
「蛙の子は蛙(かえるのこはかえる)」は、子どもの性質や能力は親に似るものだ、という意味のことわざです。
英語では Like father, like son. がよく知られています。ただし、この表現は主に父親と息子について使います。親子全般について話すなら、The apple doesn’t fall far from the tree. や、もっと簡単な Children are often like their parents. が使いやすいでしょう。
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「蛙の子は蛙」の意味とは
蛙の子は、成長すればやはり蛙になります。そこから、子どもは外見だけでなく、性格・習慣・得意なことなども親に似やすい、という意味で使われます。
褒め言葉にも、軽い皮肉にもなります。たとえば、料理上手な母親と娘を見て感心するときにも、親子が同じ失敗をしたときに少しあきれて言うこともできます。場面と口調によって印象が変わることわざです。
「蛙の子は蛙」は英語でどう言う?
Like father, like son.
Like father, like son. は「この父にしてこの息子あり」「父親そっくりの息子だ」という定番のことわざです。性格・行動・才能など、父と息子の共通点を見たときに使います。
His dad loves fixing things, and so does he. Like father, like son.
彼のお父さんは物を修理するのが好きで、彼もそうです。蛙の子は蛙ですね。
Like mother, like daughter.
母親と娘なら Like mother, like daughter. と言えます。英語では、話している親子の組み合わせに合わせて father・son・mother・daughter を選ぶのが自然です。
The apple doesn’t fall far from the tree.
The apple doesn’t fall far from the tree. は、直訳すると「リンゴは木から遠く離れた所には落ちない」です。子どもは親から大きく離れず、よく似るという比喩で、性別を問わず親子全般に使えます。
良い特徴にも使えますが、親子が同じ困った癖を持つ場合など、やや否定的・皮肉な文脈でもよく使われます。
主要表現の意味と違い
- Like father, like son.:父親と息子が似ている
- Like mother, like daughter.:母親と娘が似ている
- The apple doesn’t fall far from the tree.:性別を問わず、子どもは親に似る
- He is a chip off the old block.:一人の子どもが親にそっくりだと述べる
- Children are often like their parents.:比喩を使わず、簡単な英語で意味を説明する
しゅみすけ(大山俊輔)
ぱっと英語で言うなら
父親と息子についてなら、次の一言が定番です。
Like father, like son.
この父にしてこの息子あり。/蛙の子は蛙。
親子全般について少しことわざらしく言うなら、こちらです。
The apple doesn’t fall far from the tree.
子どもは親に似るものです。
初心者でも言える簡単な英語
ことわざを思い出せなくても、child、parent、like などの身近な単語で十分説明できます。

Children are often like their parents.
子どもはよく親に似ます。
この一文なら、父と息子、母と娘に限らず、どの親子にも使えます。難しい比喩も含まれていません。
しゅみすけ(大山俊輔)
基本動詞・SVO中心の短文
- She is like her mother.(彼女は母親に似ています)
- He acts like his father.(彼は父親と同じように行動します)
- They have the same smile.(二人は同じ笑顔をしています)
- She cooks like her mother.(彼女は母親のように料理します)
- He learned it from his dad.(彼はそれを父親から学びました)
「蛙の子は蛙」を使う英会話例
父親と息子の趣味が同じとき
A: Ken loves building furniture, just like his dad.
B: Like father, like son.
A: Yes. They even use the same tools.
A:ケンはお父さんと同じように家具作りが大好きです。
B:蛙の子は蛙ですね。
A:ええ。同じ道具まで使っています。
母親と娘の話し方が似ているとき
A: Mika and her mother laugh in exactly the same way.
B: Like mother, like daughter.
A: They also tell the same kinds of jokes.
A:ミカとお母さんは笑い方がまったく同じです。
B:やはり親子ですね。
A:同じような冗談も言います。
親子が同じ忘れ物をするとき
A: His father always loses his keys, and now he does too.
B: The apple doesn’t fall far from the tree.
A: They should both use key holders.
A:彼のお父さんはいつも鍵をなくしますが、今では彼も同じです。
B:蛙の子は蛙ですね。
A:二人ともキーホルダーを使ったほうがよさそうです。
似た表現との違い
a chip off the old blockとの違い
a chip off the old block は、子どもが親と外見・性格・能力などの面でよく似ていることを表します。通常は He is a chip off the old block. のように、一人の人物を説明します。「蛙の子は蛙」の意味に近いものの、ことわざとして親子一般を語るというより、「この子は本当に親そっくりだ」と述べる表現です。
「三つ子の魂百まで」との違い
「三つ子の魂百まで」は英語で?は、幼いころの性格や習慣が大人になっても変わりにくい、という意味です。「蛙の子は蛙」は、子どもが親に似ることに焦点があります。
「血は争えない」との違い
「血は争えない」も、親子や血縁者の性質が似ることを表します。「蛙の子は蛙」と非常に近いものの、「血は争えない」には、意識して避けようとしても血筋による特徴が現れる、というニュアンスがやや強くあります。
場面別の使い分け
- 父親と息子:Like father, like son.
- 母親と娘:Like mother, like daughter.
- 性別を問わず親子全般:The apple doesn’t fall far from the tree.
- 一人の子どもが親そっくり:He is a chip off the old block.
- 初心者が簡単に説明:Children are often like their parents.
- 似ている点を具体的に説明:They have the same smile.
まとめ|ことわざが出なくても「何が似ているか」を言えば伝わる
「蛙の子は蛙」は、父親と息子なら Like father, like son.、親子全般なら The apple doesn’t fall far from the tree. が近い英語表現です。
難しい表現を忘れても、Children are often like their parents. や She is like her mother. で意味は十分伝わります。さらに、笑顔・話し方・趣味など、似ている点を短い英語で言えば、より具体的で自然な会話になります。








