
料理をひと口食べて「美味しい!」と伝えたいとき、まず思い浮かぶ英語は delicious かもしれません。もちろん正解です。ただ、英語の日常会話では It’s good! や It’s really tasty. もよく使われます。
さらに、子どもっぽく親しみのある yummy、食欲をそそるという意味の appetizing、風味豊かな flavorful など、「美味しい」の伝え方は場面によって変わります。
この記事では、delicious・tasty・good・yummy の違いを中心に、レストラン、家庭料理、スイーツ、SNSなどでそのまま使える例文を紹介します。先に結論を言うと、会話で迷ったら It’s really good! がいちばん気軽で自然です。
30秒で分かる「美味しい」の使い分け
- delicious:とても美味しい。はっきり褒めたいとき
- tasty:味がよい・風味がある。料理の味に注目
- good:美味しい。会話で最も気軽に使いやすい
- yummy:おいしーい!親しみのあるカジュアルな言い方
- amazing:すごく美味しい。感動まで含めて伝える
Contents
「美味しい」は英語で It’s delicious. が基本
delicious は「とても美味しい」「味が素晴らしい」という意味です。料理をしっかり褒めたいときに使え、家庭でもレストランでも通じます。
- It’s delicious.
美味しいです。 - This pasta is delicious.
このパスタは美味しいです。 - Everything was absolutely delicious.
どの料理も本当に美味しかったです。 - The sauce is delicious.
このソース、美味しいですね。 - That was delicious. Thank you.
美味しかったです。ありがとう。
ただし、英語圏の会話で毎回 delicious だけが使われるわけではありません。友達とのランチや家での食事なら、This is so good! のほうが自然に聞こえることもよくあります。

delicious・tasty・good・yummyの違い
| 英語 | 中心のニュアンス | 向いている場面 |
|---|---|---|
| delicious | とても美味しい | 料理をはっきり褒める |
| tasty | 味・風味がよい | 料理の味を評価する |
| good | 普通に美味しい | 日常会話全般 |
| yummy | おいしーい! | 親しい会話、スイーツ、子どもとの会話 |
delicious:とても美味しい
delicious は、食べ物や飲み物を強く褒める定番表現です。単なる「悪くない」ではなく、満足している気持ちが伝わります。
- Your curry is delicious.
あなたのカレー、とても美味しいです。 - This wine is delicious.
このワインは美味しいですね。 - What a delicious meal!
なんて美味しい食事でしょう。
very delicious も文法的に使えますが、delicious 自体に「とても美味しい」という強さがあります。さらに強調するなら absolutely delicious や really delicious が自然です。
tasty:味がよい・風味がある
tasty は「味がよい」「しっかり風味がある」という感覚です。delicious より少し説明的で、料理そのものの味に焦点を当てます。
- This soup is really tasty.
このスープ、すごく美味しいです。 - It’s simple but tasty.
シンプルだけど美味しいです。 - These vegetables are surprisingly tasty.
この野菜、意外と美味しいですね。 - That’s a tasty snack.
美味しいおやつですね。
商品紹介やレシピでも a quick and tasty meal(手早く作れる美味しい食事)のようによく使われます。
good:会話で最も気軽な「美味しい」
good は「よい」という広い意味の単語ですが、食事中に It’s good. と言えば自然に「美味しい」と伝わります。日常会話では非常によく使われる表現です。
- This is good!
これ、美味しい! - It’s really good.
本当に美味しいです。 - The cake was so good.
そのケーキ、すごく美味しかったです。 - It tastes good.
味がいいですね。
It is good. は食べ物全体への感想、It tastes good. は実際に口にした「味」への感想です。迷ったら短く This is really good! と言えば十分に気持ちが伝わります。
yummy:親しみのある「おいしーい!」
yummy は、喜びがそのまま声に出たようなカジュアルな表現です。子どもがよく使いますが、大人も親しい間柄やSNS、かわいらしい雰囲気で使います。
- Yummy!
おいしい! - This cake is yummy.
このケーキ、おいしい。 - It looks yummy!
美味しそう!
フォーマルな会食や仕事相手との食事なら、yummy より delicious や very good のほうが落ち着いた印象になります。
「美味しそう」は英語で?
まだ食べておらず、見た目や香りから「美味しそう」と言うなら look や smell を使います。
- It looks delicious.
美味しそうですね。 - That looks so good!
それ、すごく美味しそう! - It smells amazing.
ものすごくいい香りですね。 - That looks yummy.
それ、おいしそう。 - It looks appetizing.
食欲をそそりますね。
It looks delicious.
見た目が美味しそう。
It smells delicious.
香りが美味しそう。
It tastes delicious.
食べてみたら美味しい。
look・smell・taste の後ろには形容詞が来ます。そのため、It tastes deliciously. ではなく It tastes delicious. が正解です。
「めっちゃ美味しい」「最高に美味しい」の英語
感動するほど美味しいときは、delicious 以外の褒め言葉も使えます。
- This is amazing!
これ、ものすごく美味しい! - This is incredible.
信じられないくらい美味しいです。 - This is the best pasta I’ve ever had.
今まで食べた中で最高のパスタです。 - It’s out of this world.
この世のものとは思えないほど美味しいです。 - It’s to die for.
死んでもいいくらい絶品です。 - I can’t get enough of this.
これ、いくらでも食べられます。
to die for はくだけた誇張表現です。友達同士なら楽しく使えますが、かしこまった場では absolutely delicious が安全です。「最高」「すごい」の表現も広げたい方は「最高は英語で?」「すごいは英語で?」も参考にしてください。
「まずい」「普通」「味が薄い」も英語で伝えよう
食事の感想は、美味しいときだけとは限りません。相手への配慮が必要な場面では、強すぎない言い方を選びましょう。
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| It’s okay. | まあまあです |
| It’s not bad. | 悪くないです |
| It’s a little bland. | 少し味が薄いです |
| It’s too salty. | 塩辛すぎます |
| It’s too sweet for me. | 私には甘すぎます |
| It’s not really my taste. | あまり私の好みではありません |
It’s disgusting. は「気持ち悪いほどまずい」という非常に強い表現です。誰かが作ってくれた料理への感想には避け、It’s not really my taste. のように自分の好みとして伝えると柔らかくなります。
料理を作ってくれた人に英語で感想を伝える
「美味しい」だけで終わらず、何がよかったかを一文足すと、相手にもっと気持ちが伝わります。
- This is delicious. Did you make it yourself?
とても美味しいです。ご自分で作ったんですか? - I love the flavor.
この味、とても好きです。 - The meat is so tender.
お肉がとても柔らかいですね。 - The texture is perfect.
食感が完璧です。 - Can I have the recipe?
レシピを教えてもらえますか? - I’d love to have seconds.
ぜひおかわりしたいです。 - Thank you for the wonderful meal.
素敵な食事をありがとうございました。
料理そのものを表す cook・dish・food・cuisine などの違いは、既存記事「料理を意味する英語の使い分け一覧」で詳しく解説しています。
レストランで使える「美味しい」の英語
食事中に感想を聞かれたら
How is everything? や How’s your meal? と聞かれたら、短く次のように答えられます。
- Everything is delicious, thank you.
どれも美味しいです。ありがとうございます。 - It’s excellent.
素晴らしいです。 - We’re really enjoying it.
とても美味しくいただいています。 - The steak is cooked perfectly.
ステーキの焼き加減が完璧です。
食べ終わったあと
- That was delicious.
美味しかったです。 - We really enjoyed the meal.
食事をとても楽しみました。 - Please give my compliments to the chef.
シェフに美味しかったとお伝えください。 - I’d definitely order this again.
ぜひまたこれを注文したいです。
食感・風味を英語で具体的に褒める
| 英語 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| flavorful | 風味豊かな | a flavorful soup |
| rich | 濃厚な | a rich chocolate cake |
| creamy | クリーミーな | a creamy sauce |
| crispy | カリッとした | crispy fried chicken |
| crunchy | ザクザク・バリバリした | crunchy vegetables |
| tender | 柔らかい | tender meat |
| juicy | 肉汁・果汁が豊かな | a juicy burger |
| refreshing | さっぱりした | a refreshing dessert |
たとえば It’s delicious. に続けて、The chicken is crispy outside and juicy inside.(鶏肉は外がカリッとして、中はジューシーです)と言えば、ぐっと具体的な感想になります。
「美味しい」の英語ミニ会話
友達とカフェで
A: How’s the cake?
そのケーキどう?
B: It’s so good! Do you want a bite?
すごく美味しいよ!ひと口食べる?
ホームパーティーで
A: I made this lasagna myself.
このラザニア、自分で作ったの。
B: Really? It’s absolutely delicious.
本当に?ものすごく美味しいよ。
レストランで
Server: How is everything?
お料理はいかがですか?
Guest: Everything is excellent. We especially love the sauce.
どれも素晴らしいです。特にソースが気に入りました。
理解度チェック:「美味しい」を選んでみよう
- 友達と気軽に「これ、美味しい!」:This is really good. / This is formal.
- 料理を強く褒める:It’s delicious. / It’s boring.
- まだ食べる前に「美味しそう」:It looks delicious. / It tastes loudly.
- 少し味が薄い:It’s a little bland. / It’s a little tender.
- 子どもと一緒に「おいしーい!」:Yummy! / Exhausted!
答え:1 This is really good.、2 It’s delicious.、3 It looks delicious.、4 It’s a little bland.、5 Yummy! です。
知っているフレーズを、会話で出せる英語へ
delicious、tasty、good の違いが分かっても、実際の会話でとっさに一文が出てくるとは限りません。大切なのは、難しい英文を作ることではなく、This is good. I love the sauce. のような短い骨格を、自分の言葉として声に出すことです。
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まとめ:「美味しい」は場面に合わせて選ぼう
料理をしっかり褒めるなら delicious、味や風味に注目するなら tasty、日常会話で気軽に言うなら good、親しみを込めた「おいしーい!」なら yummy が自然です。
ただし、単語をたくさん覚える必要はありません。まずは食事のときに This is really good! と一文。そのあとに I love the flavor. のような短い感想を足してみましょう。それだけで「美味しい」が、相手と会話をつなぐ英語になります。










