go in forの意味は?「参加する・好む・支持する」の使い方とgo inとの違い

go in forの意味・使い方と4つの用法を解説するアイキャッチ画像

go in forは、主にイギリス英語で「競技や試験に参加する」「趣味・活動を好む」「考え方ややり方を支持する」「職業として選ぶ」という意味を表す句動詞です。

たとえば、I don’t go in for extreme sports.は「私は過激なスポーツは好まない」、She went in for the photography prize.は「彼女は写真賞に応募した」という意味です。

日常会話では否定形のI don’t go in for…もよく見られます。この記事では4つの意味、語順、類似表現との違い、直前に扱ったgo inとの見分け方まで整理します。

go in forのコアイメージ

go in forは、活動・競技・考え方などの「内側へ自分から入り、関わる」感覚を持つ表現です。

  • 競技の枠内に入る → 参加する
  • 活動の世界に入る → 好む・趣味にする
  • 考え方の側に入る → 支持する
  • 職業の世界に入る → 進路として選ぶ

ただし、現代英語では用法によって少し古風に聞こえたり、別の表現のほうが一般的だったりします。特にアメリカ英語では、entertake part inbe intoなどがよく使われます。

しゅみすけ(大山俊輔)

go in forは、主にイギリス英語で出会う表現です。自分で使うときは、より簡単なenterやlikeでも十分に伝わります。

go in forの4つの意味

go in forの参加する・好む・支持する・職業に選ぶという4つの意味

1.競技・試験・賞などに参加する

go in for+competition / prize / examなどで、「競技に出る」「賞に応募する」「試験を受ける」という意味になります。

She went in for the photography prize but didn’t win.
彼女は写真賞に応募しましたが、受賞しませんでした。

Are you going in for the race this year?
今年、そのレースに出るのですか。

He’s going in for the entrance exam next month.
彼は来月、入学試験を受けます。

現在の会話では、競技ならenter the racetake part in the race、試験ならtake the examも分かりやすく一般的です。

2.趣味・活動・物事を好む

趣味や娯楽、特定のスタイルなどについて「〜を好む」「〜をよくする」という意味になります。

He goes in for classical music.
彼はクラシック音楽が好きです。

I don’t really go in for big parties.
私は大人数のパーティーはあまり好きではありません。

Do you go in for outdoor sports?
アウトドアスポーツは好きですか。

この用法は、特にdon’t go in forの形で「私はそういうものは好まない」「そういうことはしない」と距離を置くときに自然です。

3.考え・主張・やり方を支持する

考え方や行動様式を対象にすると、「〜をよしとする」「〜を支持する」「〜を受け入れる」という意味になります。

I don’t go in for that kind of behavior.
私はそのような振る舞いをよしとはしません。

She doesn’t go in for strict rules at home.
彼女は家庭で厳しいルールを設けるやり方を支持していません。

We don’t go in for expensive gifts in our family.
私たちの家族では、高価な贈り物をする習慣はありません。

強く公的に「支持する」というより、個人の好みや方針として「そういうやり方を採らない」と述べる用法です。否定文で特によく使われます。

4.職業・進路として選ぶ

go in for+職業分野で、「〜を職業として選ぶ」「〜の道へ進む」という意味になることがあります。

Have you ever thought about going in for teaching?
教師の道へ進むことを考えたことはありますか。

She decided to go in for medicine.
彼女は医学の道へ進むことにしました。

この用法は現在ではやや古風です。現代の自然な会話では、go into teaching / medicinebecome a teacher / doctorのほうがよく使われます。

go in forの語順と時制

go in forは3語をひとかたまりとして使い、その後ろに参加するもの・好きなもの・支持する考え・職業分野を置きます。

  • 現在形:go / goes in for
  • 過去形:went in for
  • 現在完了:have / has gone in for
  • 進行形:be going in for

She goes in for yoga and swimming.
彼女はヨガと水泳を好んでします。

He went in for the competition last year.
彼は昨年、その大会に参加しました。

I’ve never gone in for expensive clothes.
私は高価な服を好んだことはありません。

代名詞を使う場合も分離せず、go in for itの語順です。go it in forとはしません。

否定形I don’t go in for…のニュアンス

I don’t go in for…は、単に「嫌い」と強く否定するより、「私はそういうものには関わらない」「自分の趣味・方針ではない」と穏やかに距離を置く響きがあります。

I don’t go in for gossip.
私はうわさ話には加わりません。

I don’t go in for flashy designs.
私は派手なデザインは好みません。

We don’t go in for formal dinners.
私たちは堅苦しい夕食会はしません。

人の好みや普段の方針を表すため、usuallyreallymuchなどと一緒に使われることもあります。

go in forと類似表現の違い

enter:大会・試験・賞へ正式に申し込む

enterは、競技やコンテストへ正式にエントリーすることを直接表します。

I entered the photo contest.
写真コンテストに応募しました。

地域差が少なく、go in forより簡潔です。

take part in:実際に参加する

take part inは、イベントや活動に参加して一員として関わることに焦点があります。

More than 100 people took part in the race.
100人以上がレースに参加しました。

be into:カジュアルに「〜に夢中・興味がある」

be intoは、趣味や関心について日常会話でよく使うカジュアルな表現です。

I’m really into photography.
私は写真にとてもハマっています。

go in for photographyより、強い現在の関心が伝わります。

go into:職業・分野へ進む

go into teaching / law / medicineは、「教師・法律・医学の分野へ進む」という現代的で自然な言い方です。

She wants to go into teaching.
彼女は教師の道へ進みたいと思っています。

go in for surgeryは同じ句動詞?

go in for surgeryは多くの場合、go in(病院へ入る)+for surgery(手術のために)という組み立てです。

He went in for surgery on Monday.
彼は月曜日に手術を受けるため病院へ入りました。

これは「手術を趣味として好む」という意味ではありません。病院・日程・治療の文脈なら、go inとfor surgeryを分けて理解します。

病院・物がはまる・太陽が雲に隠れるなどの用法は、go inの意味と5つの使い方で詳しく解説しています。

日本人が間違えやすいポイント

すべての「参加する」に使わない

友人との食事や会社の会議へ参加する場合、通常はjoinattendを使います。go in forは、競技・試験・賞などへ自分からエントリーする場面と相性がよい表現です。

アメリカ英語では別表現のほうが自然なことが多い

go in forは理解してもらえますが、アメリカ英語ではenter、take an exam、be into、likeなどのほうが一般的です。

職業にはgo intoのほうが現代的

go in for teachingも辞書的には可能ですが、自分の進路を話すならgo into teachingまたはbecome a teacherが分かりやすく自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

特に覚えておきたいのはI don’t go in for …です。「私はそういうのは好まない・やらない」と、穏やかに自分の方針を伝えられます。

簡単な英語で言い換えるなら

go in forが出てこないときは、意味を直接表す基本語で十分です。

  • I entered the contest.:コンテストに応募しました。
  • I will take the exam.:その試験を受けます。
  • I like photography.:写真が好きです。
  • I don’t like that idea.:その考えは好きではありません。
  • I want to become a teacher.:教師になりたいです。

参加ならenter、好みならlike、職業ならwant to becomeを使えば、短く明確に伝えられます。

まとめ

  • go in forは主にイギリス英語で使われる句動詞
  • 主な意味は参加する・好む・支持する・職業として選ぶ
  • I don’t go in for…は「私はそういうものを好まない・しない」
  • 競技参加ならenter、趣味ならbe into、職業ならgo intoも自然
  • go in for surgeryは通常、go in+for surgeryと分けて理解する

まずは日常会話で出会いやすいI don’t really go in for big parties.をひとかたまりで覚え、穏やかに好みを伝えるときに使ってみましょう。

ほかの句動詞・定型表現は、英熟語・定型表現の一覧から確認できます。

goを使うほかの表現もまとめて確認したい方は、goを使った句動詞一覧をご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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