
映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』は、仕事を失った料理人がフードトラックで再出発し、料理への情熱と家族とのつながりを取り戻していく物語です。英語の原題は、シンプルに Chef。
この記事では、chefとcookの違い、SNSで使う go viral、人生や仕事の再出発を表す start over など、作品のテーマに結びつく英語表現を例文付きで解説します。
Contents
映画『シェフ』の英語タイトルはChef
英語の原題は Chef です。発音記号は /ʃef/ で、日本語の「シェフ」に近い音になります。
chef はもともとフランス語に由来し、レストランなどの厨房で専門的に料理をする人、特に調理チームを率いる料理人を表します。
She works as a chef at an Italian restaurant.
彼女はイタリア料理店でシェフとして働いています。
chefとcookの違い
どちらも「料理をする人」を表しますが、一般的な使い分けがあります。
- chef:専門的な技術を持ち、飲食店の厨房で働く料理人
- cook:料理をする人全般、または調理担当者
cook は動詞として「料理する」という意味でも使えますが、chef は通常、職業を表す名詞です。
My father is a good cook.
父は料理が上手です。
この文は「父が職業料理人」という意味ではなく、家庭で料理が上手なことを表せます。
The head chef created a new menu.
料理長が新しいメニューを考案しました。
head chef は「料理長」「総料理長」。厨房全体を率いる役職です。

映画『シェフ』のあらすじ
ロサンゼルスのレストランで料理長を務めるカールは、自分の創造性を発揮した料理を作りたいと考えています。しかし、店のオーナーとの意見の違いや、料理評論家からの厳しい評価をきっかけに感情を爆発させ、その様子がインターネットで広まってしまいます。
仕事を失ったカールは、元妻と息子の協力を得てフードトラックを始めます。マイアミからロサンゼルスまで旅をしながらキューバサンドイッチを販売し、料理の楽しさ、息子との時間、自分らしい働き方を取り戻していきます。
料理映画であると同時に、SNSとの付き合い方、キャリアの再出発、親子関係を描いた作品です。

映画から覚えたい英語表現6選
go viral は、動画、写真、投稿などがインターネット上で急速に広まることです。日本語の「バズる」に近い表現です。
Her cooking video went viral overnight.
彼女の料理動画は一夜にして拡散しました。
go の過去形は went なので、「バズった」は went viral になります。
No one expected the post to go viral.
その投稿が拡散するとは誰も予想していませんでした。
viral のもとの意味は「ウイルス性の」。ウイルスのように一気に広がるイメージから、この意味で使われます。
2.get picked up:取り上げられる/拾われる
pick up には「拾う」「迎えに行く」など多くの意味があります。ニュースやSNSの文脈で get picked up と受け身にすると、情報が「メディアや多くの人に取り上げられる」という意味になります。
The story was picked up by several news sites.
その話はいくつかのニュースサイトに取り上げられました。
His review got picked up on social media.
彼のレビューはSNSで広く取り上げられました。
3.post/repost:投稿する/再投稿する
映画公開当時のTwitterでは tweet、retweet という言葉が使われています。現在のXでは、公式には post と repost が使われます。
- post:投稿、または投稿する
- repost:他の投稿を再投稿する
- quote post:コメントを加えて引用投稿する
Think carefully before you post something online.
オンラインに何か投稿する前によく考えましょう。
映画を英語で見ると、公開当時の文化や言葉遣いも学べます。古い表現が間違いというわけではなく、サービスとともに呼び方が変化した例です。
4.start over:最初からやり直す/再出発する
start over は「最初からやり直す」「新たに出発する」です。失敗のあとでゼロから始めるニュアンスがあります。
He left the restaurant and decided to start over.
彼はレストランを辞め、再出発することを決めました。
It’s never too late to start over.
やり直すのに遅すぎることはありません。
仕事だけでなく、人間関係、学習、生活習慣をやり直す場面でも使えます。
5.passion:情熱/熱意
passion は、何かに対する強い「情熱」「熱意」です。have a passion for … で「…に情熱を持っている」と言えます。
She has a passion for cooking.
彼女は料理に情熱を持っています。
He rediscovered his passion for food.
彼は食への情熱を再発見しました。
「好き」よりも強く、仕事や人生の原動力になる思いを表す言葉です。
6.make a living:生計を立てる
make a living は「生計を立てる」「生活費を稼ぐ」という意味です。
He makes a living by selling food from his truck.
彼はフードトラックで料理を売って生計を立てています。
make a living as + 職業 なら、「…として生計を立てる」と言えます。
She makes a living as a freelance designer.
彼女はフリーランスのデザイナーとして生計を立てています。
料理とレストランで使える英語
映画を見ながら、料理に関する基本語彙も一緒に覚えましょう。
- ingredient:材料、食材
- recipe:レシピ、調理法
- menu:メニュー
- kitchen:台所、厨房
- food truck:移動販売車、キッチンカー
- food critic:料理評論家
- serve:料理を提供する
- season:味付けする
What ingredients do we need for this recipe?
このレシピにはどんな材料が必要ですか?
The food is freshly prepared and served from the truck.
料理は作りたてで、トラックから提供されます。

『シェフ』が英語学習に向いている理由
この作品には、レストランでの仕事、親子の会話、SNS、旅先でのやり取りなど、身近な場面が登場します。専門用語だけでなく、短く自然な日常表現に触れられるのが魅力です。
次の順番で見ると学びやすくなります。
- 日本語字幕で物語を楽しむ
- 英語字幕で気になる短い表現を確認する
- 料理・仕事・家族の3テーマに分けてメモする
- 自分の仕事や好きな料理について例文を作る
たとえば I have a passion for … の後ろに、英語、旅行、映画など自分の好きなものを入れるだけでも、会話で使える一文になります。
会議・面接・交渉・チームの会話を学べる作品は、仕事・キャリア映画で英語学習|初心者におすすめの洋画15選にまとめています。
まとめ
映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』からは、料理だけでなく、SNSやキャリアの再出発に関する英語も学べます。
- chef:専門的な料理人、シェフ
- go viral:ネット上で急速に拡散する
- get picked up:取り上げられる
- start over:最初からやり直す、再出発する
- passion:情熱、熱意
- make a living:生計を立てる
まずは、自分の好きなことを使って I have a passion for … の一文を作ってみましょう。作品のテーマと自分の経験を結びつけると、英語表現が記憶に残りやすくなります。










