
宇宙を舞台にした映画、しゃべるアライグマ、歩く木、そして70年代の名曲。ひとつでも気になったなら、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』はぴったりの映画です。
クセの強いはみ出し者たちが、最初は衝突しながらも仲間になっていくSFアクション。笑える会話が多く、チームワークや異文化理解につながる英語表現も学べます。
Contents
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の作品情報
- 公開:2014年
- 監督:ジェームズ・ガン
- 出演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタほか
- 声の出演:ブラッドリー・クーパー、ヴィン・ディーゼル
- 原題:Guardians of the Galaxy
guardian は「守護者」「守る人」、galaxy は「銀河」。タイトルは「銀河を守る者たち」という意味です。
本作はMCU版ガーディアンズの第1作。その後、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年)、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(2023年)へ続きます。
あらすじ|はみ出し者たちが銀河を救う
地球出身のトレジャーハンター、ピーター・クイルは、謎の球体オーブを盗んだことで追われる身になります。
彼を狙う暗殺者ガモーラ、賞金稼ぎのロケットとグルート、復讐に燃えるドラックス。目的も性格も異なる5人は、刑務所で出会い、やがて銀河全体を脅かす敵に立ち向かうことになります。

ピーター・クイルは、正統派のヒーローというより、口が達者で少し調子のよい泥棒です。チームも暗殺者、賞金稼ぎ、戦士、木のような生命体という寄せ集め。この「完璧ではない者同士が違いを越えて協力する」点が、作品の大きな魅力です。
映画から学べる英語表現
1. be set in …:〜を舞台にしている
The movie is set in outer space.
その映画は宇宙を舞台にしています。
be set in + 場所・時代 は、映画や小説の舞台を説明する定番表現です。
- The story is set in Tokyo.:その物語は東京が舞台です。
- The film is set in the 1990s.:その映画は1990年代を舞台にしています。
2. put aside one’s differences:意見や立場の違いを脇に置く
They put aside their differences and worked together.
彼らは違いを脇に置き、力を合わせました。
put aside は「脇に置く」「いったん置いておく」。物だけでなく、意見の違い、感情、心配などにも使えます。
- Let’s put that issue aside for now.:その問題は今はいったん置いておきましょう。
- We need to put aside our anger.:怒りをいったん脇に置く必要があります。
3. stand by:傍観する/そばで支える/待機する
We can’t just stand by.
ただ黙って見ているわけにはいきません。
この文の stand by は「傍観する」という意味です。ただし、文脈によって意味が変わります。
- stand by and do nothing:何もせず傍観する
- stand by someone:人を支える、味方でいる
- Please stand by.:そのままお待ちください
一つの日本語訳だけでなく、「近くにいて、その状態を保つ」という感覚で捉えると意味をつなげやすくなります。
4. wipe out:全滅させる、完全に消し去る
The attack could wipe out the city.
その攻撃で街が壊滅する可能性があります。
wipe は「拭く」、out は「外へ、完全に」。そこから wipe out は、人や場所、集団などを「完全に消し去る」「壊滅させる」という強い意味になります。
なお、くだけた会話では I’m wiped out. で「へとへとです」という意味にもなります。

in someone’s shoes:相手の立場になって
Try to put yourself in her shoes.
彼女の立場になって考えてみてください。
「人の立場で考える」は、think in other people’s shoes ではなく、通常は put yourself in someone’s shoes と表現します。
外国語を学び、違う国の人と話すときにも、相手の背景や価値観を想像する姿勢は大切です。本作の登場人物たちも、最初から分かり合っていたわけではありません。衝突しながら相手を知り、少しずつチームになっていきます。
初心者が英語学習に使うコツ
ロケットやピーターの会話は速く、冗談も多いため、初心者はすべてを聞き取ろうとしなくて大丈夫です。
- まず日本語字幕で物語を楽しむ
- 好きな登場人物を一人決める
- 短いフレーズを英語字幕で確認する
- 口調やリズムまでまねて音読する
SF・宇宙・魔法を扱う作品を探すなら、SF・ファンタジー映画で英語を学ぶ作品ガイドも参考にしてください。学習手順全体は、映画で英語を学ぶ方法のまとめで紹介しています。
まとめ
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、能力も価値観も違うはみ出し者たちが、違いを脇に置いて銀河を救う物語です。
旧記事を書いたPeterが感じたように、異なる人たちが協力する姿は、外国語や異文化コミュニケーションにも重なります。put aside one’s differences、stand by、wipe out、put yourself in someone’s shoesを、チームや人間関係について話す英語として覚えてみてください。









