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April/恋と仕事に効く英語編集部
映画『The Last Emperor(ラストエンペラー)』は、清朝最後の皇帝・溥儀(ふぎ)の生涯を描いた歴史ドラマです。
原題は「最後の皇帝」という意味。作品には、emperor、republic などの歴史語彙だけでなく、much better、in accordance with、end up -ing といった日常・ビジネス英語に役立つ表現も登場します。
・The Last Emperorは「最後の皇帝」という意味
・emperor、empire、imperialの違いを整理
・比較級を強めるmuchと、規則・予想外の結末を表す英語を学べる
Contents
The Last Emperor は「最後の皇帝」です。last はここでは「最後の」、emperor は「皇帝」を意味します。
タイトルに the があるのは、清朝という文脈において「その最後の皇帝」と特定される人物を指すためです。
同じ語源を持つ3語ですが、品詞と意味が異なります。
He became emperor at a very young age.
彼は非常に幼い年齢で皇帝になりました。
The empire came to an end.
その帝国は終焉を迎えました。
The family lived in the imperial palace.
その一家は皇居で暮らしていました。
the last emperor と the late emperor は別物です。前者は「最後の皇帝」、後者は「故皇帝」を意味します。

ベルナルド・ベルトルッチ監督による1987年の作品で、溥儀の幼少期から晩年までを、時代を行き来しながら描きます。
1908年、幼い溥儀は清朝の皇帝として紫禁城へ迎えられます。しかし、辛亥革命によって清朝が終わると、城内では皇帝として扱われながらも、城外の政治的な権力は持たない存在になります。
成長した溥儀は、のちに日本の影響下に置かれた満洲国の皇帝となります。第二次世界大戦後にはソ連軍に拘束され、その後、中国で戦犯として収容・再教育を受けます。作品は実在の人物と歴史をもとにしていますが、映画としての脚色も含まれます。
溥儀の英国人家庭教師レジナルド・ジョンストンを演じるのはピーター・オトゥールです。比較的ゆっくりと明瞭に話す場面もあり、歴史ドラマの英語に触れたい学習者にも興味深い作品です。

better は good / well の比較級で「より良い」。その差が大きいことを表すときは、前に much を置いて「ずっと良い」「はるかに良い」と強調します。
I feel much better today.
今日はずっと調子が良いです。
This version is much better than the old one.
この版は古いものよりずっと良いです。
Her English has become much better.
彼女の英語はずっと上達しました。
比較級は通常 very では強めません。much better、far better、a lot better などを使います。
比較の仕組みを整理したい方は、比較級・最上級を「基準との距離」で理解する解説も参考にしてください。
republic は、世襲の君主ではなく、国民の代表などが政治を担う「共和国」です。関連語も一緒に覚えると、歴史やニュースの英語が読みやすくなります。
The country became a republic.
その国は共和国になりました。
in accordance with は、法律・規則・契約・方針などに従って行動することを表すフォーマルな表現です。
The decision was made in accordance with the law.
その決定は法律に従って行われました。
Please act in accordance with company policy.
会社の方針に従って行動してください。
日常的な指示なら according to the rules や follow the rules も使えます。in accordance with は文書や公式発表で目にすることが多い表現です。

release は「解放する」という動詞です。人が拘束から「釈放される」場合は be released を使います。
He was released from prison.
彼は刑務所から釈放されました。
The film was released in 1987.
その映画は1987年に公開されました。
同じ単語でも、映画なら「公開する」、商品なら「発売する」、人なら「解放・釈放する」と文脈によって訳が変わります。
end up -ing は、最初から予定していたわけではないのに「結局~することになる」「最終的に~に落ち着く」という表現です。良い結果にも悪い結果にも使えます。
I ended up teaching English in Japan.
結局、日本で英語を教えることになりました。
We ended up staying much longer than planned.
私たちは結局、予定よりずっと長く滞在しました。
She ended up becoming the team leader.
彼女は最終的にチームリーダーになりました。
場所や状態が後ろに来る場合は、動名詞以外の形もあります。
He ended up in prison.
彼は最終的に刑務所へ入ることになりました。
The discussion ended up as an argument.
その話し合いは結局、口論になりました。
歴史映画では、日常会話に馴染みのない制度や役職が登場します。すべてを暗記するのではなく、まず物語を理解するための基本語彙と、日常でも使える表現を分けて拾うのがおすすめです。
たとえば end up -ing なら、予定外に始めた仕事や趣味について話せます。歴史の場面で出会った英語を、自分の現在の生活へ戻すことが定着のコツです。

The Last Emperor は「最後の皇帝」という意味です。emperor は皇帝、empire は帝国、imperial は「皇帝・帝国の」を表します。
作品からは、比較級を強める much better、規則に従うことを表す in accordance with、予想外の結末を表す end up -ing、釈放・公開を表す be released などを学べます。
人物の人生と時代の変化を描いた作品をもっと探すなら、ヒューマンドラマ映画で英語学習もあわせてご覧ください。
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