
『ゴーストバスターズ(Ghostbusters)』は、ニューヨークで幽霊退治の会社を立ち上げた科学者たちを描く1984年のSFコメディ映画です。2016年のリブート版や、その後のシリーズ作品もありますが、この記事ではビル・マーレイらが出演する第1作を扱います。
超常現象とドタバタ劇を組み合わせた作品で、会話には皮肉や言葉遊びも多めです。すべてを聞き取ろうとせず、短く応用しやすい表現から拾うと英語学習に使いやすくなります。
Contents
『ゴーストバスターズ』(1984)のあらすじ
ピーター・ヴェンクマン、レイモンド・スタンツ、イゴン・スペングラーは、大学を離れたのを機に、幽霊を捕獲する会社「ゴーストバスターズ」を設立します。当初は怪しまれますが、ニューヨークで怪現象が相次ぎ、仕事は急増していきます。
やがて、依頼人ダナ・バレットの住む建物が、破壊の神ゴーザを呼び出す計画と結びついていることが判明。街全体を巻き込む危機に、ゴーストバスターズが立ち向かいます。
映画で覚えたい英語表現

Let me tell you something.
Let me tell you something. は、「ちょっと言わせて」「ひとつ話しておくね」と、自分の話を切り出す表現です。大事な話の前置きにも、相手へ反論するときにも使われるため、声の調子で印象が変わります。
Let me tell you something about this project.
このプロジェクトについて、ひとつ話させてください。
tell + 人 + 内容 は、「人に情報を伝える」という形です。語順の仕組みは、第4文型SVOOを「人に、もの・情報を渡す」骨格で学ぶ解説でも確認できます。
all I have is …
all I have is … は、「私にあるのは〜だけ」「私が持っているのは〜しかない」と限定するときに使えます。
All I have is ten minutes.
私にある時間は10分だけです。
All we have is this photo.
私たちにある手がかりは、この写真だけです。
go for broke
go for broke は、失敗するリスクを承知で「一か八か全力で挑む」「すべてを懸ける」というイディオムです。単に応援する Go for it! よりも、賭けや覚悟のニュアンスが強くなります。
We have one last chance, so let’s go for broke.
最後のチャンスがひとつあるから、思い切ってすべてを懸けよう。
She went for broke and started her own business.
彼女は覚悟を決めて、自分の事業を始めました。
be madly in love with …
be madly in love with … は、「〜に夢中で恋している」「〜を熱烈に愛している」という強い表現です。madly が in love の程度を強めています。
He is madly in love with her.
彼は彼女に夢中です。
日常で少し控えめに言うなら、He really loves her. や He is deeply in love with her. も使えます。be in love with が表す「恋をしている状態」と fall in love with が表す「その状態になる変化」の違いは、loveのコアイメージと使い方で詳しく確認できます。
odd
odd は、この種の会話では「変わった」「妙な」という意味です。strange に近いものの、必ずしも怖さを伴わず、「どこか普通と違う」という感覚でも使われます。
That’s odd. The door was open a minute ago.
妙だな。さっきはドアが開いていたのに。
He has an odd sense of humor.
彼には変わったユーモアのセンスがあります。
Will you please …?
Will you please …? は、形だけを見ると丁寧な依頼ですが、状況やイントネーションによっては「〜してくれませんか」と強く迫る言い方にもなります。
Will you please leave?
出ていってくれませんか。
Will you please wait here?
ここで待っていただけますか。
英語学習に使うコツ

本作ではピーターの冗談や皮肉が速く、字幕なしでは難しい場面もあります。最初は日本語字幕で状況を把握し、次に英語字幕で Let me …、All I have is … のような文の型を探しましょう。
go for broke は印象に残る表現ですが、日常で頻繁に使う言葉ではありません。まずは汎用性の高い Let me tell you … や Will you please …? から自分の例文を作るのがおすすめです。









