
major in… は、大学で「〜を専攻する」と言うときの基本表現です。自己紹介や留学先での会話、就職面接などで、学んでいる分野を伝えるときによく使われます。
I major in psychology.
私は心理学を専攻しています。
短い表現ですが、日本人学習者が迷いやすい点があります。majorの後ろにinが必要なのか、大学名を置けるのか、過去の専攻はどう言うのかという点です。この記事では、major inの意味・語順・時制から、studyとの違い、自然な例文、簡単な言い換えまで整理します。
Contents
major inの意味は「〜を専攻する」
major in + 学問・専攻分野で、「大学で〜を主な専門分野として学ぶ」という意味です。
| 形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| major in + 分野 | 〜を専攻する | major in economics |
| be majoring in + 分野 | 現在〜を専攻している | be majoring in biology |
| major | 専攻(名詞) | My major is history. |
アメリカ英語では動詞のmajor inがとても自然です。イギリス英語では、大学の専攻を伝えるときに study や read が使われることもありますが、major inも広く理解されます。
majorとinからニュアンスを理解する

majorには「主要な・重要な」という意味があります。大学の文脈では、いくつか学ぶ科目の中で、自分が中心に据えている専門分野がmajorです。
inの後ろには、その人が活動・研究している「分野」が来ます。したがって、major in psychologyは「心理学という分野の中で、それを中心に学ぶ」という感覚です。inが持つ「境界の内側」という感覚をさらに詳しく知りたい方は、be:RIZEのinのコアイメージは「中に」だけではない|境界の内側から広がる意味と使い方も参考にしてください。
しゅみすけ(大山俊輔)
- major in psychology:心理学を専攻する
- major in computer science:コンピューター科学を専攻する
- major in international relations:国際関係学を専攻する
大切なのは、inの後ろには原則として大学名ではなく専攻分野を置くことです。大学名はstudy atやgo toを使って別に伝えます。
I study at UCLA and major in economics.
私はUCLAで学び、経済学を専攻しています。
major inの基本の使い方と時制
現在の専攻:I major in…
在学中の学生が専攻を事実として伝えるなら、現在形が使えます。
I major in marketing.
私はマーケティングを専攻しています。
What do you major in?
何を専攻していますか?
今まさに専攻している:I’m majoring in…
I’m majoring in…も非常によく使われます。現在の学生としての状況を会話的に伝える響きです。多くの場面でI major inとほぼ同じ内容を表せます。
I’m majoring in environmental science.
私は環境科学を専攻しています。
卒業後に過去の専攻を言う:I majored in…
すでに卒業しているなら、過去形のmajored inが自然です。
I majored in English literature in college.
大学では英文学を専攻しました。
She majored in finance but now works in advertising.
彼女は金融を専攻しましたが、今は広告業界で働いています。
場面別:そのまま使えるmajor inの例文
大学・留学先での自己紹介
Hi, I’m Yuki. I’m a second-year student majoring in sociology.
こんにちは、ユキです。社会学を専攻している大学2年生です。
I haven’t decided what to major in yet.
まだ何を専攻するか決めていません。
Why did you decide to major in education?
なぜ教育学を専攻しようと決めたのですか?
就職面接・仕事の会話
I majored in data science, so I’m comfortable working with numbers.
データサイエンスを専攻したので、数字を扱うことには慣れています。
Although I majored in law, I became interested in product design.
法律を専攻しましたが、プロダクトデザインに興味を持つようになりました。
面接では専攻名だけで終わらず、その学びが応募職種とどうつながるかを続けると伝わりやすくなります。経歴全体の言い方は、「経歴」は英語で?career・background・work historyの違いも参考になります。
友達との会話
A: What’s your major?
A:専攻は何ですか?
B: I major in graphic design.
B:グラフィックデザインを専攻しています。
My sister is majoring in nursing.
姉は看護学を専攻しています。
major inとstudyの違い
| 表現 | ニュアンス | 例 |
|---|---|---|
| major in | 大学の正式な中心専攻として学ぶ | I major in chemistry. |
| study | 広く「学ぶ」。専攻とは限らない | I study chemistry. |
| take a class in | その分野の授業を1つ履修する | I’m taking a class in chemistry. |
I study psychology.は「心理学を勉強しています」と言えますが、正式な専攻かどうかまでは明示しません。正式な専攻をはっきり伝えたいなら、I major in psychology.が適切です。
What do you major in?とWhat is your major?の違い
どちらも「専攻は何ですか?」という自然な質問です。
- What do you major in?:動詞majorを使う
- What are you majoring in?:現在の学生に会話的に聞く
- What is your major?:名詞majorを使う
What are you majoring in?
何を専攻しているの?
My major is architecture.
私の専攻は建築学です。
double major・minor・concentrate inも覚えよう
double major in A and B:AとBを二重専攻する
I’m double majoring in economics and political science.
私は経済学と政治学を二重専攻しています。
minor in:〜を副専攻する
I major in business and minor in Japanese.
私は経営学を専攻し、日本語を副専攻しています。
concentrate in / specialize in:〜を重点的・専門的に学ぶ
大学や学部の制度によっては、majorの中のさらに細かな重点分野をconcentrationと呼びます。specialize inは大学に限らず、研究や職業の専門分野にも使えます。
I specialize in digital marketing.
私はデジタルマーケティングを専門にしています。
日本人が間違えやすいポイント
1.inを落とさない
- ○ I major in economics.
- × I major economics.
動詞として「〜を専攻する」と言うときは、通常major inをセットで使います。
2.大学名をmajor inの後ろに置かない
- ○ I study at Waseda University.
- ○ I major in economics at Waseda University.
- × I major in Waseda University.
3.卒業後は現在形にしない
卒業済みの人が大学時代の専攻を話すなら、I majored in…またはMy major was…が自然です。
4.専門学校や短い講座に機械的に使わない
majorは主に大学の正式な専攻制度で使う語です。短期講座や趣味の学習なら、I study photography.やI’m taking a photography course.のほうが自然です。
major inが出てこないときの簡単な言い換え
major inを思い出せなくても、I study + 分野で十分伝わります。
I study economics at university.
私は大学で経済学を勉強しています。
I studied biology in college.
私は大学で生物学を学びました。
さらに簡単に、My main subject is economics.(主に学んでいる科目は経済学です)と言うこともできます。正式な専攻をぴったり表すならmajorですが、会話の目的はまず相手に内容を伝えることです。
major inを定着させるミニ練習
次の日本語を英語にしてみましょう。
- 私は心理学を専攻しています。
- 大学では何を専攻しましたか?
- 彼女は経営学を専攻し、スペイン語を副専攻しています。
解答例:
1. I major in psychology. / I’m majoring in psychology.
2. What did you major in in college?
3. She majors in business and minors in Spanish.
2のin inは誤植ではありません。最初のinはmajor inの一部、次のinはin collegeの一部です。言いにくければ、What was your major in college?と言い換えるとすっきりします。
まとめ:major inの後ろには専攻分野を置く
major in + 学問・分野は、「大学で〜を専攻する」という表現です。
- 在学中:I major in… / I’m majoring in…
- 卒業後:I majored in…
- 専攻を質問:What do you major in? / What’s your major?
- 副専攻:minor in…
- 簡単な言い換え:study + 分野
まずは自分の専攻、または興味のある分野を入れて、I major in…と声に出してみてください。自分に関係する一文にすると、表現が会話で出てきやすくなります。









