
assign A to Bは、「AをBに割り当てる」「AをBの担当にする」を表す定型パターンです。
The manager assigned the task to Maya.なら「マネージャーはその仕事をマヤに割り当てました」。仕事・学校・システム運用などで非常によく使われます。
この記事では、AとBに何を置くのか、toが示す方向、受動態be assigned to、assign・appoint・allocate・giveの違い、自然な例文と間違いやすい語順まで解説します。
最初に型を確認
- assign A to B = AをBへ割り当てる
- A:仕事・役割・人・部屋・番号など「割り当てるもの」
- B:人・チーム・場所・目的など「割り当て先」
- assign B Aの語順も使える場合があるが、assign A to Bが意味を整理しやすい
Contents
assign A to Bの意味
assign A to Bの中心は、管理する側がAの所属先・担当者・用途を決めることです。日本語では文脈によって「割り当てる」「配属する」「担当させる」「指定する」と訳します。
- They assigned the project to our team.
彼らはそのプロジェクトを私たちのチームに割り当てました。 - The teacher assigned each student to a group.
先生は各生徒をグループに振り分けました。 - The system assigns a number to every application.
システムは各申請に番号を割り当てます。
同じ形でもAが「仕事」なら担当を決め、Aが「人」なら所属先を決め、Aが「番号」なら対象との対応関係を決めます。
しゅみすけ(大山俊輔)
assignとtoから意味を理解する
assignは「仕事・役割・場所などを正式に決めて与える」動詞です。単なるプレゼントではなく、役割や目的を伴う割り当てを表します。
toはAが向かう先を示します。つまり、A → Bという流れです。
assign the task → to Maya
その仕事を → マヤへ割り当てる
「何を動かすか」がA、「どこへ向けるか」がBと考えると、語順を取り違えにくくなります。
assign A to Bの語順とA・Bの中身

Aに仕事・役割、Bに担当者を置く
- My boss assigned this client to me.
上司はこの顧客を私の担当にしました。 - We assigned different tasks to each member.
私たちは各メンバーに異なる仕事を割り当てました。 - Who assigned this case to Daniel?
誰がこの案件をダニエルに割り当てたのですか。
Aに人、Bにチーム・場所・仕事を置く
- They assigned two engineers to the project.
彼らは2人のエンジニアをそのプロジェクトに配属しました。 - She was assigned to the Tokyo office.
彼女は東京オフィスに配属されました。 - The nurse was assigned to the night shift.
その看護師は夜勤に割り当てられました。
Aに番号・座席・部屋、Bに対象を置く
- The hotel assigned a room to us.
ホテルは私たちに部屋を割り当てました。 - A seat will be assigned to each guest.
各ゲストに座席が割り当てられます。 - The app assigns a unique ID to every user.
アプリは各ユーザーに固有IDを割り当てます。
assign B Aという語順も使える?
人に課題や仕事を与える場合は、assign+人+物の語順も使えます。
- The teacher assigned us three chapters.
先生は私たちに3章分の課題を出しました。 - My editor assigned me a new article.
編集者は私に新しい記事を割り当てました。
ただし、人・仕事・所属先が複数登場する文では、assign A to Bのほうが関係を明示しやすいことがあります。
The editor assigned a new article to me.
編集者は新しい記事を私に割り当てました。
受動態be assigned toの使い方
実際の仕事の会話では、「誰かが割り当てた」より「自分が何を担当することになったか」に焦点を当てるため、受動態がよく使われます。
A is assigned to B = AはBに割り当てられている
- I’ve been assigned to the marketing team.
私はマーケティングチームに配属されました。 - You’ll be assigned to a senior trainer.
あなたには先輩トレーナーが担当として付きます。 - This desk is assigned to a new employee.
この机は新入社員用に割り当てられています。 - Who is assigned to this account?
この取引先の担当は誰ですか。
be assigned toのto以下は、チーム・プロジェクト・勤務地・担当業務などの「割り当て先」です。
場面別の自然な例文
仕事・プロジェクト
- I’ll assign the follow-up call to Ken.
フォローの電話はケンに割り当てます。 - Could you assign someone to handle this request?
この依頼を処理する担当者を決めてもらえますか。 - We need to assign clear roles to everyone.
全員に明確な役割を割り当てる必要があります。 - I was assigned to lead the meeting.
私は会議の進行を担当することになりました。
学校・学習
- The professor assigned a presentation to each group.
教授は各グループに発表課題を割り当てました。 - Students were randomly assigned to teams.
学生は無作為にチームへ振り分けられました。 - Our teacher assigned us too much homework.
先生は私たちに宿題を出しすぎました。
ホテル・旅行
- They assigned us a room on the top floor.
私たちには最上階の部屋が割り当てられました。 - Can we be assigned seats next to each other?
隣同士の座席にしてもらえますか。 - A local guide was assigned to our group.
私たちのグループには現地ガイドが付きました。
家庭・日常生活
- We assigned a household chore to each child.
私たちは子ども一人ひとりに家事を割り当てました。 - Let’s assign one drawer to each person.
一人につき引き出しを一つずつ決めましょう。
assignと似た表現の違い
assignとgive
giveは広く「与える」。日常的で簡単な表現です。assignは、管理上の判断として仕事・役割・場所を正式に割り当てる響きがあります。
- My boss gave me a task.
上司が私に仕事をくれました。 - My boss assigned the task to me.
上司がその仕事を私の担当にしました。
assignとappoint
appointは、人を正式な役職・地位に「任命する」ときに使います。assignは一時的な仕事・担当・配属にも使えます。
- She was appointed CEO.
彼女はCEOに任命されました。 - She was assigned to the new project.
彼女は新しいプロジェクトに配属されました。
詳しくは「任命する」の英語表現の違いも参考にしてください。
assignとallocate
allocateは、予算・時間・人員・スペースなど限りある資源を、計画に基づいて配分する響きがあります。
- We allocated more money to training.
研修により多くの予算を配分しました。 - We assigned two trainers to the new employees.
新入社員に2人のトレーナーを付けました。
be assigned toとbe in charge of
be assigned toは「割り当てられる」という決定・所属に焦点があります。be in charge ofは、実際に担当・管理している責任に焦点があります。
- I was assigned to the event team.
私はイベントチームに配属されました。 - I’m in charge of guest registration.
私はゲスト受付を担当しています。
担当の言い分けは「担当する」は英語で?もあわせてご覧ください。
日本人が間違えやすいポイント
AとBを逆にしない
assign A to Bでは、Aが割り当てるもの、Bが行き先です。
○ We assigned the task to Lisa.
× We assigned Lisa to the task.(Lisaをその仕事へ配置した、という別の焦点になり得ます)
後者が常に文法的に誤りというわけではありませんが、「仕事をリサに任せた」と言いたいなら前者が明快です。
人の前にtoを重ねない
× We assigned to her the task.
○ We assigned the task to her.
○ We assigned her the task.
役職への任命をすべてassignで表さない
社長・会長・大臣など正式な役職にはappointが自然です。一方、プロジェクト・担当業務・勤務先への配置にはassignが合います。
受動態でbyとtoを混同しない
toは割り当て先、byは割り当てた人・組織です。
I was assigned to the project by my manager.
私はマネージャーによってそのプロジェクトに配属されました。
しゅみすけ(大山俊輔)
中学英語で簡単に言い換えるなら
assignが出てこなければ、give・choose・putなどで伝えられます。
| assignを使う文 | 簡単な言い換え |
|---|---|
| They assigned the task to me. | They gave me the task. |
| She was assigned to our team. | They put her on our team. |
| He was assigned to handle calls. | They chose him to handle calls. |
| A room was assigned to us. | They gave us a room. |
仕事を「渡す」ならgive、チームに「入れる」ならput someone on a teamと言えば、難しい単語を使わなくても通じます。
関連表現
- assign homework:宿題を出す
- assign responsibility:責任を割り当てる
- assign someone to a team:人をチームへ配属する
- be assigned to a project:プロジェクトに配属される
- reassign A to B:AをBへ割り当て直す
- assignment:課題・任務・割り当て
まとめ
- assign A to Bは「AをBに割り当てる」
- Aは仕事・人・番号など、Bは担当者・チーム・用途などの割り当て先
- toはAが向かう方向を示す
- be assigned toは「~に配属される・割り当てられる」
- 正式な役職への任命はappoint、資源の配分はallocateが自然
- 簡単に言い換えるならgive・choose・putが使える
The manager assigned the task to Maya.のような分かりやすい文で、AからBへの方向を身につけていきましょう。
英熟語や定型表現を体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現の総合ガイドも参考にしてください。








