
英語で「どういたしまして」と返す基本表現は You’re welcome. です。ただし、実際の会話では No problem.、My pleasure.、Anytime. など、相手との関係や場面に合わせてさまざまな返し方が使われます。
まずはこの3つを覚えれば十分です。
- You’re welcome.:幅広い場面で使える基本表現
- No problem.:友達や同僚への自然でカジュアルな返答
- My pleasure.:仕事や接客でも使いやすい丁寧な返答
この記事では、「いえいえ」「気にしないで」「こちらこそ」「喜んで」に近い英語表現を、カジュアル・丁寧・ビジネスの場面別に整理します。
Contents
「どういたしまして」は英語でYou’re welcome
You’re welcome. は、Thank you. に対する最も基本的な返答です。友達、職場、初対面、接客など幅広い場面で使えます。
手伝ってくれてありがとう。
B: You’re welcome.
どういたしまして。
You’re は You are の短縮形です。会話では通常、You are welcome. よりも You’re welcome. のほうが自然に聞こえます。
なお、your welcome は「あなたの歓迎」という形になり、Thank you.への返答としては誤りです。正しくは you’re welcome と書きます。
You’re welcomeそのものの意味・welcomeの使い方・発音を詳しく確認したい方は、You’re welcome(ユアウェルカム)の意味と使い方もご覧ください。

You’re welcome以外の自然な返し方一覧
| 英語 | 日本語の感覚 | 場面 |
|---|---|---|
| No problem. | いえいえ/大丈夫だよ | カジュアル |
| My pleasure. | 喜んで/お役に立てて光栄です | 丁寧・仕事・接客 |
| Anytime. | いつでもどうぞ | 親しい相手 |
| Of course. | もちろん | 日常・仕事 |
| Don’t mention it. | お礼なんていいよ | やや控えめ |
| Not at all. | とんでもないです | 丁寧 |
| Glad to help. | お役に立ててうれしいです | 日常・仕事 |
| Thank you, too. | こちらこそありがとう | 双方が感謝する場面 |
カジュアルな「どういたしまして」
No problem.|いえいえ・大丈夫だよ
No problem. は、友達や家族、同僚との会話で非常によく使われます。「それくらい問題ないよ」「気にしなくていいよ」という軽い感覚です。
代わりにシフトに入ってくれてありがとう。
B: No problem.
全然大丈夫だよ。
ただし、格式の高い接客や重要な取引先への返答では、My pleasure. や You’re very welcome. のほうが無難です。
Anytime.|いつでもどうぞ
Anytime. は「またいつでも頼ってね」という温かさを含む表現です。実際に今後も助ける気持ちがあるときに向いています。
話を聞いてくれてありがとう。
B: Anytime.
いつでも聞くよ。
Sure./Sure thing.|もちろん
ちょっとした依頼に応えたあとなら、Sure. や Sure thing. も自然です。「もちろん」「いいよ」という軽快な返答になります。
丁寧な「どういたしまして」
My pleasure.|喜んで・お役に立てて光栄です
My pleasure. は、直訳すると「私の喜びです」。「あなたのためにできてうれしい」という前向きな気持ちを伝えます。職場、接客、初対面でも使いやすい丁寧な表現です。
時間を取ってすべて説明してくださり、ありがとうございます。
B: My pleasure.
どういたしまして。お役に立てて光栄です。
You’re very welcome.|どういたしまして
very を加えた You’re very welcome. は、感謝をしっかり受け止める温かい返答です。Thank you so much. のような強い感謝への返しにも合います。
Not at all.|とんでもないです
Not at all. は「まったく構いません」「とんでもないです」に近い丁寧な表現です。イギリス英語で比較的よく聞かれます。
It was nothing.|大したことではありません
It was nothing. は、自分がしたことを控えめに表す「大したことではありませんよ」です。ただし、相手が深く感謝している場面で強く否定すると、感謝そのものを軽く扱うように聞こえる場合があります。笑顔や柔らかな声と一緒に使いましょう。
ビジネス・メールで使える返し方
仕事では、短い「どういたしまして」に一言加えると、協力的で感じのよい返答になります。
お役に立ててうれしいです。
It was my pleasure.
喜んで対応させていただきました。
Happy to help.
お役に立てて何よりです。
Please don’t hesitate to contact me if you need anything else.
ほかに何か必要でしたら、遠慮なくご連絡ください。
更新版のファイルを送っていただき、ありがとうございます。
My pleasure. Please let me know if you need any other changes.
どういたしまして。ほかに変更が必要でしたらお知らせください。
メールでは You’re welcome. だけでも間違いではありません。ただ、My pleasure. や Happy to help. のあとに次の行動を添えると、会話が自然につながります。
「こちらこそありがとう」は英語で?
日本語の「どういたしまして」は、場面によって「こちらこそありがとう」の意味になります。その場合は、You’re welcome. よりも次の表現が自然です。
こちらこそありがとう。
No, thank you.
いえ、こちらこそありがとうございます。
Thank YOU.
こちらこそありがとう。
※会話ではyouを強く発音します。
今日は来てくれてありがとう。
B: No, thank you for inviting me.
いえ、こちらこそ招待してくれてありがとう。
「ありがとう」の伝え方そのものを広げたい方は、「ありがとう」は英語で?お礼メッセージ例文と感謝の伝え方もあわせてご覧ください。
「どういたしまして」を使い分ける会話例
友達に軽く返す
コーヒーありがとう!
B: No problem!
いえいえ!
仕事で丁寧に返す
早速ご返信いただき、ありがとうございます。
B: My pleasure. Please let me know if you have any questions.
どういたしまして。ご質問があればお知らせください。
相手にも感謝を返す
素敵な夜をありがとう。
B: Thank you, too. I had a great time.
こちらこそありがとう。とても楽しかったです。
よくある質問
You’re welcomeは失礼ですか?
失礼ではありません。幅広い場面で使える標準的な返答です。ただし、親しい相手との軽い会話では、No problem. や Anytime. のほうがくだけて自然に聞こえることがあります。
No problemは目上の人にも使えますか?
日常的な職場では使われますが、重要な顧客や格式の高い場面では My pleasure.、You’re very welcome.、I’m glad I could help. のほうが安心です。
「いえいえ」は英語で何と言いますか?
軽い「いえいえ」なら No problem. や Not at all. が使えます。相手にも感謝したいなら Thank you, too. が自然です。日本語一語を置き換えるより、「問題ない」「こちらこそ」「喜んで」のどの気持ちかを選ぶのがコツです。
チャットで短く返すなら?
No problem!、Anytime!、Of course!、Happy to help! が使いやすい表現です。親しい相手なら No worries! も自然です。
知っている返し方を、会話の瞬間に出してみませんか?
You’re welcome.を知っていても、相手との関係や場面に合わせて My pleasure. や Anytime. を瞬時に選ぶには、短い会話の中で実際に使う練習が必要です。
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まとめ|「どういたしまして」は場面と気持ちで選ぼう
英語の「どういたしまして」は、まず次の3つを使い分ければ十分です。
- 迷ったら You’re welcome.
- 親しい相手に軽く返すなら No problem.
- 丁寧に気持ちを伝えるなら My pleasure.
「こちらこそ」なら Thank you, too.、「いつでも頼ってね」なら Anytime. のように、日本語の訳ではなく、その場で伝えたい気持ちから英語を選んでみましょう。









