
「風邪をひいた」は英語で何と言えばいいのでしょうか?いちばん基本的な表現は I have a cold. です。ただし、「風邪気味」「風邪をひきそう」「風邪が流行っている」まで、すべて同じ言い方で表せるわけではありません。
この記事では、日常会話や職場ですぐ使える風邪の英語表現を、ニュアンスの違いとともにわかりやすく紹介します。
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「風邪」は英語で cold
病気としての「風邪」は英語で a cold と言います。数えられる名詞なので、単数なら原則として a が必要です。
- I have a cold.
風邪をひいています。 - She has a bad cold.
彼女はひどい風邪をひいています。
ここで気をつけたいのが I’m cold. との違いです。
- I have a cold. = 風邪をひいている
- I’m cold. = 寒い
cold の前に a があるか、have を使っているかで意味が大きく変わります。
「風邪をひいた」は I have a cold / I caught a cold
I have a cold.|今、風邪をひいている
I have a cold. は、現在の体調を伝える最も基本的で自然な表現です。「今、風邪をひいている」という状態に焦点があります。
A: You don’t look well. Are you okay?
顔色がよくないね。大丈夫?
B: I think I have a cold.
風邪をひいているみたい。
I caught a cold.|風邪をひいた
catch a cold は「風邪をひく」という変化・出来事を表します。過去形は caught です。
- I caught a cold last weekend.
先週末に風邪をひきました。 - I think I caught a cold from my coworker.
同僚から風邪をもらった気がします。
会話では、今の状態を答えるなら I have a cold.、いつ風邪をひいたかを話すなら I caught a cold. と考えると使い分けやすいでしょう。
「風邪気味・風邪をひきそう」の英語表現
I’m coming down with a cold.
come down with ~ は「(病気に)かかり始める」という意味です。喉に違和感がある、少し寒気がするなど、風邪の初期症状を感じたときの「風邪気味」「風邪をひきそう」にぴったりです。
- I think I’m coming down with a cold.
風邪をひきかけている気がします。 - She’s coming down with something.
彼女は何かの病気にかかりかけているみたいです。
I think I’m getting a cold.
I think I’m getting a cold. も、日常会話でよく使う自然な言い方です。「風邪になりつつある気がする」という、ややカジュアルな表現です。
My throat feels a little strange. I think I’m getting a cold.
喉が少し変な感じ。風邪をひきそう。

「風邪が流行っている」は英語で?
周りで風邪をひいている人が増えているときは、go around(広まる・流行する)を使います。
- A cold is going around.
風邪が流行っています。 - There’s a cold going around the office.
職場で風邪が流行っています。 - A lot of people are getting sick lately.
最近、体調を崩している人が多いです。
Colds are going around. と複数形で言うこともあります。特定の風邪が広まっている感じなら単数形の a cold、いろいろな風邪が流行る時期だという感覚なら複数形の colds が自然です。
風邪の症状を英語で伝える
病院や職場で体調を説明するときは、I have ~. や I’ve got ~. に症状を続けると伝わりやすくなります。
- I have a runny nose. 鼻水が出ます。
- I have a stuffy nose. 鼻が詰まっています。
- I have a sore throat. 喉が痛いです。
- I have a cough. 咳が出ます。
- I have a fever. 熱があります。
- I have chills. 寒気がします。
- I have a headache. 頭が痛いです。
- My whole body aches. 全身が痛みます。
症状が軽いことを伝えたい場合は a little や a slight を使えます。
- I have a slight fever.
微熱があります。 - My throat is a little sore.
喉が少し痛いです。
職場で「風邪で休みます」と伝える英語
仕事を休む連絡では、病名を詳しく説明するよりも、体調が悪いことと対応を簡潔に伝えるのが自然です。
当日休むとき
I’m not feeling well today, so I need to take the day off.
今日は体調がよくないので、お休みをいただく必要があります。
I’ve come down with a bad cold and won’t be able to come in today.
ひどい風邪をひいてしまい、今日は出社できません。
在宅勤務に切り替えたいとき
I have a cold, so I’d like to work from home today if possible.
風邪をひいているので、可能であれば今日は在宅勤務をしたいです。
I don’t want to spread it around the office.
職場でうつしたくありません。
風邪とインフルエンザ、花粉症の英語は違う
- a cold:風邪
- the flu / influenza:インフルエンザ
- COVID-19:新型コロナウイルス感染症
- hay fever / pollen allergies:花粉症
症状が似ていても、英語では別の言葉です。自分で断定できないときは、I think I have a cold. や I’m not sure if it’s a cold or allergies.(風邪なのかアレルギーなのかわかりません)のように伝えるとよいでしょう。
花粉症の言い方は「花粉症は英語で?症状を伝える英語表現」も参考にしてください。
風邪をひいた人への「お大事に」は?
体調を崩した相手には、次のように声をかけられます。
- Take care. お大事に。
- Get well soon. 早くよくなってね。
- I hope you feel better soon. 早くよくなるといいですね。
より詳しい使い分けは「「お大事に」は英語で?相手を気遣う自然なフレーズ」で紹介しています。
間違えやすい風邪の英語表現
× I am a cold.
I am a cold. では「私は風邪そのものです」という不自然な意味になります。正しくは I have a cold. です。
× I have cold.
病気としての cold は数えられる名詞なので、通常は a cold と言います。
「風邪が治った」は get over / recover from
風邪から回復したときは I got over my cold. や I recovered from my cold. と表現できます。get over の詳しい使い方は「get overの意味と使い方」をご覧ください。
風邪の英語表現まとめ
- I have a cold. = 今、風邪をひいている
- I caught a cold. = 風邪をひいた
- I’m coming down with a cold. = 風邪気味・ひきかけ
- I think I’m getting a cold. = 風邪をひきそう
- A cold is going around. = 風邪が流行っている
- I’m not feeling well. = 体調がよくない
まずは I have a cold. を基本にして、「ひきかけ」なら coming down with、「流行っている」なら going around と、状況に合わせて少しずつ表現を増やしていきましょう。
よくある質問
Q. 「軽い風邪」は英語で何と言いますか?
I have a slight cold. または I have a mild cold. と言えます。会話では I have a bit of a cold. も自然です。
Q. 「風邪をうつす」は英語で何と言いますか?
give someone a cold や pass a cold on to someone が使えます。例えば I don’t want to give you my cold.(あなたに風邪をうつしたくありません)と言えます。
Q. under the weather は風邪という意味ですか?
under the weather は「体調がよくない」という意味で、風邪だけに限定されません。詳しくは「under the weatherの意味と使い方」で例文を紹介しています。
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