As usualの意味は?「いつものように」の使い方とusuallyとの違い

As usual(いつものように)の意味を表すカフェの日常風景

As usualは、「いつものように」「普段どおり」という意味の英語表現です。いつもと同じ電車に乗った、今日も同僚が少し遅れてきた、週末はいつものカフェで過ごした――そんな今回の出来事が、普段のパターンと同じだったと伝えるときに使います。

短い表現ですが、usuallyas alwaysと何が違うのか、文頭と文末のどちらに置くのか、as usuallyとは言えないのかなど、迷いやすい点も少なくありません。この記事では、会話でそのまま使える例文とともに整理します。

as usual・as always・usuallyの違いを示す図解
as usualは「今回も普段どおり」、as alwaysは「毎回そうだ」と強調し、usuallyは普段の頻度を説明します。

As usualの意味は「いつものように・普段どおり」

usualは「いつもの」「通常の」という形容詞です。my usual coffeeなら「私がいつも頼むコーヒー」、the usual placeなら「いつもの場所」。そこにasが付いたas usualは、ひとかたまりで「いつものように」「普段どおり」という副詞句として働きます。

She was late, as usual.

彼女は、いつものように遅れてきました。

I had coffee at my desk as usual.

私はいつものように、デスクでコーヒーを飲みました。

ポイントは、単に「よく起こる」と頻度を説明するだけではなく、いま話している一回を、いつものパターンと比べていることです。「今回もやっぱり同じだった」という感覚が含まれます。

As usualは文頭・文末のどこに置く?

as usualは文頭にも文末にも置けます。意味に大きな違いはありませんが、話し手が何を先に見せたいかが少し変わります。

文頭:最初に「いつもどおり」と場面を設定する

As usual, I got up at six and went for a walk.

いつものように、6時に起きて散歩に出かけました。

文頭では「これから、いつもどおりだった話をします」と枠を先に作ります。後ろにカンマを置くのが一般的です。

文末:出来事を伝えたあと「今回もね」と付け足す

Tom forgot his umbrella as usual.

トムはいつものように傘を忘れました。

文末では出来事を先に伝え、最後に「まあ、いつものことだけど」と情報を足します。会話ではこちらも非常によく使われます。ひと呼吸置いてTom forgot his umbrella, as usual.と言えば、「またか」という話し手の気持ちが出やすくなります。

文中でも使える

My sister, as usual, ordered the most expensive dessert.

姉は、いつものことながら、一番高いデザートを注文しました。

この位置では挿入句のように働き、前後をカンマで区切ります。ただし初心者のうちは、自然で組み立てやすい文頭か文末から使えば十分です。

As usualとusuallyの違い

どちらも日本語では「いつも」「たいてい」と訳されますが、見ているものが違います。

  • as usual:今回の出来事が、普段と同じ
  • usually:普段どのくらいの頻度で起きるか

I usually take the train to work.

私は普段、電車で通勤します。

I took the train to work as usual today.

今日もいつものように、電車で通勤しました。

一つ目は習慣そのものの説明、二つ目は「今日」という一回が習慣どおりだったという話です。usuallyなど頻度を表す副詞の基本的な位置は、一般動詞の前、be動詞や助動詞の後です。詳しい語順は、be:RIZEの「頻度を表す副詞の位置」も参考にしてください。

As usualとas alwaysの違い

as alwaysも「いつものように」と訳せます。ただしalwaysは「毎回・常に」なので、例外なくそうだという強調as usualより強くなります。

Thank you for your help, as always.

いつもながら、助けてくれてありがとうございます。

The meeting started ten minutes late, as usual.

会議はいつものように10分遅れて始まりました。

感謝や褒め言葉ではas alwaysがよく似合います。「いつだって助かっている」「今回もさすが」という温かい強調になるからです。一方、日常のパターンを淡々と伝えるならas usualが自然です。

ただし、どちらも言い方と内容次第で皮肉になります。Great job, as always.は素直な称賛にも、「はいはい、いつもどおりね」という皮肉にもなります。表情や声のトーンが意味を左右します。

As usuallyは間違い?usualの品詞を確認

「いつものように」と言いたいとき、基本的にas usuallyとは言いません。正しい定型表現はas usualです。

  • usual:形容詞「いつもの・通常の」
  • usually:副詞「普段は・たいてい」
  • as usual:副詞句「いつものように」

as usualは「通常であるのと同じように」という形から定着した表現なので、形容詞のusualを使います。英語の副詞が何を説明し、どこに置かれるかをまとめて確認したい方は、be:RIZEの「英語の副詞はどこに置く?」もあわせてどうぞ。

会話で使えるAs usualの例文

仕事・学校で

It was a busy Monday, as usual.

いつもどおり、忙しい月曜日でした。

As usual, Maya came up with a great idea.

いつものように、マヤがすばらしいアイデアを出しました。

Everything went smoothly as usual.

すべていつもどおり順調に進みました。

日常生活で

I’ll have the usual, please.

いつものをお願いします。

これはas usualではありませんが、カフェや行きつけのお店で便利な関連表現です。ここでのthe usualは名詞のように働き、「いつもの注文」を表します。

We spent Sunday at home as usual.

私たちはいつものように、日曜日を家で過ごしました。

How’s everything? — Good, as usual.

調子はどう?――いつもどおり、元気だよ。

少し呆れた気持ちを込めて

He left all the dishes for me, as usual.

彼はいつものように、洗い物を全部私に残しました。

As usual, my train was packed.

いつもどおり、電車は満員でした。

as usual自体は良くも悪くもない中立的な表現です。しかし、遅刻や忘れ物など望ましくない出来事につけると、「まただ」「相変わらずだ」という軽い呆れが自然に伝わります。

Business as usualの意味

business as usualは「通常どおりの業務」「平常運転」という定型表現です。問題や変化があっても、仕事や活動は従来どおり続くという意味で使われます。

The office is being renovated, but it’s business as usual.

オフィスは改装中ですが、業務は通常どおりです。

After the brief power outage, it was business as usual.

短い停電のあと、通常営業に戻りました。

文脈によっては「問題があるのに何も変えず、旧態依然としている」という批判的な意味にもなります。単なるas usualより、組織・業務・社会の運営について使われることが多い表現です。

As per usualは使える?

as per usualも「いつものように」という意味で、くだけた会話では耳にします。ただ、標準的で幅広く使えるのはas usualです。as per usualは冗談めいた響きや、少し大げさな「まあ、いつものことだけどね」という調子になることがあります。まずはas usualを使えるようにしておけば困りません。

As usualを自然に使う練習

この表現は、長い例文を暗記するより、毎日の行動に付け足す練習が向いています。

  • I made coffee as usual.
  • I took the 8:10 train as usual.
  • My coworker helped me as usual.
  • We talked for hours as usual.

まず出来事を一文で言い、最後にas usualを足す。慣れたら文頭へ移してみる。この順なら、語順に迷わず会話に取り込めます。

まとめ:As usualは「今回も、いつものパターンどおり」

  • as usualは「いつものように・普段どおり」
  • 今回の一回が普段のパターンと同じだったと伝える
  • 文頭・文末のどちらにも置ける
  • usuallyは習慣や頻度そのものを説明する
  • as alwaysは「毎回そうだ」という強調が強い
  • as usuallyではなく、定型表現のas usualを使う
  • business as usualは「通常業務・平常運転」

as usualは、いつもの朝、いつもの仕事、いつもの相手との会話をそのまま英語にできる便利な表現です。今日起きた「いつもどおり」を一つ選び、短い一文にしてみてください。

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