「疲れた」は英語で?tired・exhausted・worn out・drainedの違い

「疲れた」は英語で?tired・exhausted・worn outの違い

\n仕事が終わって、思わず「疲れた……」。そんなとき英語では、まず I’m tired. が使えます。でも、へとへとなのか、精神的に消耗したのか、それとも「もううんざり」なのかによって、自然な英語は変わります。

この記事では「疲れた」を表す tired・exhausted・worn out・drained の違いを中心に、仕事、体、メンタル、眠気など場面別の表現を例文つきでまとめます。先に結論を言うと、迷ったら tired で大丈夫。そこから疲れ方に合わせて表現を選べるようになると、英会話がぐっと自然になります。

30秒で分かる使い分け

  • tired:いちばん一般的な「疲れた」
  • exhausted:体力を使い果たした「へとへと」
  • worn out:長時間の活動などですっかり疲れ切った
  • drained:精神的・感情的なエネルギーを吸い取られた
  • sleepy:疲労ではなく「眠い」

「疲れた」は英語で I’m tired. が基本

I’m tired. は、日常的な疲れを幅広く表せる基本フレーズです。仕事のあと、運動のあと、長く歩いたあとなど、原因が体でも頭でも使えます。

  • I’m tired.
    疲れた。
  • I’m a little tired today.
    今日は少し疲れています。
  • I’m tired from work.
    仕事で疲れています。
  • I’m tired after walking all day.
    一日中歩いて疲れました。
  • I was so tired that I fell asleep on the sofa.
    とても疲れて、ソファで寝てしまいました。

tired from+原因 なら「〜が原因で疲れた」、tired after+出来事 なら「〜のあとで疲れた」という感覚です。会話では I’m pretty tired.(けっこう疲れた)、I’m really tired.(本当に疲れた)のようにもよく言います。

tired・exhausted・worn out・drainedのニュアンス比較
「疲れた」の強さや種類に合わせて英語を選びましょう。

tired・exhausted・worn out・drainedの違い

どれも日本語では「疲れた」と訳せますが、話し手が伝えている疲れのイメージが違います。

英語 ニュアンス よく使う場面
tired 一般的な疲労 仕事、運動、一日の終わり
exhausted エネルギーを使い果たした 激務、長旅、激しい運動
worn out 長く使われて消耗しきった 忙しい一週間、長時間の作業
drained 内側のエネルギーが空になった 会議、人間関係、心配事

exhausted:疲れ果てた・へとへと

exhausted は tired よりかなり強く、「もうエネルギーが残っていない」という疲れです。

  • I’m absolutely exhausted.
    もうへとへとです。
  • We were exhausted after the long flight.
    長時間のフライトで疲れ果てました。
  • She looks exhausted from working late every night.
    彼女は毎晩遅くまで働いて、疲れ切って見えます。

exhausted 自体が強い形容詞なので、強調するなら absolutely exhausted が自然です。exhaust の意味や語源まで知りたい方は、既存記事「exhaustの意味・語源・覚え方」もどうぞ。

worn out:すっかり消耗して疲れた

worn out は、長時間の仕事や活動で少しずつ消耗し、疲れ切ったイメージです。人だけでなく、使い古した物にも使えます。

  • I’m worn out after this week.
    今週は大変で、すっかり疲れ切りました。
  • The kids wore me out.
    子どもたちの相手でへとへとになりました。
  • These shoes are worn out.
    この靴は履き古されています。

wear someone out は「人を疲れ果てさせる」。その結果を表すのが be worn out です。

drained:精神的・感情的に消耗した

drain は本来「水などを抜く」。そこから、drained は「エネルギーを抜き取られて空っぽ」という感覚になります。長い会議、気を遣う人間関係、心配事のあとの疲れにぴったりです。

  • That meeting left me drained.
    あの会議でどっと疲れました。
  • I feel emotionally drained.
    精神的に消耗しています。
  • Socializing all day can be draining.
    一日中人と交流するのは疲れることがあります。

「疲れた」と「眠い」は違う:tiredとsleepy

日本語では「疲れたから眠い」と一緒になりやすいのですが、英語では区別できます。

  • I’m tired.=体や頭が疲れている
  • I’m sleepy.=眠気があって寝たい

I’m tired, but I’m not sleepy. と言えば「疲れているけれど眠くはない」。反対に、寝不足で目が閉じそうなら I’m so sleepy. が明確です。

仕事で「疲れた」と英語で言う

仕事終わりの会話では、疲労度や言いたい気持ちに合わせて次のように言えます。

  • I’m tired from work.
    仕事で疲れました。
  • It’s been a long day.
    長い一日だったよ。
  • I’m wiped out.
    もうへとへと。
  • Work was exhausting today.
    今日の仕事は本当に疲れました。
  • I need a break.
    休憩が必要です。
  • I need to recharge.
    充電しないと。

It’s been a long day. は、単に時間が長かっただけでなく「今日は色々あって疲れた」という含みを持つ、会話らしい表現です。「今日はどうだった?」への答え方は「How was your day? の答え方」も参考になります。

体の一部が疲れたときの英語

全身ではなく、足や目など一部が疲れたときは、その部位を主語にできます。ただし、痛みを言いたいなら tired ではなく sore や hurt のほうが自然な場合があります。

  • My legs are tired.
    足が疲れました。
  • My eyes are tired from looking at the screen.
    画面を見続けて目が疲れました。
  • My shoulders are stiff.
    肩がこっています。
  • My back is sore.
    背中が痛くだるいです。
  • My feet are killing me.
    足がものすごく痛いです。

肩こりやむくみなど、体の不調を伝える言い方は「肩こり・足のむくみを英語で」でも詳しく紹介しています。

精神的に疲れた・人付き合いに疲れた

体力よりも心が疲れているとき、tired だけでは伝わりにくいことがあります。mentally exhaustedemotionally drained を使うと明確です。

  • I’m mentally exhausted.
    精神的に疲れ切っています。
  • I feel drained after talking about it.
    そのことを話したらどっと疲れました。
  • I need some time alone to recharge.
    回復するために少し一人の時間が必要です。
  • I’ve had too much social interaction today.
    今日は人と関わりすぎました。

英語でも、疲れの理由まで全部説明する必要はありません。I don’t have much energy today.(今日はあまり元気がない)なら、やわらかく自分の状態を伝えられます。

「もう疲れた・うんざり」は tired of

ここは大事なポイントです。tired from worktired of work では意味が違います。

I’m tired from work.
仕事をしたので疲れた。

I’m tired of work.
仕事にはもううんざりだ。

be tired of+名詞/動名詞 は「〜に飽きた、うんざりした」です。さらに強く言うなら次の表現があります。

  • I’m tired of waiting.
    待つのにはもう疲れました。
  • I’m sick and tired of this.
    これには本当にうんざりです。
  • I’ve had enough.
    もうたくさんです。
  • I’m done.
    もう終わり/もうやめます。

I’m done. は状況によって強く響きます。単に疲れを言うだけなら、I’m done for the day.(今日はもう仕事を終える)のほうが誤解が少なくなります。

tiredとtiring、exhaustedとexhaustingの違い

-ed は「人がそう感じている状態」、-ing は「人をその状態にさせる性質」が基本です。

  • I’m tired.=私は疲れている
  • The work is tiring.=その仕事は疲れる
  • I was exhausted.=私は疲れ果てた
  • The trip was exhausting.=その旅行は非常に疲れるものだった

I’m tiring. と言うと「私は人を疲れさせる存在だ」のような意味になり、普通の「私は疲れた」にはなりません。

fatigue・fatigued・wearyはどう使う?

fatigue / fatigued:ややフォーマルな疲労

fatigue は名詞で「疲労」、fatigued は形容詞で「疲労した」。日常会話の I’m tired. よりフォーマルで、医療、研究、安全管理などの文脈でよく見かけます。

  • Driver fatigue can cause accidents.
    運転者の疲労は事故を引き起こすことがあります。
  • I’ve been feeling fatigued lately.
    最近ずっと疲労を感じています。

weary:長く続く疲れや気疲れ

weary は、長い旅や繰り返される問題で「疲れきった、うんざりした」という響き。tired より文章的・ややフォーマルです。

  • We were weary after the long journey.
    長旅のあと、私たちは疲れ切っていました。
  • She’s weary of making the same argument.
    彼女は同じ議論をすることに疲れています。

ネイティブが会話で使うカジュアルな「疲れた」

表現 意味・特徴
I’m wiped out. へとへと。日常会話で使いやすい
I’m beat. くたくた。かなりカジュアル
I’m dead tired. 死ぬほど疲れた
I’m spent. 力を使い切った
I’m running on empty. 空っぽの燃料で動いているような状態
I’m knackered. へとへと。主にイギリス英語でくだけた表現

友達との会話なら I’m beat. I’m going to bed.(くたくた。もう寝るよ)のように使えます。仕事の正式な場では、I’m feeling tiredI need a short break のほうが無難です。

「疲れて見えるよ」は言い方に注意

You look tired. は文法的には正しく「疲れて見えるよ」。ただ、相手によっては「顔色が悪い」「老けて見える」と評価されたように感じることもあります。心配を伝えるなら少しやわらかくしましょう。

  • Long day?
    大変な一日だった?
  • You look like you could use a break.
    少し休んだほうがよさそうだね。
  • You must be exhausted.
    きっとすごく疲れたでしょう。
  • Get some rest.
    ゆっくり休んでね。
  • Take it easy tonight.
    今夜は無理せずゆっくりしてね。

「お疲れさま」は I’m tired. ではない

日本語の「疲れた」は自分の状態ですが、「お疲れさま」は挨拶やねぎらいです。そのため、いつも同じ英語に置き換えることはできません。

  • 仕事を終えた相手へ:Good job today.
  • 協力への感謝:Thanks for your hard work.
  • 退勤時の挨拶:See you tomorrow.
  • 大変だった相手へ:You must be tired.

場面別の詳しい使い分けは「お疲れさまは英語で?」で解説しています。

「疲れた」の英語ミニ会話

仕事終わり

A: How was work?
仕事どうだった?

B: It was a long day. I’m pretty tired.
長い一日だったよ。かなり疲れた。

ハードな運動のあと

A: Are you okay?
大丈夫?

B: Yeah, I’m just exhausted after that workout.
うん、あの運動でへとへとなだけ。

長い会議のあと

A: Do you want to go out tonight?
今夜出かける?

B: Maybe another day. That meeting left me drained.
また今度にしようかな。あの会議でどっと疲れたよ。

理解度チェック:「疲れた」を選んでみよう

  1. 普通に一日の仕事を終えて疲れた:tired / sleepy
  2. 長時間の登山で体力を使い果たした:exhausted / bored
  3. 気を遣う話し合いで精神的に消耗した:drained / hungry
  4. この騒音にはもううんざりだ:tired from / tired of
  5. この作業は疲れる:tired / tiring

答え:1 tired、2 exhausted、3 drained、4 tired of、5 tiring です。

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まとめ:「どんな疲れか」で英語を選ぼう

いちばん基本の「疲れた」は I’m tired.。へとへとなら exhausted、長く消耗したなら worn out、精神的に空っぽなら drained が自然です。

そして、tired from work は「仕事で疲れた」、tired of work は「仕事にうんざり」。前置詞ひとつで意味が大きく変わります。まずは今日の終わりに、自分の疲れ方を英語で一文にしてみましょう。

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