
show upは、日常会話で「現れる」「姿を見せる」「やって来る」という意味でよく使われる句動詞です。約束の場所に来る、予定していなかった人が突然現れる、探していた物が見つかるなど、幅広い場面で使えます。
ただし、show someone upになると「人に恥をかかせる」という別の意味になります。この記事では、show upの基本イメージ、場所や時間を続ける語順、turn up・appear・arriveとの違い、間違いやすいポイントまで例文で解説します。
Contents
show upの基本的な意味
show upの中心は、「見えるところに姿が出てくる」という感覚です。人について使うと「現れる・やって来る」、物や問題について使うと「見つかる・明らかになる」と訳せます。
- 人が現れる・来る
- 物が見つかる・姿を現す
- 問題や特徴が表面に出る
He finally showed up at the party.
彼はようやくパーティーに現れました。
Only six people showed up for the class.
そのクラスに来たのは6人だけでした。
My missing earring showed up under the sofa.
なくしたイヤリングがソファの下から見つかりました。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜ「現れる」になる?showとupの感覚
showには「見せる」、upには「上へ」だけでなく「見える状態へ・表面へ」という感覚があります。
そのためshow upは、隠れていたものや、まだその場にいなかった人が「目に見えるところへ出てくる」というイメージになります。
A small crack showed up on the screen.
画面に小さなひびが現れました。
The problem didn’t show up during the test.
テスト中にはその問題は現れませんでした。
show upのよく使う形と語順
show up:現れる・姿を見せる
どこに来たかを言わなくても分かる場合は、show upだけで使えます。
I invited Maya, but she didn’t show up.
マヤを招待しましたが、彼女は来ませんでした。
Don’t worry. He’ll show up.
心配しないで。彼は来ますよ。
show up at+場所・行事
具体的な場所や比較的小さな行事を続けるときは、show up at+場所が自然です。
She showed up at my office without calling.
彼女は電話もせずに私のオフィスへ現れました。
What time should I show up at the venue?
会場には何時に行けばよいですか。
show up for+予定・仕事・約束
「何のために来るか」「どの予定に出るか」を示すときは、show up for+予定を使えます。
He didn’t show up for his interview.
彼は面接に来ませんでした。
Thanks for showing up for me.
私のために来てくれてありがとう。
show up for someoneは、文脈によって「その人が必要としているときにそばにいる・支える」という温かい意味にもなります。
show up on・in:画面・検査・記録などに現れる
映像、画面、検査結果などに何かが現れる場合にも使います。
The stain shows up clearly in this photo.
この写真では、その染みがはっきり見えます。
Nothing unusual showed up in the blood test.
血液検査では異常は何も見つかりませんでした。
show up・turn up・appear・arriveの違い

show up:姿を見せる・実際に来る
show upは会話的で、来るかどうかが気になっていた人、遅れて来た人、突然来た人について特に自然です。「来るという行動を実際にした」ことにも焦点があります。
More than a hundred people showed up.
100人を超える人が集まりました。
turn up:現れる・やって来る
turn upも会話で「現れる」という意味になります。特にイギリス英語でよく使われ、show upと置き換えられることも多い表現です。人だけでなく、なくした物が「出てくる」にも使えます。
My keys turned up in the kitchen.
鍵はキッチンで見つかりました。
appear:現れる・見えるようになる
appearはshow upより中立的で、やや改まった語です。人が登場する場合だけでなく、文字、症状、変化、映像などが「現れる」ときに幅広く使えます。
A warning message appeared on the screen.
画面に警告メッセージが表示されました。
arrive:目的地に到着する
arriveは「到着」という事実や時刻に焦点があります。show upのような「姿を見せた」「ちゃんと来た」という会話的な含みは基本的にありません。
Our train arrived at nine.
私たちの列車は9時に到着しました。
しゅみすけ(大山俊輔)
show someone upは「人に恥をかかせる」
show upの間に人を置いたshow someone upは、「その人の失敗や弱点を目立たせる」「人前で恥をかかせる」という別の表現です。
He tried to show me up in front of the client.
彼は取引先の前で私に恥をかかせようとしました。
I didn’t mean to show you up.
あなたに恥をかかせるつもりはありませんでした。
「彼が現れた」はHe showed up.、「彼に恥をかかせた」はI showed him up.です。目的語の位置で意味が変わるため注意しましょう。
日本人が間違えやすいポイント
人を目的語として直接続けない
「彼が現れた」と言いたいとき、showの直後にhimを置くと意味が変わります。
× I showed him up at the party.
(これは「パーティーで彼に恥をかかせた」の意味)
○ He showed up at the party.
彼はパーティーに現れました。
過去形はshowed up
showの過去形はshowedなので、「現れた」はshowed upです。
× She show up late yesterday.
○ She showed up late yesterday.
彼女は昨日遅れて来ました。
フォーマルな場面ではappearやarriveも検討する
show upは自然な会話表現ですが、公式な報告や案内ではappear、arrive、attendなどの方が合う場合があります。
All participants must arrive by 9:00.
参加者は全員9時までに到着してください。
show upが出てこないときの簡単な言い換え
show upを思い出せなくても、基本的な英語で十分伝えられます。
- come:来る
- be there:そこにいる・出席する
- arrive:到着する
- appear:現れる
- find:見つける
She didn’t come to the meeting.
彼女は会議に来ませんでした。
I’ll be there at seven.
7時に行きます。
まとめ
show upは、「見えるところへ姿が出てくる」という感覚から、「現れる・姿を見せる・やって来る・見つかる」を表します。
- show up:現れる・実際に来る
- show up at+場所:その場所に現れる
- show up for+予定:予定や約束に来る
- show up on / in:画面・検査・記録などに現れる
- show someone up:人に恥をかかせる
- appearは中立・やや改まった語、arriveは到着に焦点
ほかの会話で役立つ表現は、英熟語・定型表現の一覧でも確認できます。









