・ 多分、明日は雨が降りそうだわ
・ あの人は多分、今の会社をやめると思う
・ 来年の今頃は多分アメリカにいると思うわ
日本語でも「多分」という言葉を使うときには、微妙に可能性が異なりますよね。
その微妙な違いを日本語では、文脈で判断しますが実は英語ではもう少し厳密に「多分」を区分けしているのです!
恋と仕事に効く英語編集部(編集部)
この恋と仕事に効く英語の記事では、英語における「多分」の使い分けを解説します。具体的には、“maybe”, ”probably”, ”perhaps”, ”possibly”など様々な単語で「多分」というニュアンスを伝えることになります。この記事を読み終える頃には、「英語での多分」についてはバッチリ理解していただけているかと思います!
Contents
「多分」の英語における使い分けについて
さてさて本題にはいります。
本日は「たぶん」という意味の単語の使い分けについてご紹介します。
これは、私たちが使い分けを意識している単語のひとつです。
「たぶん」と表現するときにどの単語を使うかによって確信度が変わってくるのです。
「たぶん」を英語では何種類かで言い表すことができます。
“maybe”,”probably”,”perhaps”,”possibly”など、みなさんも聞いたことはあるのではないでしょうか?
簡単に表すと。。。
probably ? 80~90%
maybe ? 50%
perhaps ? 30~40%
possibly ? 10~30%
の順に確信度が低くなってきます。
日本人は”maybe”を使うことが多いと思うのですが、
実はちょっと違ったニュアンスで意味を取られてしまうこともあるので要注意なのです。
英語での多分を使った例文:maybe・probably・perhaps・possiblyを使って実践してみよう!
それでは実際どのように使用するか見ていきたいと思います。
◎Will Chris come on time today?
(クリス、今日時間通りに来るかな?)
上記の問いに確信度によって答えが違っています。
A:Probably.
基本的に時間通りに来るクリスだから、今日も来るんじゃないかな?とほぼ確信しているとき。
B:Maybe.
時間通りに来るときとそうでないときとあるクリスだから、今日はどっちだろう?というとき。
C:Perhaps.
いつも時間にルーズなクリスだけど、もしかしたら来るかも?というとき。
D:Possibly
いつも時間にルーズなクリスだから、時間通りに来る可能性はほぼないんじゃないかな?というとき。
といった具合に、同じ「たぶん」でもだいぶ意味合いが変わってきます。
もうひとつ見てみましょう。
◎Can you fix my computer today?
(今日、私のパソコンを直してくれる?)
A:Probably .
直すことがほぼ確定している場合。
B:Maybe.
直すかもしれないし、直す時間が取れないかもしれない。
まだどちらかわからない、50-50ぐらいの確率のとき。
C:Perhaps.
直せない確率の方が高いけど、もしかしたら時間が取れるかもしれないと き。
D:Possibly
ほぼ時間が取れないと思うけど、可能性は0ではないとき。
この場合は確信度だけの問題ではなく、”maybe”,”perhaps”,”possibly”を使った場合は、
相手に「やる気のないんじゃない」と不快感をあたえてしまう危険性もあるのです。
「私のお願いを真剣に考えてないんじゃないの?」という印象を与えてしまう危険性もあるので、
「直してあげたいけど時間が取れないだろうな~」という場合は
“Probably not” という表現を使った方が良いそうです。
またレッスンパートナーに聞いていたら、
“maybe”と “perhaps”は確信度はあまりかわらないけど、”maybe” の方がカジュアルで “perhaps” の方が少しフォーマルな言い方という意見もありました。
スクールではこんなシュチエーションで使ってます。
Marippe: Do you think it will be stormy tonight ?
Cristian: Probably,it has been hot and humid for a few days now.
Marippe: 今夜、嵐になるかな?
Christian: たぶんね、ここ最近は暑くて蒸し暑い日が続いているからね。
この場合、嵐になると思われる理由(暑くて蒸し暑い日が続いている)があるため、確信度がある程度高いので、”probably”を使っています!
Joseph: Do you think Germany will win the world cup?
Paul: Maybe. They are a strong team and play exciting football.
Joseph: ワールドカップでドイツは勝つかな?
Paul: たぶんね。彼らはとても強くて刺激的な試合をするチームだからね。
ここでは、勝つ可能性はあるけれども、確信は出来ないな。。。という気持ちを表現していますね。
使い分けることで、もう少し細かいニュアンスを伝えられる「たぶん」という言葉。
ぜひ意識して使ってみてくださいね!
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恋と仕事に効く英語編集部