「紆余曲折」は英語で?twists and turnsの意味と簡単な言い換え

紆余曲折は英語で?曲がりくねった道と迂回を表すイラスト

「紆余曲折(うよきょくせつ)」は、物事が順調に一直線で進まず、途中でさまざまな事情や変化があったことを表す四字熟語です。英語では twists and turns が定番ですが、仕事や計画については after many complicationsafter a long and difficult process も使えます。

難しい表現が出てこないときは、We changed the plan many times. のように、実際に起きたことを中学英語で言えば十分に伝わります。

「紆余曲折」の意味とは

もともと「紆余」と「曲折」は、どちらも道などが曲がりくねることを表します。そこから、話し合い、交渉、計画、人生などが複雑な経過をたどる意味で使われるようになりました。

ポイントは、単に失敗が多いのではなく、予定変更や問題を何度も経て、ある結果に至った過程を表すことです。

「紆余曲折」は英語でどう言う?

直訳・辞書的な意味に近い表現は、次のとおりです。

  • twists and turns:曲折、予想外の展開
  • a complicated course:複雑な経過
  • many complications:多くの複雑な事情・問題

場面に合わせると、より自然な英語になります。

  • after many twists and turns:紆余曲折を経て
  • after a long and difficult process:長く困難な過程を経て
  • It wasn’t a smooth process.:順調な過程ではなかった
  • We had to change our plans many times.:何度も計画を変えなければならなかった

主要表現の意味と違い

twists and turns

予想外の変化や複雑な展開が何度もあることを表す、最も使いやすい表現です。計画、交渉、事件、人生など幅広く使えます。

After many twists and turns, we finally reached an agreement.
紆余曲折を経て、私たちはようやく合意に達しました。

complications

計画を難しくする問題や事情に焦点を当てます。医療では「合併症」という意味もあるため、一般的な話では前後の文脈を明確にしましょう。

There were several complications along the way.
途中でいくつか複雑な問題がありました。

a long and difficult process

特別な熟語を使わず、長く難しい過程だったと説明する自然な表現です。仕事や手続きについて、相手に分かりやすく話せます。

It was a long and difficult process, but we finished it.
長く困難な過程でしたが、私たちは完了しました。

the long and winding road

文字どおりは「長く曲がりくねった道」です。比喩的に、目的地までの長く複雑な道のりを情緒的に表せます。ただし、日常の報告で「紆余曲折を経て」と簡潔に言うなら after many twists and turns のほうが直接的です。

しゅみすけ(大山俊輔)

英会話に慣れている人は、「紆余曲折」にぴったりの熟語を探し続けるのではなく、何が起きたかをすぐに分解します。「計画を変えた」「問題が起きた」「最後に終えた」と、目に見える行動を短い英語にすると会話が止まりません。

「紆余曲折」をぱっと英語で言うなら

最も定番なのは、次の表現です。

After many twists and turns, …
紆余曲折を経て、〜。

過程が順調ではなかったことを簡単に伝えるなら、こちらも便利です。

It wasn’t a smooth process.
順調な過程ではありませんでした。

初心者でも言える簡単な英語

難しい twists and turns を忘れても、次の短文で説明できます。

  • We had many problems.
    多くの問題がありました。
  • We changed the plan many times.
    私たちは何度も計画を変えました。
  • It took a long time.
    長い時間がかかりました。
  • But we finished it.
    しかし、私たちはやり遂げました。

We changed the plan many times.で紆余曲折を簡単に説明するイラスト

しゅみすけ(大山俊輔)

We changed the plan many times. は中学英語ですが、紆余曲折の中心をきちんと表せます。さらに We had some problems. But we finished it. と足せば、複雑な経過と結末まで伝えられます。とっさの英会話では、この組み立て方が実用的です。

基本動詞・SVO中心の短文

  • We made a plan.(私たちは計画を立てました)
  • A problem changed the situation.(ある問題が状況を変えました)
  • We changed our plan.(私たちは計画を変更しました)
  • We tried another way.(私たちは別の方法を試しました)
  • We reached our goal.(私たちは目標に到達しました)

この5文を順番に言うだけで、「紆余曲折を経て目標に到達した」という流れを具体的に説明できます。

「紆余曲折」を使った英会話例

A: Did the project go as planned?
B: Not really. We changed the plan many times.
A: That sounds difficult.
B: It was. But after many twists and turns, we finished it.

A:プロジェクトは予定どおり進みましたか。
B:そうでもありません。何度も計画を変更しました。
A:大変そうですね。
B:大変でした。でも、紆余曲折を経て完成させました。

「波瀾万丈」「試行錯誤」「一進一退」との違い

  • 紆余曲折:予定変更や複雑な事情を経た過程
  • 波瀾万丈:事件や変化が多く、劇的な人生・物語
  • 試行錯誤:方法を試し、失敗と修正を繰り返すこと
  • 一進一退:進んだり後退したりして、状況が大きく進展しないこと

twists and turns は「紆余曲折」にも「波瀾万丈」にも使えますが、前者では複雑な経過、後者では劇的な出来事に重点があります。

場面別の使い分け

  • 交渉・計画が何度も変わった:after many twists and turns
  • 問題や障害を強調:after many complications
  • 長い手続きだった:after a long and difficult process
  • 順調ではなかった:It wasn’t a smooth process.
  • 初心者が具体的に説明:We changed the plan many times.

まとめ|「紆余曲折」は簡単な英語でも伝わる

「紆余曲折」は、定番表現なら twists and turns です。「紆余曲折を経て」は after many twists and turns と表現できます。

思い出せないときは、We had many problems. We changed the plan many times. But we finished it. と短文に分けましょう。難しい四字熟語も、基本動詞で出来事を順番に説明すれば十分に伝えられます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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