
end upは、「結局〜になる」「最終的に〜することになる」という意味の句動詞です。
特に、最初から予定していた結果ではなく、いろいろな経緯をたどった末に、予想外の場所・状態・行動へ着地したときによく使います。
後ろにはdoing・with・inなどが続きますが、コアイメージは共通です。違うのは、どんな種類の「着地点」を後ろに置くかだけです。
Contents
- 1 end upの意味は「いろいろあった末に、結局〜になる」
- 2 end+upのコアイメージで理解する
- 3 end up doing=結局〜することになる
- 4 end up with+名詞=結局〜を持つ・〜という結果になる
- 5 end up in+場所・状況=結局〜に行き着く
- 6 end up at・as・adjectiveも使える
- 7 end upは悪い結果にしか使わない?
- 8 end up・finally・eventually・in the endの違い
- 9 時制別の使い方
- 10 発音は「エンド・アップ」より「エンダップ」
- 11 そのまま使えるend upの例文
- 12 よくある質問
- 13 まとめ:後ろの形は「着地点の種類」で選ぶ
end upの意味は「いろいろあった末に、結局〜になる」
| 形 | 後ろに置く着地点 | 例 |
|---|---|---|
| end up doing | 最終的にする行動 | end up working late |
| end up with+名詞 | 最終的に持つ物・結果 | end up with a big bill |
| end up in+場所・状況 | 最終的に入る場所・状況 | end up in Paris |

end+upのコアイメージで理解する
end=終わる・終点に着く
endは、続いていた出来事や時間が終点に達することを表します。名詞なら「終わり」、動詞なら「終わる・終える」です。
up=下から上へ、そして最後まで
upの基本は「下から上へ向かう動き」です。そこから、変化が進む、活動が高まる、何かを最後までやり切るという意味にも広がります。
end upでは、途中の経緯が最後まで進み、最終結果がはっきり立ち上がる感覚になります。つまり、単なる「終わる」ではなく、「あれこれあった末に、この結果になった」と着地点を示す表現です。
up自体の意味の広がりは、be-rizeのupのコアイメージは「下から上へ向かう動き」で詳しく確認できます。句動詞全体の読み方は、基本動詞+前置詞・副詞をコアイメージで理解する方法も参考になります。
end up doing=結局〜することになる
end up+動名詞(doing)は、最終的に行うことになった行動を示します。
- I ended up working late.
結局、遅くまで働くことになりました。 - We ended up taking a taxi.
私たちは結局、タクシーに乗ることになりました。 - She ended up staying at home.
彼女は結局、家にいることになりました。 - They ended up getting married.
二人は最終的に結婚しました。
最初から「遅くまで働こう」「タクシーに乗ろう」と決めていたのではなく、事情が重なってその行動へ着地したニュアンスです。
end up to doとは言わない
end upの後ろに動作を置くときは、to doではなくdoingを使います。
- ○ We ended up walking home.
- × We ended up to walk home.
upはここではto不定詞を導く語ではなく、endと一体になった句動詞の一部です。
end up with+名詞=結局〜を持つ・〜という結果になる
end up with+名詞は、経緯の末に手元へ残った物、結果、問題などを表します。
- We ended up with too much food.
結局、食べ物が多すぎる状態になりました。 - He ended up with a huge bill.
彼は結局、高額な請求を抱えることになりました。 - I ended up with the blue one.
最終的に青い方を選ぶことになりました。 - She ended up with a cold after the trip.
彼女は旅行後、結局風邪をひきました。
withには「伴っている・一緒にある」という感覚があります。最後に何を持った状態になったかを示すのがend up withです。
恋愛のend up with someone
人を置くと、「最終的にその人と付き合う・結婚する・一緒になる」という意味になります。
- She ended up with her childhood friend.
彼女は最終的に幼なじみと一緒になりました。 - Who does she end up with?
彼女は最後に誰と結ばれるの?
映画やドラマの結末を話すときにもよく使われます。ネタバレになりやすい質問なので注意しましょう(笑)。
end up in+場所・状況=結局〜に行き着く
end up in+場所は、最終的にその場所の中へ入ることを表します。場所だけでなく、troubleやhospitalのような状況・環境も置けます。
- We ended up in Paris.
私たちは結局、パリに行き着きました。 - He ended up in the hospital.
彼は結局、入院することになりました。 - They ended up in trouble.
彼らは結局、面倒なことになりました。 - The conversation ended up in an argument.
その会話は結局、口論になりました。
inは「空間・状況の中」。最終的にどこ・どんな状況の中へ入ったかがポイントです。
end up at・as・adjectiveも使える
end up at+地点
inが広い場所や状況の「中」を意識するのに対し、atは特定の地点を指します。
- We ended up at a small café.
私たちは結局、小さなカフェにたどり着きました。 - I ended up at the wrong station.
結局、違う駅に着いてしまいました。
end up as+役割・立場
- He started as an intern and ended up as CEO.
彼はインターンから始め、最終的にCEOになりました。 - The building ended up as a hotel.
その建物は最終的にホテルになりました。
end up+形容詞
- I ended up alone.
結局、一人になりました。 - We ended up exhausted.
私たちは結局、へとへとになりました。 - Don’t end up disappointed.
がっかりする結果にならないようにね。
この形では、最後にどんな状態になったかを形容詞で示します。
end upは悪い結果にしか使わない?
悪い結果によく使われますが、必ずしもネガティブではありません。大切なのは「予定どおり」よりも、「経緯の末にそこへ着地した」というニュアンスです。
- We got lost but ended up finding a beautiful beach.
道に迷いましたが、結果的に美しいビーチを見つけました。 - I ended up loving the movie.
結局、その映画が大好きになりました。 - She ended up becoming one of my best friends.
彼女は最終的に親友の一人になりました。
end up・finally・eventually・in the endの違い
| 表現 | 中心となるニュアンス | 形 |
|---|---|---|
| end up | 経緯の末に、ある行動・状態へ着地する | 句動詞 |
| finally | 待った末に、ついに | 副詞 |
| eventually | 時間や過程を経て、最終的に | 副詞 |
| in the end | 最終的な結論・結果として | 副詞句 |
- We ended up staying home.
事情の末、結局家にいることになりました。 - We finally arrived home.
長く待った・苦労した末、ついに家に着きました。 - We eventually arrived home.
時間が経って、最終的に家に着きました。 - In the end, we stayed home.
最終的な結論として、家にいました。
「結局」を表すafter allとの違いは、after allの意味は?文頭・文末での使い方とin the endとの違いでも詳しく解説しています。
時制別の使い方
過去形 ended up
実際に起きた結果を振り返るため、会話では最もよく使われます。
- I ended up buying both.
結局、両方買いました。
現在形 end up
よくある結果や、「このままだと〜になる」という一般的な流れを表します。
- I always end up doing everything myself.
いつも結局、全部自分でやることになります。 - If you keep doing that, you’ll end up in trouble.
それを続けると、面倒なことになりますよ。
未来形 will end up
- We’ll probably end up taking a taxi.
たぶん結局、タクシーに乗ることになるでしょう。
発音は「エンド・アップ」より「エンダップ」
end upは /end ʌp/。会話ではendの最後の/d/とupがつながり、日本語の耳には「エンダップ」に近く聞こえます。
過去形ended upは /ˈendɪd ʌp/。「エンディダップ」のように、endedとupをひと続きにすると自然です。
そのまま使えるend upの例文
- How did you end up here?
どういう経緯でここに来たの? - We ended up talking for hours.
私たちは結局、何時間も話しました。 - I ended up buying it.
結局、それを買いました。 - We ended up with two extra tickets.
結局、チケットが2枚余りました。 - Don’t end up in trouble.
面倒なことにならないようにね。 - It ended up being a great day.
結果的に、とてもよい一日になりました。
よくある質問
How did you end up here?は失礼?
通常は失礼ではなく、「どういう経緯でここへ?」という純粋な関心を表します。ただし、声の調子によっては「なんであなたがここに?」と驚きや不審を含むこともあります。
end up beingとは?
beingの後ろに名詞・形容詞などを置き、「結果的に〜だった・〜になった」と表します。
- It ended up being easier than I expected.
結果的に、予想より簡単でした。
end upとfinishの違いは?
finishは作業などを「終える」こと。end upは、経緯の末に「最終的にどんな行動・状態になったか」を示します。
- I finished the report.(レポートを終えました)
- I ended up rewriting the report.(結局、レポートを書き直すことになりました)
まとめ:後ろの形は「着地点の種類」で選ぶ
end upのコアは、「いろいろあった末に、結局ある結果へ着地する」です。
- 行動へ着地する → end up doing
- 物・結果を持つ状態へ着地する → end up with+名詞
- 場所・状況の中へ着地する → end up in+場所・状況
- 特定地点へ着地する → end up at+地点
- 役割へ着地する → end up as+役割
まずは、自分の意外な経験を使って、I ended up doing …の文を一つ作ってみましょう。予定外の出来事を話すときに、とても自然な英会話になります。
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