Basic Englishの850語一覧|600のThings・150のQualities・100のOperations

Basic English 850語一覧:600 Things・150 Qualities・100 Operations

Basic Englishの850語は、単に「よく使う英単語を850個集めたリスト」ではありません。C・K・オグデンは、英語で意味を作るための部品を100のOperations(操作語)・600のThings(もの/こと)・150のQualities(性質)に分けました。

結論から言えば、この850語はすべて同じ重さではありません。まず英語を動かす18のoperator(動詞に近い中心語)と、方向や関係を示す語を使い、ThingsとQualitiesを組み合わせる。ここにBasic Englishの設計思想があります。

Basic Englishそのものの背景は「Basic Englishとは?オグデンが850語で英語を組み直した理由」、人物と思想については「C・K・オグデンとは?『意味の意味』とBasic Englishを生んだ言語思想家」もあわせてご覧ください。

Basic English 850語の内訳

大分類 小分類 語数 役割
Operations operator・方向語・機能語など 100 文を動かし、関係を作る
うち中心となるoperatorは18語
Things General 400 抽象的なこと、行為、関係を含む
Picturable 200 絵で示しやすい具体物
Qualities General 100 一般的な性質・状態
Opposites 50 対になる性質
合計 850 英語を再構成する基本部品

ここでいうThingsには、bookやappleだけでなく、agreement、development、thought、useなども含まれます。現代の学校文法の「名詞・動詞・形容詞」という棚ではなく、意味を操作する語/対象として扱う語/性質を与える語という機能で分けているのがポイントです。

しゅみすけ(大山俊輔)

850語を平らに覚えるのではなく、まず意味を動かすoperatorと方向語を使えるようにする。この順序は、私がコーチングで大切にしている「コアから組み立てる」という考え方にも通じます。

最初に押さえたい18のoperator

オグデンはcome、get、give、go、keep、let、make、put、seem、take、be、do、have、say、see、send、may、willを中心語に置きました。一般には「18動詞」と説明されますが、Ogden自身の体系ではoperatorです。

come / get / give / go / keep / let / make / put / seem / take / be / do / have / say / see / send / may / will

この顔ぶれを見ると、現代の英語学習でも基本動詞が重要な理由がよく分かります。たとえばgetを「得る」、takeを「取る」と一対一で覚えるのではなく、中心イメージと文脈の組み合わせで意味を広げる。これはbe-rize.comの「英語の基本動詞の覚え方」や「have・take・getの違い」とも直接つながります。

850語は同じ重さではない:18のoperatorから組み合わせる

Basic English 850語一覧(オグデンの分類順)

以下は850語を、オグデンの設計が見える分類順で掲載したものです。米英で綴りが異なるgrey/gray、plough/plowも原リストに沿って併記しています。

Operations:100語(和訳・コアイメージ・be-rize解説リンク)

「詳しく見る」はbe-rize.comの個別解説へつながります。「準備予定」の語は、今後コアイメージ記事を追加して順次接続します。

今回整備した機能語は、be-rize.comのBasic English重要語46選|コアイメージ総合ガイドから、働き別にまとめて読むこともできます。

18のoperator(意味を動かす中心語)

単語 代表的な和訳 コアイメージ 詳しい解説
come 来る 話し手・基準点へ近づく comeのコアイメージ
get 得る/〜になる 動いて、ある状態・地点に到達する getのコアイメージ
give 与える 自分の側から相手へ移す giveのコアイメージ
go 行く 基準点から離れて進む goのコアイメージ
keep 保つ ある状態をそのまま続ける keepのコアイメージ
let 〜させる 妨げず、自由にさせる letのコアイメージ
make 作る/〜させる 力を加えて新しい状態を生む makeのコアイメージ
put 置く 何かをある位置・状態へ動かす putのコアイメージ
seem 〜のように見える 観察から、そのようだと判断する seemのコアイメージ
take 取る/連れていく 自分の側へ取り込み、運ぶ takeのコアイメージ
be 〜である/いる 人・物を状態や存在に結ぶ be動詞のコアイメージ
do する 行為を実行し、完了へ進める doのコアイメージ
have 持つ/経験する 自分の領域・関係の中にある haveのコアイメージ
say 言う 言葉・内容を口から出す sayのコアイメージ
see 見る/分かる 視界・認識の中に入る seeのコアイメージ
send 送る 人・物・情報を目的地へ出す sendのコアイメージ
may 〜かもしれない/〜してよい 可能性や許可への道が開いている mayのコアイメージ
will 〜するつもり/〜だろう 現在の意志・見込みが未来へ向く willのコアイメージ

方向・位置・関係を作る20語

単語 代表的な和訳 コアイメージ 詳しい解説
about 〜について/およそ 対象と、その周辺 aboutのコアイメージ
across 〜を横切って 端から反対側へ横切る acrossのコアイメージ
after 〜の後に 後を追い、後に続く afterのコアイメージ
against 〜に対して 対象とぶつかり合う againstのコアイメージ
among 〜の間に 集団の中に混じる betweenとamongの違い
at 〜で/〜に 一点を指し示す atのコアイメージ
before 〜の前に 時間・順序の前側 before・after・duringの違い
between 〜の間に 個別のもの同士を結ぶ間 betweenとamongの違い
by 〜のそばに/〜によって すぐそば・近接 byのコアイメージ
down 下へ 高い位置から低い位置へ downのコアイメージ
from 〜から 起点から離れる fromのコアイメージ
in 〜の中に 境界の内側 inのコアイメージ
off 〜から離れて 接触・所属から分離する offのコアイメージ
on 〜の上に/〜に接して 面への接触 onのコアイメージ
over 〜の上を/越えて 上から覆い、弧を描いて越える overのコアイメージ
through 〜を通って 内部を通り抜ける throughのコアイメージ
to 〜へ/〜に 到達点を含む矢印 toのコアイメージ
under 〜の下に 下側の範囲に入る underのコアイメージ
up 上へ 低い位置から高い位置へ upのコアイメージ
with 〜と一緒に/〜を使って 同じ場に伴う byとwithの違い

比較・目的・所属を作る5語

単語 代表的な和訳 コアイメージ 詳しい解説
as 〜として/〜のように AとBを同じ線上で結ぶ asのコアイメージ
for 〜のために/〜に向かって 目的・目標への方向 forのコアイメージ
of 〜の/〜からなる 全体と部分を結ぶ ofのコアイメージ
till 〜まで ある時点まで状態が続く tillとuntilの違い
than 〜より 比較の基準点を置く thanのコアイメージ

範囲・指示・人を示す17語

単語 代表的な和訳 コアイメージ 詳しい解説
a 一つの/ある 未特定の一つを取り出す a・anの使い方
the その 共有された特定の対象を指す theの使い方
all すべて 範囲全体を包む allのコアイメージ
any どれでも/何か 範囲を限定せず一つ以上を開く anyのコアイメージ
every すべての 一つひとつを漏れなく見る everyのコアイメージ
little 少しの 量が小さい・足りない側 few・littleの違い
much 多くの 量の大きさ muchのコアイメージ
no 一つも〜ない 存在・数量をゼロにする noのコアイメージ
other ほかの 基準の外側にある別のもの other・anotherの違い
some いくつかの/ある 範囲の一部をぼかして取る someのコアイメージ
such そのような 直前・共有された種類を指す suchのコアイメージ
that あれ/その 話し手から離れた対象を指す thatのコアイメージ
this これ/この 話し手に近い対象を指す thisのコアイメージ
I 話し手自身 準備予定
he 話題にしている男性 準備予定
you あなた/あなたたち 聞き手を指す 準備予定
who 人に空所を作って尋ねる whoの意味・使い方

文と論理をつなぐ11語

単語 代表的な和訳 コアイメージ 詳しい解説
and そして/〜と 情報を横に足す andのコアイメージ
because なぜなら/〜なので 結果に理由をつなぐ becauseのコアイメージ
but しかし 前の内容と逆方向へ切り替える butのコアイメージ
or または 複数の選択肢を開く orのコアイメージ
if もし〜なら 条件の扉を置く ifのコアイメージ
though 〜だけれども 逆向きの事実を認めて添える thoughのコアイメージ
while 〜する間/一方で 二つの流れを並べる whileのコアイメージ
how どのように 方法・程度に空所を作る howの意味・使い方
when いつ 時間に空所を作る whenのコアイメージ
where どこ 場所に空所を作る whereのコアイメージ
why なぜ 理由に空所を作る whyのコアイメージ

時・場所・状態を調整する13語

単語 代表的な和訳 コアイメージ 詳しい解説
again 再び 同じ動き・状態へ戻る againのコアイメージ
ever これまでに/いつか 時間範囲を広く開く everのコアイメージ
far 遠く 基準点から距離が大きい farのコアイメージ
forward 前へ 進行方向の先へ forwardのコアイメージ
here ここに 話し手に近い場所 hereのコアイメージ
near 近くに 感覚的に距離が小さい whenのコアイメージ
now 話している現在点 nowのコアイメージ
out 外へ 内側から境界の外へ nowのコアイメージ
still まだ/依然として 状態が変わらず続く stillのコアイメージ
then その時/それから 時間・論理の次の点 thenのコアイメージ
there そこに 話し手から離れた場所 There is・There areの仕組み
together 一緒に 別々のものが一つになる togetherのコアイメージ
well うまく/よく 望ましい状態・十分な程度 wellのコアイメージ

程度・否定・時間を調整する10語

単語 代表的な和訳 コアイメージ 詳しい解説
almost ほとんど 到達点のすぐ手前 almostのコアイメージ
enough 十分に 必要な基準を満たす enoughのコアイメージ
even 〜でさえ 予想の範囲を越えて加える evenのコアイメージ
not 〜でない 内容を否定側へ反転する notのコアイメージ
only ただ〜だけ 範囲を一つに絞る onlyのコアイメージ
quite かなり/まったく 程度を一区切りまで高める quiteのコアイメージ
so それほど/だから 程度・結果を指し示す soのコアイメージ
very とても 程度を強く上げる veryのコアイメージ
tomorrow 明日 今日の次の日 準備予定
yesterday 昨日 今日の前の日 準備予定

方角・応答の6語

単語 代表的な和訳 コアイメージ 詳しい解説
north 地図上の北方向 準備予定
south 地図上の南方向 準備予定
east 太陽が昇る側 準備予定
west 西 太陽が沈む側 準備予定
please どうぞ/お願いします 依頼を相手に開く丁寧な合図 pleaseのコアイメージ
yes はい 内容を肯定し受け入れる yesのコアイメージ
Things:400のGeneral words

account, act, addition, adjustment, advertisement, agreement, air, amount, amusement, animal, answer, apparatus, approval, argument, art, attack, attempt, attention, attraction, authority, back, balance, base, behavior, belief, birth, bit, bite, blood, blow, body, brass, bread, breath, brother, building, burn, burst, business, butter, canvas, care, cause, chalk, chance, change, cloth, coal, color, comfort, committee, company, comparison, competition, condition, connection, control, cook, copper, copy, cork, cotton, cough, country, cover, crack, credit, crime, crush, cry, current, curve, damage, danger, daughter, day, death, debt, decision, degree, design, desire, destruction, detail, development, digestion, direction, discovery, discussion, disease, disgust, distance, distribution, division, doubt, drink, driving, dust, earth, edge, education, effect, end, error, event, example, exchange, existence, expansion, experience, expert, fact, fall, family, father, fear, feeling, fiction, field, fight, fire, flame, flight, flower, fold, food, force, form, friend, front, fruit, glass, gold, government, grain, grass, grip, group, growth, guide, harbor, harmony, hate, hearing, heat, help, history, hole, hope, hour, humor, ice, idea, impulse, increase, industry, ink, insect, instrument, insurance, interest, invention, iron, jelly, join, journey, judge, jump, kick, kiss, knowledge, land, language, laugh, law, lead, learning, leather, letter, level, lift, light, limit, linen, liquid, list, look, loss, love, machine, man, manager, mark, market, mass, meal, measure, meat, meeting, memory, metal, middle, milk, mind, mine, minute, mist, money, month, morning, mother, motion, mountain, move, music, name, nation, need, news, night, noise, note, number, observation, offer, oil, operation, opinion, order, organization, ornament, owner, page, pain, paint, paper, part, paste, payment, peace, person, place, plant, play, pleasure, point, poison, polish, porter, position, powder, power, price, print, process, produce, profit, property, prose, protest, pull, punishment, purpose, push, quality, question, rain, range, rate, ray, reaction, reading, reason, record, regret, relation, religion, representative, request, respect, rest, reward, rhythm, rice, river, road, roll, room, rub, rule, run, salt, sand, scale, science, sea, seat, secretary, selection, self, sense, servant, sex, shade, shake, shame, shock, side, sign, silk, silver, sister, size, sky, sleep, slip, slope, smash, smell, smile, smoke, sneeze, snow, soap, society, son, song, sort, sound, soup, space, stage, start, statement, steam, steel, step, stitch, stone, stop, story, stretch, structure, substance, sugar, suggestion, summer, support, surprise, swim, system, talk, taste, tax, teaching, tendency, test, theory, thing, thought, thunder, time, tin, top, touch, trade, transport, trick, trouble, turn, twist, unit, use, value, verse, vessel, view, voice, walk, war, wash, waste, water, wave, wax, way, weather, week, weight, wind, wine, winter, woman, wood, wool, word, work, wound, writing, year

Things:200のPicturable words

angle, ant, apple, arch, arm, army, baby, bag, ball, band, basin, basket, bath, bed, bee, bell, berry, bird, blade, board, boat, bone, book, boot, bottle, box, boy, brain, brake, branch, brick, bridge, brush, bucket, bulb, button, cake, camera, card, cart, carriage, cat, chain, cheese, chest, chin, church, circle, clock, cloud, coat, collar, comb, cord, cow, cup, curtain, cushion, dog, door, drain, drawer, dress, drop, ear, egg, engine, eye, face, farm, feather, finger, fish, flag, floor, fly, foot, fork, fowl, frame, garden, girl, glove, goat, gun, hair, hammer, hand, hat, head, heart, hook, horn, horse, hospital, house, island, jewel, kettle, key, knee, knife, knot, leaf, leg, library, line, lip, lock, map, match, monkey, moon, mouth, muscle, nail, neck, needle, nerve, net, nose, nut, office, orange, oven, parcel, pen, pencil, picture, pig, pin, pipe, plane, plate, plough/plow, pocket, pot, potato, prison, pump, rail, rat, receipt, ring, rod, roof, root, sail, school, scissors, screw, seed, sheep, shelf, ship, shirt, shoe, skin, skirt, snake, sock, spade, sponge, spoon, spring, square, stamp, star, station, stem, stick, stocking, stomach, store, street, sun, table, tail, thread, throat, thumb, ticket, toe, tongue, tooth, town, train, tray, tree, trousers, umbrella, wall, watch, wheel, whip, whistle, window, wing, wire, worm

Qualities:100のGeneral words

able, acid, angry, automatic, beautiful, black, boiling, bright, broken, brown, cheap, chemical, chief, clean, clear, common, complex, conscious, cut, deep, dependent, early, elastic, electric, equal, fat, fertile, first, fixed, flat, free, frequent, full, general, good, great, grey/gray, hanging, happy, hard, healthy, high, hollow, important, kind, like, living, long, male, married, material, medical, military, natural, necessary, new, normal, open, parallel, past, physical, political, poor, possible, present, private, probable, quick, quiet, ready, red, regular, responsible, right, round, same, second, separate, serious, sharp, smooth, sticky, stiff, straight, strong, sudden, sweet, tall, thick, tight, tired, true, violent, waiting, warm, wet, wide, wise, yellow, young

Qualities:50のOpposites

awake, bad, bent, bitter, blue, certain, cold, complete, cruel, dark, dead, dear, delicate, different, dirty, dry, false, feeble, female, foolish, future, green, ill, last, late, left, loose, loud, low, mixed, narrow, old, opposite, public, rough, sad, safe, secret, short, shut, simple, slow, small, soft, solid, special, strange, thin, white, wrong

「850語だけ」の意味を誤解しない

1.850は見出し語の数である

beにはam、is、are、was、wereなどの形があります。名詞の複数形、動詞の-ing形や-ed形、比較級なども、定められた語形成・文法規則の範囲で使われます。したがって、実際の文章に現れる文字列が850種類しかないわけではありません。

2.すべての意味で自由に使えるわけではない

同じ単語でも、通常英語にある全用法を無制限に認めるのではなく、Basic Englishの体系内で意味と使い方を管理します。語数を削る代わりに、語の組み合わせとパラフレーズを増やす設計です。

3.専門分野には追加語彙が必要になる

オグデンは、850語だけで医学・法律・科学の精密な議論がすべて済むとは考えていませんでした。一般分野100語+専門分野50語などを加える構想や、国際語として通用する語の扱いもあります。850語は閉じた牢屋ではなく、英語へ入るための最小の共通基盤です。

850語で実際どこまで表現できるのか

日常生活の説明、簡単な物語、依頼、意見、因果関係などは相当な範囲まで表現できます。ただし、少ない語で言い換えるには、話し手が「本当に伝えたい意味」を分解できなければなりません。

  • decideを避けて make a decision とする
  • enterを避けて go into とする
  • continueを避けて keep on とする
  • 知らない専門語を、ThingsとQualitiesの組み合わせで説明する

ここで鍛えられるのは語彙の少なさに耐える力ではなく、意味を分解し、既知の部品で再構成する力です。「英語の言い換え(パラフレーズ)トレーニング」と相性がよい理由もここにあります。

おすすめの学習順序

  1. 18のoperatorを、訳語ではなく中心感覚と文型で押さえる
  2. about / across / at / by / from / in / off / on / over / through / to / under / up / withなど、関係と方向を作る語を学ぶ
  3. 使用頻度の高いThingsとQualitiesを足す
  4. 知らない単語を850語内で説明するパラフレーズ実験をする
  5. 必要に応じて通常英語・専門語彙へ橋を架ける

makeとdoのような中心語の違いは「makeとdoの違い」で個別に深掘りできます。語の歴史的なつながりに興味がある方は、「印欧語族とは?英語・ラテン語・サンスクリット語が親戚である理由」もご覧ください。Basic Englishは語源研究そのものではありませんが、語彙を「ばらばらの暗記物」ではなく、関係のある体系として見る点で響き合います。

しゅみすけ(大山俊輔)

この一覧は暗記のゴールではなく、言葉が出てこないときに戻る部品箱です。少ない語で説明する実験をすると、自分が分かったつもりだった意味の輪郭まで見えてきます。

まとめ:850語は単語帳ではなく、意味を作るシステム

Basic Englishの850語は、100のOperations、400+200のThings、100+50のQualitiesでできています。しかし、本当に重要なのは合計数ではありません。中心語で意味を動かし、方向語で関係を作り、ThingsとQualitiesを接続することです。

この見方をすると、オグデンの「850語」は語彙制限の奇抜な実験ではなく、英語学習、パラフレーズ、コーチング、さらには「意味とは何か」を考えるための実践的なモデルに見えてきます。

参考資料

この850語を実際に使った検証は「Basic Englishの850語だけでどこまで話せる?日常会話・ニュース・文学で実験」をご覧ください。日常会話から抽象概念まで、伝達力・自然さ・精度を比較しています。

この850語が世界規模で普及しなかった理由、そして制限言語として残った考え方は、Basic Englishが世界語にならなかった6つの理由で整理しています。

Operationsの中心にあるcome・get・give・go・make・put・takeなどは、単なる頻出語ではありません。詳しくはBasic Englishの18のOperationsと動詞を減らした仕組みで解説しています。

この850語は使用頻度順に選ばれた単語帳ではありません。なぜpuppyが外れconditionが残るのかは、Basic Englishの850語はどう選ばれたのかで選定基準から解説しています。

850語を「定義に使う語彙」として働かせた実例は、「The General Basic English Dictionaryとは?2万語を850語で定義した「逆向きの辞書」」で詳しく解説しています。

Basic English型の定義は日本語訳や現代の学習者向け英英辞典と何が違うのか、「Basic Englishの定義は本当に分かりやすい?」で比較しています。

この850語一覧を生成AIへ渡すと、本当にリスト内の語だけで説明できるのでしょうか。Basic Englishと生成AI――850語制限をAIは守れるのかで、一覧なし・一覧あり・機械監査ありの4条件を比較しました。

オグデンの人物、850語の設計、実験、辞書、世界語構想、生成AIまでシリーズ全体を順番に読む方は、C・K・オグデンとBasic English完全ガイドをご覧ください。

850語がなぜ広い内容を表せるのか、その土台にある単語・概念・文脈・言い換えの仕組みは、「意味とは何か?言葉・概念・文脈からわかりやすく解説」で整理しています。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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