
What’s up? は、友達同士で「やあ」「最近どう?」と声をかけるときの定番表現です。一方、様子がおかしい相手に言えば「どうしたの?」にもなります。
直訳の「何が上?」では意味がつかみにくいものの、場面を分ければ難しくありません。この記事では、自然な返し方、How are you? や What are you up to? との違いまで例文で解説します。
Contents
What’s up?の意味は「最近どう?」「どうしたの?」
What’s up? は What is up? の短縮形で、とてもカジュアルな表現です。主な意味は次の3つです。
- 軽い挨拶:「やあ」「最近どう?」
- 相手の様子を尋ねる:「どうしたの?」「何かあった?」
- 状況を尋ねる:「何が起きているの?」
Hey, Mike. What’s up?
やあ、マイク。最近どう?
You look worried. What’s up?
心配そうだね。どうしたの?
どの意味になるかは、表情や声の調子、直前の状況で決まります。笑顔で会った瞬間なら挨拶、心配そうに尋ねれば「どうしたの?」です。
upのコアイメージから考えるとわかりやすい
up の基本には「下から上へ向かう動き」があります。そこから、見えていなかった出来事や話題が意識に「上がってくる」という感覚にも広がります。What’s up? は、ざっくりいえば「何が持ち上がっているの?」「何が起きているの?」という発想です。
ただし、会話ではひとかたまりの慣用表現として使われるため、毎回直訳する必要はありません。upのコアイメージと句動詞の広がりを知っておくと、come up や show up などもつながって見えてきます。
What’s up?への自然な返し方
挨拶としての What’s up? は、近況を詳しく説明せず、短く返して相手にも聞き返すのが自然です。
| 返し方 | ニュアンス |
|---|---|
| Not much. How about you? | 特に何もないよ。あなたは? |
| Nothing much. | 別に何もないよ |
| I’m good. What’s up with you? | 元気だよ。そっちは? |
| Just working. | 仕事してるところ |
| Just chilling. | のんびりしてるよ |
| Same old, same old. | 相変わらずだよ |
What’s up? とそのまま返しても構いません。軽い “Hey!” に近い挨拶なら、必ずしも質問にきちんと答える必要はないからです。
A: Hey, what’s up?
A:よっ。 B:よっ。
B: What’s up?
一方、相手が心配して「どうしたの?」と聞いているなら、状況を答えます。
A: You seem quiet. What’s up?
A:静かだね。どうしたの? B:ちょっと疲れてるだけ。よく眠れなかったんだ。
B: I’m just tired. I didn’t sleep well.
What’s up?とHow are you?の違い
| What’s up? | How are you? | |
|---|---|---|
| 中心 | 何か新しいこと・今どうしているか | 体調・気分・状態 |
| 日本語の感覚 | 最近どう?/何かあった? | 元気ですか? |
| 丁寧さ | かなりカジュアル | 日常から仕事まで幅広い |
| 代表的な返事 | Not much. | I’m good, thanks. |
I’m fine. と答えても文法的には間違いではありません。ただ、挨拶の What’s up? は「何かある?」に近いため、Not much. のほうが質問に合った自然な返事です。
初対面、上司、接客など、距離のある相手には How are you? のほうが無難です。英語の挨拶をもう少し広く確認したい方は、場面別の英語の挨拶表現も参考にしてください。
What are you up to?との違いは?
What are you up to? は「何をしているの?」「何をする予定?」と、行動や予定を尋ねる表現です。
What are you up to this weekend?
今週末は何をする予定?
What’s up? は挨拶だけで終わることがありますが、What are you up to? には基本的に「勉強してる」「友達と会うよ」のように行動を答えます。
What’s up with+人・物で「〜はどうしたの?」
What’s up with …? は、人や物事について「〜はどうしたの?」「〜って何なの?」と尋ねる形です。言い方によっては不満や驚きも表します。
What’s up with Tom today?
今日のトム、どうしたの?
What’s up with this weather?
この天気、いったいどうなってるの?
発音は「ワッツ・アップ」より「ワッツァップ」
What’s up? は /wʌts ʌp/。会話では2語がつながり、日本語なら「ワッツァップ」に近く聞こえます。Wassup? や Sup? と書かれることもありますが、どちらもかなりくだけた形です。
- What’s up?:標準的なカジュアル表現
- Wassup?:発音をくだけて表した綴り
- Sup?:友達同士の非常に短い形
メール、仕事の会議、初対面の相手には、崩した綴りを使わないほうが安心です。
What’s up?についてよくある質問
What’s up?は失礼ですか?
友達や親しい同僚には失礼ではありません。ただし、とてもカジュアルなので、上司・顧客・初対面では How are you? や How’s it going? が無難です。
女性もWhat’s up?を使いますか?
はい。性別に関係なく使います。相手との親しさや場面のカジュアルさで選ぶ表現です。
What’s wrong?との違いは?
What’s wrong? は「何が悪いの?」「どうしたの?」と、問題がある前提で尋ねます。What’s up? は挨拶にも使え、問題があるとは限りません。
まとめ
- What’s up? は「最近どう?」「どうしたの?」というカジュアル表現
- 挨拶なら Not much. How about you? が自然
- How are you? は状態、What’s up? は新しいことや状況を尋ねる
- What are you up to? は行動や予定を尋ねる
- What’s up with …? は「〜はどうしたの?」
会話フレーズを、実際の音で身につけてみませんか?
意味を読んで終わらせず、自然な音声を聞きながら口に出すと、挨拶への反応が速くなります。オンライン教材「beyondZ English」で、日常会話のフレーズを実践的に練習してみましょう。










