「具体化する」は英語で?flesh out・make concrete・get specificの違いと簡単な言い換え

「具体化する」は英語で?flesh outなどの表現を解説する記事のアイキャッチ

「具体化する」は、英語では何を具体的にするかによって表現が変わります。アイデアに詳細を加えるなら flesh out an idea、抽象的な計画を明確にするなら make the plan more concrete が代表的です。

会話を具体的にするなら get specific、アイデアを実行可能な計画へ変えるなら turn the idea into a concrete plan と言えます。「具体化する=一語」ではなく、何をどこまで形にするのかで選びましょう。

「具体化する」の主な英語表現を比較

英語 中心的な意味 使う場面 代表例文
flesh out 骨組みに詳細を加える アイデア、企画、物語、提案 Let’s flesh out the idea.
make A more concrete Aをより明確・具体的にする 計画、目標、説明 We need to make the plan more concrete.
get specific 具体的な話に入る 会話、会議、質問 Let’s get specific.
turn A into B AをBという形に変える アイデアから計画・行動へ We turned the idea into a plan.

一番自然な表現はflesh out?

企画やアイデアの大枠がすでにあり、内容・例・手順などを足すなら flesh out が自然です。

  • flesh out an idea(アイデアを具体化する)
  • flesh out a proposal(提案を練り上げる)
  • flesh out the details(詳細を詰める)

一方、まだ抽象的で「もっと明確にして」と言いたいだけなら、make it more concrete が分かりやすい表現です。

しゅみすけ(大山俊輔)

英語では「具体化する」よりも、詳細を足すのか、数字を決めるのか、計画に変えるのかを言うほうが自然です。

日本語との意味のズレ

日本語では、アイデアを詳しくすることも、目標に数字を入れることも、案を実行可能な形にすることも「具体化する」と言えます。英語では動作を分けます。

  • 内容を肉付けする:flesh out
  • 曖昧さを減らす:make … more concrete
  • 具体例・数字を出す:get specific / give specifics
  • 計画へ変える:turn … into a plan
  • 自然に形が見えてくる:take shape

曖昧なアイデアに詳細を加えて実行可能な計画へ具体化するイメージ

各表現の使い方と語順

flesh out + 名詞

flesh out A の語順で、「Aに中身や詳細を加える」です。代名詞なら flesh it out と間に置きます。

We need to flesh out the marketing plan.
マーケティング計画を具体化する必要があります。

make + A + more concrete

make + 対象 + more concrete で「対象をもっと具体的にする」です。

Can you make your goals more concrete?
目標をもっと具体化できますか。

concrete の代わりに specific を使うと、数字・日時・例など細部の明確さに焦点が移ります。

get specific about + 名詞

get specific about A は「Aについて具体的な話をする」。命令・提案なら Let’s get specific. が自然です。

turn + A + into + B

turn the idea into a workable plan なら「アイデアを実行可能な計画へ具体化する」。変化の前後がはっきり伝わります。

場面別の例文

独り言・英語日記

I need to make this idea more concrete.
このアイデアをもっと具体化する必要があります。

Today I turned my vague goal into three small steps.
今日は曖昧な目標を3つの小さなステップに具体化しました。

日常会話

That sounds good, but can you be more specific?
よさそうですが、もう少し具体的に言えますか。

Let’s decide who will do what and when.
誰が何をいつするか決めましょう。

仕事

We’ll flesh out the proposal after the meeting.
会議後に提案を具体化します。

Could you turn this concept into an action plan?
この構想を行動計画に具体化してもらえますか。

flesh out・take shape・materializeの違い

  • flesh out:人が詳細を加えて具体化する
  • take shape:計画・考えが徐々に形になってくる
  • materialize:期待・計画などが現実に現れる、実現する

The plan is taking shape. は「計画が形になってきた」で、自動詞的な変化です。詳しくはtake shapeの使い方で解説しています。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

難しい単語が出てこなければ、「何がまだ決まっていないか」と「何を決めたか」に分解します。

  • We added more details to the idea.
    アイデアに詳細を加えました。
  • We decided who will do what.
    誰が何をするか決めました。
  • We set a date and made a list of steps.
    日付を決め、手順のリストを作りました。
  • It was only an idea before. Now we have a plan.
    以前はただのアイデアでした。今は計画があります。

しゅみすけ(大山俊輔)

「具体化する」が出てこなくても、誰が・何を・いつ・どうするかを決めたと言えば、結果まで具体的に伝えられます。

よくある間違い

× concretizeを何にでも使う

concretize という語はありますが、硬く専門的です。通常の会話や仕事では make it more concreteflesh it out のほうが自然です。

× flesh up the idea

正しくは flesh out the idea です。代名詞は flesh it out と分離します。

specificの後ろにtoを置く

「〜について具体的に」は be specific about A
○ Please be specific about the cost.

FAQ

Q. 「アイデアを具体化する」は英語で?

flesh out an idea、または turn an idea into a concrete plan が自然です。

Q. 「計画を具体化する」は英語で?

make the plan more concrete、詳細を加えるなら flesh out the plan です。

Q. 「話を具体化する」は英語で?

get specific、相手に頼むなら Could you be more specific? が使えます。

Q. 「目標を具体化する」は英語で?

make the goal more specificturn the goal into specific actions が自然です。

Q. concreteとspecificの違いは?

concrete は抽象的でない明確な形、specific は日時・数字・対象など細部が特定されていることに重点があります。

まとめ

アイデアを肉付けするなら flesh out、曖昧な計画を明確にするなら make … more concrete、具体的な話に入るなら get specific が自然です。

単語が出てこなければ、We added details.We decided who will do what and when. のように、実際に決めたことを基本語で言いましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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