
『スピード』の勇敢なヒロインから、ラブコメの女王、そしてアカデミー賞俳優へ。サンドラ・ブロックが長く愛される理由は、華やかな成功をどこか照れくさそうに笑い飛ばす、飾らない人柄にもあります。
彼女の言葉に繰り返し登場するのは、失敗を恐れすぎないこと、他人に人生を決めさせないこと、そして自分の喜びを見つけること。今回は、スピーチやインタビューで実際に語った英語の名言を7つ、和訳と表現のポイント付きで紹介します。
Contents
- 1 サンドラ・ブロックの英語の名言7選
- 1.1 1. Stop worrying so much.
- 1.2 2. Nothing is a failure; it’s just not supposed to work out.
- 1.3 3. Go find your joy.
- 1.4 4. I wasted so much time with worry.
- 1.5 5. I guess I’m doing it on my own terms.
- 1.6 6. Did I really earn this, or did I just wear you all down?
- 1.7 7. Nobody’s ever made a choice for me.
- 2 サンドラ・ブロックの言葉が教えてくれること
- 3 出演映画でサンドラ・ブロックの英語を楽しもう
- 4 英語の名言をもっと読む
サンドラ・ブロックの英語の名言7選
1. Stop worrying so much.
「そんなに心配するのはやめよう」
2014年、ニューオーリンズの高校で行った卒業式スピーチの一言です。worry は「心配する」。命令文ですが、相手を叱る響きではなく、かつての自分にも語りかけるような優しさがあります。まだ起きていない未来に、今日の時間を渡しすぎないための短い合言葉です。
やさしい例文: Don’t worry too much.(心配しすぎないで。)
2. Nothing is a failure; it’s just not supposed to work out.
「失敗なんてない。ただ、うまくいくはずのものではなかっただけ」
be supposed to は「〜することになっている」「〜するはず」。うまくいかなかった出来事を、自分の価値を否定する材料にしない言い換えです。英語で間違えたときも、I failed. ではなく It didn’t work out. と捉えると、次の一歩が軽くなります。
やさしい例文: The plan didn’t work out.(その計画はうまくいきませんでした。)
3. Go find your joy.
「自分の喜びを見つけにいこう」
同じ卒業式スピーチを締めくくった、サンドラらしい言葉です。joy は一時的な「楽しさ」より深い、心に残る「喜び」。待っていれば喜びが来るのではなく、自分から go find しにいく。その能動的な言い方がかっこええ一文です。
やさしい例文: Music brings me joy.(音楽は私に喜びをくれます。)

4. I wasted so much time with worry.
「私は心配することに、あまりにも多くの時間を使ってしまいました」
若い頃の自分に何を伝えたいかと聞かれた際の言葉です。waste time with … は「〜に時間を浪費する」。心配が問題を解決するとは限りません。振り返ったときに残るのは、悩んだ時間より、自分が選んで動いた時間なのだと気づかせてくれます。
やさしい例文: Don’t waste time worrying.(心配することに時間を使いすぎないで。)
5. I guess I’m doing it on my own terms.
「私は、自分のやり方で進んでいるんだと思います」
on my own terms は「自分の条件で」「自分らしいやり方で」という表現。年齢を重ねることについて語った一節です。周囲が決めた美しさや成功の基準ではなく、自分の尺度で人生を選ぶ。肩に力が入りすぎていない I guess も、サンドラらしい響きです。
やさしい例文: I want to live on my own terms.(自分らしいやり方で生きたいです。)
6. Did I really earn this, or did I just wear you all down?
「私、本当にこの賞に値したの? それとも、みんなが根負けしただけ?」
アカデミー主演女優賞の受賞スピーチ、その第一声です。earn は「努力して得る」、wear someone down は「人を疲れさせて根負けさせる」。人生最大級の晴れ舞台でも、自分を大きく見せずユーモアで会場をほぐす。彼女の知性と愛される理由が一文で伝わります。
やさしい例文: She earned their trust.(彼女は努力して信頼を得ました。)
7. Nobody’s ever made a choice for me.
「誰にも、私の代わりに選択させたことはありません」
Nobody has ever … は「これまで誰も一度も〜していない」。失敗も含め、自分の選択として引き受ける姿勢を語った言葉です。大切なのは、いつも正しい選択をすることではありません。自分で決めたからこそ、結果から学び、次の選択につなげられます。
やさしい例文: I made this choice for myself.(これは自分で選びました。)
サンドラ・ブロックの言葉が教えてくれること
サンドラの名言は、「もっと強くなれ」と肩を叩くタイプではありません。心配してきた自分も、うまくいかなかった選択も笑いながら受け止めて、それでも喜びのある方向へ歩いていく。そんな大人のしなやかさがあります。
英語も同じです。完璧な一文を考え続けるより、まず話してみる。失敗したら It didn’t work out. と切り替え、次の表現を試す。最後に残るのは「間違えなかった記憶」ではなく、英語で人と通じ合えた joy かもしれません。
出演映画でサンドラ・ブロックの英語を楽しもう
作品で英語を味わうなら、上司と部下の掛け合いが楽しい「『あなたは私の婿になる』で英語学習」がおすすめです。ほかにも「『デンジャラス・バディ』」ではテンポの速い会話とユーモアを、「『デンジャラス・ビューティー』」では whatever や mess with を、「『ゼロ・グラビティ』」では映画の緊張感を表す英語を学べます。
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出典:ABC News(Warren Easton卒業式スピーチ)/People(2015年インタビュー)/Academy Awards Acceptance Speech Database











