉。友達との会話やくだけたチャットでは使えますが、ビジネスメール・レポート・面接など改まった場面では want to を使うのが基本です。
Contents
wannaの意味は「〜したい」
wanna は、want to が速い会話の中で一まとまりになった形です。意味は「〜したい」です。
want to + 動詞 → wanna + 動詞
I wanna go home.
家に帰りたい。
I wanna see that movie.
その映画を見たい。
Do you wanna join us?
私たちと一緒に来る?
大切なのは、wannaの後ろには原則として動詞の原形が来ることです。
wannaとwant toの違い
wannaとwant toは意味そのものより、場面と響きが違います。
| 表現 | 意味 | 響き・使う場面 |
|---|---|---|
| want to | 〜したい | 標準的。会話にも文章にも使える |
| wanna | 〜したい | かなり口語的。親しい人との会話向き |
I want to talk to you.
あなたと話したいです。
I wanna talk to you.
話したいんだ。
後者のほうが、力の抜けた日常会話らしい響きになります。ただし、wannaを無理に使えばネイティブらしくなるわけではありません。まずは聞いたときに分かることを目標にし、慣れてから会話で使えば十分です。
wantの基本イメージやneedとの違いは、be:RIZEのwantとneedの意味・違い|コアイメージと使い方で詳しく確認できます。
wannaの発音|「ワナ」「ウォナ」に近い音
wannaは、カタカナでは「ワナ」または「ウォナ」に近く聞こえます。ただし、日本語の「ワ・ン・トゥ」と一音ずつ区切るのではなく、want to全体を一息で弱くつなぐのがポイントです。

want to → wan(t) to → wanna
英語では、よく一緒に使う単語ほど音が弱くなったり、つながったりします。wannaは単なる「若者言葉」というより、自然な会話で起こる音の変化をつづりで表したものと考えると分かりやすいでしょう。
wannaの基本的な使い方と例文
1.I wanna+動詞「私は〜したい」
I wanna take a break.
ちょっと休みたい。
I wanna learn English.
英語を学びたい。
I wanna try something new.
何か新しいことを試したい。
2.Do you wanna+動詞?「〜したい?」
Do you wanna get some coffee?
コーヒーでも飲む?
Do you wanna watch a movie tonight?
今夜、映画を見る?
Do you wanna come with me?
一緒に来る?
3.Wanna+動詞?「〜する?」
親しい人との会話では、Do youまで省いて質問することがあります。
Wanna grab lunch?
ランチ行く?
Wanna sit here?
ここに座る?
Wanna talk about it?
そのこと、話す?
これはかなりカジュアルです。初対面の相手や接客、仕事上の丁寧な誘いなら、Would you like to …? や Do you want to …? のほうが安心です。
4.What do you wanna+動詞?「何を〜したい?」
What do you wanna do this weekend?
今週末、何したい?
Where do you wanna go?
どこに行きたい?
Who do you wanna invite?
誰を招待したい?
wannaを使ってよい場面・避けたい場面
| 場面 | wanna | おすすめ |
|---|---|---|
| 友達・家族との会話 | 〇 | 自然に使える |
| 親しい相手とのチャット | 〇 | くだけた文面なら使える |
| SNS・歌詞・会話文 | 〇 | 口語らしさを出すときに使える |
| 初対面の人との会話 | △ | まずはwant toが無難 |
| ビジネスメール・レポート | × | want toまたは別の丁寧表現 |
| 面接・プレゼン・試験の英作文 | × | 標準形のwant toを使う |
wannaは、話す相手との距離が近いほど使いやすい表現です。目上の人に絶対使ってはいけないという単純なルールではありませんが、迷ったらwant toを選べば問題ありません。
wannaで間違えやすい3つのポイント
1.want aをwannaと書かない
音が似ることはありますが、標準的な書き方ではwannaはwant toの口語形です。
I want a coffee.
コーヒーが欲しい。
I wanna drink coffee.
コーヒーを飲みたい。
I wanna coffee. と書いて「コーヒーが欲しい」を表すのは避けましょう。
2.I want you toはI wanna you toにならない
wantとtoの間にyouなどの目的語が入る形は、wannaにできません。
〇 I want you to come with me.
あなたに一緒に来てほしい。
× I wanna you to come with me.
3.主語がhe・sheならwants to
標準的な英語では、主語がhe・sheの場合は三単現のsが必要です。
〇 She wants to leave early.
彼女は早く帰りたがっています。
会話・歌詞・方言などで “She wanna …” を耳にすることはありますが、英語学習者が基本形としてまねする必要はありません。
wanna・gonna・gottaの違い
似た響きの口語表現も、元の形を知れば混乱しません。
| 口語形 | 元の形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|---|
| wanna | want to | 〜したい | I wanna go. |
| gonna | going to | 〜するつもり/〜になりそう | I’m gonna go. |
| gotta | (have) got to | 〜しなければ | I gotta go. |
I wanna go. は「行きたい」、I’m gonna go. は「行くつもり」、I gotta go. は「行かなきゃ」です。似ていても、気持ち・予定・必要性という違いがあります。
wannaより丁寧に言いたいときは?
「〜したい」を丁寧に伝えるなら、would like toが便利です。
I wanna ask you something.
ちょっと聞きたいんだけど。
I want to ask you something.
あなたにお聞きしたいことがあります。
I’d like to ask you something.
お伺いしたいことがあります。
丁寧さの差をもう少し詳しく整理したい方は、be:RIZEのwould like toの意味・使い方|want toとの違いと丁寧な依頼も参考にしてください。
wannaの聞き取り練習
wannaを聞き取るコツは、wannaだけを単語として覚えるのではなく、よく使うかたまりで声に出すことです。
- I wanna go.
- Do you wanna come?
- What do you wanna do?
- Where do you wanna eat?
- Wanna grab coffee?
最初はゆっくりwant toと発音し、少しずつつなげてwannaに近づけます。自分で発音できる音は、会話でも聞き取りやすくなります。
よくある質問
wannaはスラングですか?
かなりカジュアルな口語表現ですが、限られた集団だけで使う特殊なスラングというより、want toの自然な発音変化を文字にした形です。ただし、改まった文章には向きません。
wannaは失礼ですか?
wanna自体が失礼な言葉ではありません。ただし、相手や場面によってはくだけすぎて聞こえます。仕事や初対面ではwant to、より丁寧にするならwould like toを使いましょう。
Wanna …? だけで質問できますか?
友達同士なら使えます。Wanna grab lunch? は「ランチ行く?」のような軽い誘いです。丁寧に誘うなら Would you like to have lunch? などが適しています。
wannaは文章でも使えますか?
友達とのメッセージ、SNS、歌詞、小説の会話文など、くだけた雰囲気を表す文章では使えます。ビジネスメール、レポート、論文、試験の英作文ではwant toを使ってください。
まとめ
wannaは、want toが会話の中で「ワナ/ウォナ」に近い音へ変化した口語形です。
- wannaの意味は「〜したい」
- wannaの後ろには動詞の原形を置く
- 友達との会話やカジュアルなチャットで使える
- ビジネスメール・面接・レポートではwant toを使う
- want aやwant you toをwannaに置き換えない
- 丁寧に言うならwould like toが便利
まずは海外ドラマや会話でwannaを聞き取れるようにし、慣れてきたら “Wanna grab coffee?” のような短いフレーズから使ってみてください。
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