
「明日は晴れるかな」「彼女は今どこにいるのかしら」「どちらを選べばいいかな」のように、答えがまだ分からないことをやわらかく口にしたい場面はよくあります。
そんなときに便利なのが wonder です。会話でよく使う I wonder … は、日本語の「〜かな」「〜かしら」「〜だろう」に近い表現です。
wonder は「不思議に思う」だけでなく、「知りたいと思う」「〜かなと思う」という意味で使われます。
・Yes / Noで答える内容:I wonder if …
・何・誰・どこ・いつなど:I wonder + 疑問詞 …
・wonderの後ろは疑問文の語順ではなく、基本的に主語+動詞の語順です。
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wonderの意味は?
wonderの発音は「ワンダー」に近く、動詞と名詞の両方で使われます。日常会話で特に重要なのは動詞です。
動詞wonder:〜かなと思う・知りたいと思う
動詞のwonderには、主に次の意味があります。
・〜かなと思う、〜だろうかと思う
・知りたいと思う、疑問に思う
・不思議に思う
たとえば I wonder if she is busy. は、「彼女は忙しいかな」「彼女は忙しいのかしら」という意味です。「忙しいですか」と相手へ直接質問するというより、自分の疑問や推測をやわらかく表しています。
- I wonder if it will rain tomorrow.
明日は雨が降るかな。 - I wonder where Ken is.
ケンはどこにいるんだろう。 - I wonder why she left early.
彼女はなぜ早く帰ったのかな。
名詞wonder:驚き・不思議なもの・驚くべきこと
名詞では「驚き」「不思議」「驚くべきもの・人」という意味があります。
- She looked at the night sky in wonder.
彼女は驚きに満ちて夜空を見上げました。 - The Grand Canyon is a natural wonder.
グランドキャニオンは自然の驚異です。 - It’s a wonder that no one was hurt.
誰もけがをしなかったのは驚きです。
「驚くほどよく効く・大きな効果がある」は、単数のdo wonderではなく、通常 do wonders と複数形にします。
- A good night’s sleep can do wonders for your mood.
ぐっすり眠ると気分が驚くほどよくなることがあります。
I wonderの意味は「〜かな・〜かしら」
I wonder … は、考えていることを独り言のように述べたり、疑問を遠回しに相手と共有したりするときに使います。文脈によって「〜かな」「〜かしら」「〜だろう」「〜なのかと思う」と自然に訳せます。
- I wonder what I should have for lunch.
お昼は何を食べようかな。 - I wonder if he remembers me.
彼は私のことを覚えているかしら。 - I wonder how much this ring costs.
この指輪はいくらするのかな。
日本語の「かしら」は女性的に聞こえることがありますが、英語の I wonder 自体に男女の区別はありません。誰でも自然に使えます。
I wonder ifの意味と使い方
I wonder if + 主語 + 動詞 は、「〜かどうかな」「〜かしら」と、Yes / Noで答えられる内容について考える形です。
I wonder if + 主語 + 動詞 …
I wonder if Aya is home.
アヤは家にいるかな。
天気や予定について「〜かな」
- I wonder if it’s going to rain.
雨が降るかな。 - I wonder if the train will be crowded.
電車は混んでいるかな。 - I wonder if the store is open today.
その店は今日開いているかな。
人の気持ちや状況について「〜かしら」
- I wonder if she likes this color.
彼女はこの色が好きかしら。 - I wonder if he got my message.
彼は私のメッセージを受け取ったかな。 - I wonder if they’re still together.
あの二人はまだ付き合っているのかな。
自分の選択について「〜したほうがいいかな」
- I wonder if I should buy this dress.
このワンピースを買ったほうがいいかな。 - I wonder if I should call her.
彼女に電話したほうがいいかな。 - I wonder if I can finish this by Friday.
金曜日までにこれを終えられるかな。
I wonder+疑問詞の使い方
答えがYes / Noではなく、「何・誰・どこ・いつ・なぜ・どのように」なのかを考える場合は、wonderの後ろに疑問詞を置きます。
I wonder what …:何〜かな
I wonder who …:誰〜かな
I wonder where …:どこ〜かな
I wonder when …:いつ〜かな
I wonder why …:なぜ〜かな
I wonder how …:どうやって・どのくらい〜かな
- I wonder what she wants.
彼女は何が欲しいのかな。 - I wonder who sent these flowers.
誰がこの花を送ったのかしら。 - I wonder where I put my keys.
鍵をどこに置いたかな。 - I wonder when he’ll be back.
彼はいつ戻るのかな。 - I wonder why the meeting was canceled.
なぜ会議が中止になったのだろう。 - I wonder how long it will take.
どのくらい時間がかかるかな。
重要:I wonderの後ろは疑問文の語順にしない
I wonderの後ろには「文の中に入った疑問」が続くため、通常は疑問文ではなく主語+動詞の語順になります。これは間接疑問文と呼ばれる形です。
直接質問:Where is Emma?
エマはどこですか。
I wonder:I wonder where Emma is.
エマはどこにいるのかな。
次のような語順にはしません。
- × I wonder where is Emma.
- ○ I wonder where Emma is.
- × I wonder what does he want.
- ○ I wonder what he wants.
ただし、疑問詞そのものが後ろの節の主語になる場合は、見た目が直接疑問文と同じになります。
- I wonder who called me.
誰が私に電話したのかな。 - I wonder what happened.
何が起きたのだろう。
I wonderは質問?文末に「?」は必要?
I wonder … は文法上は平叙文なので、基本はピリオドで終えます。
- I wonder if she’s okay.
- I wonder what happened.
会話では、相手に答えを促すように語尾を上げることもあります。しかし文章では、直接質問の Do you know …? や What do you think? と区別し、ピリオドを使うのが基本です。
相手から明確な答えが欲しいなら、直接質問のほうが分かりやすい場合があります。
- Do you know when the store closes?
その店が何時に閉まるか知っていますか。 - I wonder when the store closes.
その店は何時に閉まるのかな。
I wonderとI’m wonderingの違い
どちらも「〜かなと思う」「知りたいと思う」と訳せます。
I wonder … は一般的で、ふと浮かんだ疑問や考えを表すのに便利です。I’m wondering … は「今ちょうど考えている」という進行中の感じが出やすく、質問や相談の前置きにも使われます。
- I wonder if Mai is free tonight.
マイは今夜空いているかな。 - I’m wondering if Mai is free tonight.
マイは今夜空いているかなと思っているところです。
実際の会話では意味が重なることも多く、常に明確な違いがあるわけではありません。まずは短く使いやすい I wonder から覚えれば十分です。
wonderとthinkの違い
think は「〜だと思う」と自分の意見や判断を述べます。wonder は「どうなのかな」と、答えが分からず知りたい気持ちを表します。
I think she is at home.
彼女は家にいると思います。
→ 自分なりの判断がある
I wonder if she is at home.
彼女は家にいるかな。
→ 答えが分からず気になっている
「〜かなと思う」を英語にするとき、日本語に「思う」があるからといって必ずthinkを使うわけではありません。疑問や好奇心が中心ならwonderが自然です。
wonderを使った自然な日常会話
待ち合わせで
A: Lisa is late.
リサ、遅いね。
B: I wonder if she missed the train.
電車に乗り遅れたのかな。
A: I’ll text her.
メッセージしてみるね。
買い物で
A: This jacket is nice.
このジャケット、いいね。
B: Yeah. I wonder if they have it in black.
うん。黒もあるかな。
A: Let’s ask.
聞いてみよう。
旅行の計画で
A: I’d love to visit Kyoto in autumn.
秋に京都へ行きたいな。
B: I wonder how crowded it will be.
どのくらい混むかな。
A: We should book early.
早めに予約したほうがいいね。
初心者はこの3パターンから覚えよう
I wonder if it will rain.
雨が降るかな。
I wonder what she’s doing.
彼女は何をしているのかな。
I wonder why.
どうしてだろう。
作り方は次の2段階です。
- Yes / Noで答えられるなら if を使う
- 何・どこ・いつなどを知りたいなら what / where / when などを使う
そしてwonderの後ろを「主語+動詞」にする。この3点を押さえれば、日常の小さな疑問をかなり表現できます。
wonderに関するよくある質問
Q. I wonder ifは「〜かどうか知りたい」ですか?
はい。「〜かどうかな」「〜かしら」「〜かどうか知りたい」という気持ちを表します。直接的な I want to know より、独り言や控えめな言い方として自然です。
Q. I wonder whyだけでも使えますか?
使えます。「どうしてだろう」「なぜかな」という意味です。理由を強く問い詰める表現ではなく、不思議に思っている気持ちを表せます。
Q. wonderの過去形・過去分詞は?
どちらも wondered です。I wondered if he was okay. なら「彼は大丈夫かなと思いました」となります。
Q. No wonderの意味は?
No wonder. は「どうりで」「そりゃ〜なわけだ」という意味です。理由を知って納得したときに使います。詳しい語順や例文は、No wonderの意味と使い方で解説しています。
Q. I was wondering ifは何が違いますか?
依頼や質問を控えめに切り出す定番表現です。たとえば I was wondering if you could help me. は「お手伝いいただけないかと思いまして」というニュアンスです。詳しくはI was wondering ifの意味と使い方をご覧ください。
まとめ:wonderで「〜かな」を自然に表そう
wonder は「不思議に思う」「知りたいと思う」、そして会話では「〜かな・〜かしら」と疑問をやわらかく表す動詞です。
- I wonder if + 主語 + 動詞:〜かどうかな
- I wonder + 疑問詞 + 主語 + 動詞:何・どこ・なぜ〜かな
- wonderの後ろは基本的に疑問文ではなく、主語+動詞の語順
- 意見や判断のthinkに対し、wonderは答えを知りたい気持ち
まずは I wonder if it will rain. や I wonder what she’s doing. のような短い文から、日常会話に取り入れてみてください。










