see A as Bの意味は?「AをBと見る」の使い方と例文

課題を機会という枠で捉える女性とsee A as B「AをBと見る」を示すアイキャッチ

see A as Bは、「AをBと見る」「AをBだと捉える」「AをBとして考える」という意味です。目の前の事実を単に見るのではなく、AにBという意味・役割・評価を与えて理解するときに使います。

She sees failure as a chance to learn.
彼女は失敗を学ぶ機会だと捉えています。

この文でfailureとa chance to learnは物理的に同じものではありません。彼女の見方の中で「失敗=学ぶ機会」という関係を作っています。

しゅみすけ(大山俊輔)

see A as Bのポイントは、Aそのものより「Aをどんな枠で見ているか」です。同じ出来事でも、Bが変われば受け止め方が変わります。

see A as Bの意味と基本形

意味
see A as B AをBと見る see change as an opportunity
be seen as B Bと見られている be seen as a leader
see oneself as B 自分をBだと考える see herself as independent
see A as being B AがBの状態だと見る see the rule as being unfair

Many people see her as a role model.
多くの人が彼女を手本となる人物だと見ています。

Aには人・物・出来事・考えなどが入り、Bには名詞、形容詞、動名詞などが入ります。

seeとasからニュアンスを理解する

seeは「目で見る」から、「理解する」「認識する」「ある見方をする」へ意味が広がる基本動詞です。asは「~として」という役割や資格の枠を示します。

  • see A:Aを認識する
  • as B:Bという立場・性質・意味の枠で
  • see A as B:AをBという枠に入れて認識する

対象Aを見方の枠Bに入れてAイコールBと捉えるsee A as Bの構造図解

大切なのは、客観的にAとBが完全に同一だと断定するのではなく、話し手・主語の認識の中でA=Bと捉えることです。

この「対象Aと説明Bを結びつける」感覚は、英語のO=Cという骨格とも関係します。文の構造をもう少し広く理解したい方は、be-rize.comの第5文型SVOCとは?O=Cの見分け方・動詞・例文も参考にしてください。

Bにはどんな形が入る?

名詞|役割・種類として見る

I see him as a trusted friend.
私は彼を信頼できる友人だと思っています。

The company sees Asia as its most important market.
その会社はアジアを最重要市場と見ています。

形容詞|性質・状態として見る

Some customers see the new design as confusing.
新しいデザインを分かりにくいと感じる顧客もいます。

He sees honesty as essential in a relationship.
彼は人間関係において正直さが不可欠だと考えています。

動名詞|行為・機能として見る

I see traveling alone as building confidence.
私は一人旅を自信を育てる経験だと捉えています。

会話ではBに名詞や形容詞を置く形が特に使いやすく自然です。

受け身のbe seen asは非常によく使う

A is seen as Bは「AはBだと見られている」「AはBとして認識されている」という意味です。世間・会社・周囲の一般的な評価を述べるときによく使います。

She is seen as one of the most reliable people on the team.
彼女はチームで最も信頼できる人物の一人と見られています。

Working from home was once seen as unusual.
在宅勤務はかつて珍しいものと見られていました。

誰がそう見ているかを示す必要がなければ、by以下は省略します。

場面別|see A as Bの自然な例文

仕事

We see this project as a long-term investment.
私たちはこのプロジェクトを長期的な投資と考えています。

My manager sees me as someone who can handle difficult clients.
上司は私を、難しい顧客にも対応できる人間だと見ています。

恋愛・人間関係

I’ve always seen you as more than a friend.
私はずっと、あなたをただの友達以上の存在だと思っていました。

She sees open communication as the key to a healthy relationship.
彼女は率直な意思疎通を健全な関係の鍵だと考えています。

学習・成長

Try to see mistakes as useful feedback.
間違いを役立つフィードバックとして捉えてみてください。

He sees English as a tool for connecting with people.
彼は英語を人とつながるための道具だと考えています。

社会・文化

The custom may be seen as rude in some cultures.
その習慣は文化によっては失礼だと見なされることがあります。

see A as B・regard A as B・view A as Bの違い

表現 ニュアンス 使われ方
see A as B 自然な認識・個人的な見方 会話でも文章でも幅広い
regard A as B 評価・判断としてBと見なす ややフォーマル
view A as B ある観点からBと捉える 分析・報道・ビジネスで多い
think of A as B AをBというイメージで考える 会話的で親しみやすい

I see her as a friend.
私は彼女を友人だと思っています。

She is widely regarded as an expert in the field.
彼女はその分野の専門家として広く認められています。

Investors view the change as a positive sign.
投資家はその変化を前向きな兆候と見ています。

日常的に自分の見方を伝えるなら、see A as Bが最も扱いやすい表現です。

see A as Bとsee A doingの違い

表現 何を表す?
see A as B Aへの認識・評価 I see him as a leader.
see A doing Aが実際にしている動作を目撃 I saw him leaving.

I see him as a leader.は「彼をリーダーだと思う」、I saw him leading the meeting.は「彼が会議を進行しているのを見た」です。asは見方の枠、doingは目撃した動作を示します。

日本人が間違えやすいポイント

asを省略しない

× I see him a good leader.
○ I see him as a good leader.
私は彼を優れたリーダーだと思っています。

Bの前の冠詞を忘れない

× We see this as opportunity.
○ We see this as an opportunity.
私たちはこれを好機だと捉えています。

可算名詞を単数で使う場合はa/anなどが必要です。

「見える」と混同しない

see A as Bは主語がAをどう認識するかを述べます。「AがBに見える」なら、文脈に応じてA looks BA looks like Bを使います。

I see the plan as risky.
私はその計画を危険だと考えています。

The plan looks risky.
その計画は危険そうに見えます。

否定はnotをseeの前に置く

I don’t see this as a failure.
私はこれを失敗だとは考えていません。

この否定形は「その見方には同意しない」と柔らかく立場を示すときにも便利です。

簡単な英語で言い換えるなら

  • I think A is B.:私はAがBだと思う
  • To me, A is B.:私にとってAはBだ
  • I believe A is B.:私はAがBだと考える
  • People think A is B.:人々はAをBだと思っている
  • A is like B to me.:私にとってAはBのようなものだ

I think this is a good opportunity.
これは良い機会だと思います。

しゅみすけ(大山俊輔)

see A as Bが難しければ、I think A is B.で同じ中心内容を伝えられます。まず簡単な形で自分の見方を言葉にしてみましょう。

関連表現

  • regard A as B:AをBと見なす
  • view A as B:AをBという観点で見る
  • think of A as B:AをBだと考える
  • treat A as B:AをBとして扱う
  • describe A as B:AをBだと表現する
  • refer to A as B:AをBと呼ぶ
  • recognize A as B:AをBだと認める

まとめ

see A as Bは、「AをBと見る」「AをBとして捉える」という表現です。

  • seeは単に目で見るのではなく「認識する」
  • asはBという役割・性質・意味の枠を示す
  • 主語の認識の中でA=Bという関係を作る
  • 受け身のA is seen as Bは周囲の評価を表す
  • 日常的な見方にはsee、より改まった評価にはregardやviewも使う

まずはI see this as a good opportunity.(私はこれを良い機会だと捉えています)の形から使ってみましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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