
take away の中心イメージは、ある場所・人・状態から何かを離れたところへ移すことです。そこから「持ち去る」「取り除く」「権利や機会を奪う」「食べ物を持ち帰る」などへ意味が広がります。
Please take these empty cups away.
この空のカップを片づけてください。
また、スペースを入れない名詞の takeaway には、イギリス英語を中心とする「持ち帰り料理」と、会議・本・経験などから得た「要点・学び」という意味があります。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
take awayとtakeawayの違い

| 形 | 品詞・役割 | 主な意味 |
|---|---|---|
| take away | 句動詞 | 持ち去る・取り除く・奪う |
| takeaway | 名詞・形容詞 | 持ち帰り料理/要点・学び |
- Please take the plates away.(お皿を片づけてください)
- We ordered a takeaway.(持ち帰り料理を注文しました)
- My main takeaway was the importance of listening.(私が得た一番の学びは、聞くことの大切さでした)
意味1:物を持ち去る・片づける
人や物のいる場所から、何かを別の場所へ移す基本用法です。飲食店や家庭では「下げる・片づける」という意味にもなります。
- Someone took my umbrella away.(誰かが私の傘を持ち去りました)
- Could you take these boxes away?(この箱を持っていってもらえますか?)
- The server took away our empty plates.(店員が空のお皿を下げました)
- Don’t take that chair away—we still need it.(その椅子を持っていかないで。まだ必要です)
命令形の Take it away! は、物を「持っていって」という意味のほか、司会者などが演奏者へ「どうぞ始めて!」と合図する表現にもなります。
意味2:不要なもの・痛み・問題を取り除く
その場から遠ざけるイメージは、汚れ・痛み・心配などを取り除く意味にも広がります。
- This cleaner takes away tough stains.(この洗剤は頑固な汚れを落とします)
- The medicine took the pain away.(その薬で痛みがなくなりました)
- A short walk can take away some of the stress.(短い散歩でストレスが少し和らぐことがあります)
- Nothing can take away the disappointment completely.(その失望を完全に消し去ることはできません)
「痛みを取り除く」は take away the pain と take the pain away の両方が使えます。
意味3:権利・自由・機会を奪う
人が持っている権利、自由、選択肢などを本人から遠ざけると、「奪う」という強い意味になります。
- The new rule takes away our freedom to choose.(新しい規則は私たちの選択の自由を奪います)
- No one can take that opportunity away from you.(誰もあなたからその機会を奪うことはできません)
- The decision took away her chance to explain.(その決定は、彼女が説明する機会を奪いました)
- Don’t let fear take away your confidence.(恐れに自信を奪われないでください)
誰から奪うかを明示する場合は、take A away from B の形がよく使われます。
- take the phone away from him(彼からスマートフォンを取り上げる)
- take a right away from people(人々から権利を奪う)
意味4:食べ物を持ち帰る
イギリス・オーストラリアなどでは、店内で食べずに持ち帰ることを take away と表します。
- Is that to eat in or take away?(店内でお召し上がりですか、持ち帰りですか?)
- To take away, please.(持ち帰りでお願いします)
- Can I get this to take away?(これを持ち帰りにできますか?)
名詞では一語の takeaway を使います。
- Let’s get a takeaway tonight.(今夜は持ち帰り料理にしましょう)
- There’s a good Indian takeaway near the station.(駅の近くにおいしいインド料理の持ち帰り店があります)
アメリカ英語では to go や takeout が一般的です。
- For here or to go?(店内ですか、持ち帰りですか?)
- To go, please.(持ち帰りでお願いします)
- We ordered takeout.(持ち帰り料理を注文しました)
実際の注文フレーズは、食べ物をテイクアウトや持ち帰りするときに使える英語フレーズでも詳しく紹介しています。
意味5:引き算をする
take away は、日常的な引き算の説明で「〜を引く」という意味にもなります。
- Ten take away three is seven.(10引く3は7です)
- If you take five away from twelve, you get seven.(12から5を引くと7になります)
数式を読む一般的な表現は minus です。
- Ten minus three equals seven.(10マイナス3イコール7)
引き算・負の数の読み方は、マイナスを英語で|負の数の読み方とminus・negativeの違いでも整理しています。
意味6:経験から得る・学び取る
take away A from B は、会議・本・経験などから、印象・教訓・情報を持ち帰るように「得る・学び取る」という意味でも使えます。
- What did you take away from the meeting?(その会議から何を得ましたか?)
- I took away three important lessons from the course.(その講座から3つの大切な学びを得ました)
- The message I took away from the book was simple.(その本から受け取ったメッセージはシンプルでした)
この用法に対応する名詞が takeaway です。
- What was your main takeaway?(一番の学び・要点は何でしたか?)
- Here are the key takeaways from today’s discussion.(今日の議論の重要な要点はこちらです)
しゅみすけ(大山俊輔)
take awayの語順|代名詞は真ん中
take away は、目的語を間に置ける分離可能な句動詞です。
目的語が名詞の場合
- take away the empty cups
- take the empty cups away
どちらも「空のカップを片づける」です。
目的語が代名詞の場合
it・them などの代名詞は、必ず真ん中に置きます。
- Take it away.(正しい)
- Take away it.(誤り)
- Please take them away.(それらを持っていってください)
take away・remove・get rid ofの違い
| 表現 | 中心の意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| take away | その場から別の場所へ移す | 移動・除去・剥奪まで広い |
| remove | 所定の場所から取り除く | 中立的で仕事・説明書にも使いやすい |
| get rid of | 不要なものを処分する | 手元からなくしてしまう |
- Please take these chairs away.(この椅子を別の場所へ持っていってください)
- Please remove the chairs from the entrance.(入口から椅子を移動してください)
- We need to get rid of these broken chairs.(この壊れた椅子を処分する必要があります)
仕事で使えるtake awayの例文
- The main takeaway is that customers want simpler choices.(主な要点は、顧客がよりシンプルな選択肢を望んでいることです)
- What should the audience take away from this presentation?(聴衆にこのプレゼンから何を持ち帰ってもらうべきですか?)
- The change may take away some flexibility from the team.(その変更により、チームの柔軟性が一部失われる可能性があります)
- Let’s remove this slide—it takes attention away from the main message.(このスライドは外しましょう。主なメッセージから注意をそらしてしまいます)
- I took away several useful ideas from the workshop.(その研修から、いくつか役立つアイデアを得ました)
恋愛・人間関係・日常会話の例文
- Nothing can take away the good memories we shared.(一緒に過ごした良い思い出は、何があっても奪えません)
- Don’t let one comment take away your confidence.(一つのコメントに自信を奪われないで)
- Could you take these dishes away?(このお皿を片づけてもらえる?)
- Let’s get a takeaway and watch a movie.(持ち帰り料理を買って映画を見よう)
- The biggest takeaway from that experience was to trust myself.(その経験から得た一番の学びは、自分を信じることでした)
日本人が間違えやすいポイント
動詞はtake away、名詞はtakeaway
- Please take it away.(それを持っていってください)
- What’s your main takeaway?(一番の学びは何ですか?)
アメリカで持ち帰りならto goが分かりやすい
take away でも意味を推測してもらえますが、アメリカの飲食店では To go, please. が自然です。
代名詞を後ろへ置かない
- Take it away.(正しい)
- Take away it.(誤り)
take awayのまとめ
- 中心は「その場から離れたところへ移す」
- 持ち去る・取り除く・権利を奪うなどに広がる
- イギリス英語では食べ物の持ち帰りにも使う
- 名詞のtakeawayは「持ち帰り料理」「要点・学び」
- 代名詞はtake it awayのように真ん中へ置く
句動詞・イディオム・定型表現の全体像は、英熟語とは?句動詞・イディオム・定型表現・重要構文の違いと覚え方で確認できます。
takeを使う句動詞は、take apartの意味と使い方、take advantage ofの意味と使い方、旧記事のPhrasal Verb(句動詞)をマスターしよう♪(Take編)もあわせてどうぞ。








