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病院の待合室で雑誌をぱらぱらめくる。書店で本の中身を軽く見る。そんな「ページを素早くめくりながら、ところどころ読む」動作を表せるのがthumb throughです。
日本語では「ざっと目を通す」と訳せますが、同じ訳になりやすいskim throughよりも、物理的にページをめくる動作がはっきり見える表現です。この記事では、thumb throughの意味、語順、例文、leaf through・flip through・skim throughとの違いを解説します。
Contents
thumb throughの意味を最初に確認
thumb throughは、本・雑誌・書類などのページを素早くめくり、一部分だけ読む/全体を軽く見るという意味です。
I thumbed through a magazine while I waited.
待っている間、雑誌をぱらぱらめくっていました。
She thumbed through the report before the meeting.
彼女は会議前に報告書をぱらぱらめくって目を通しました。
読むことだけでなく、指でページを次々と送る動作を含むため、基本的には紙の本・雑誌・カタログ・資料などと相性がよい表現です。
しゅみすけ(大山俊輔)
thumb+throughから意味の仕組みを理解する
thumbは名詞なら「親指」ですが、ここでは「親指を使ってページを送る」という動詞です。throughには、ものの中を最初から最後の方向へ通り抜けるイメージがあります。
組み合わせると、親指で本や資料のページを次々に送りながら、その中を軽く通っていく感覚になります。
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thumb throughの語順:分離できない
基本の語順はthumb through + 本・雑誌・書類です。
- thumb through a magazine:雑誌をぱらぱらめくる
- thumb through a book:本をざっとめくる
- thumb through the report:報告書をざっと見る
thumb throughは分離不可能です。代名詞を使うときもthroughの後ろに置きます。
- ○ thumb through it
- × thumb it through
I picked up the catalog and thumbed through it.
カタログを手に取って、ぱらぱらめくりました。
活用形
- 原形:thumb through
- 三人称単数:thumbs through
- 過去形・過去分詞:thumbed through
- 進行形:thumbing through
thumbの最後のbは発音しません。thumbedは「サムド」に近く、thumbingもbを発音しない点に注意しましょう。
よく使われる目的語
- thumb through a magazine:雑誌をぱらぱら見る
- thumb through a book:本をざっとめくる
- thumb through a catalog:カタログをめくって見る
- thumb through a report:報告書に軽く目を通す
- thumb through the pages:ページを次々にめくる
- thumb through an address book:住所録をめくって探す
thumb throughの自然な例文
待ち時間・日常
I thumbed through a travel magazine in the waiting room.
待合室で旅行雑誌をぱらぱら見ました。
He was thumbing through an old photo album.
彼は古い写真アルバムをぱらぱらめくっていました。
買い物・書店
I thumbed through the cookbook before buying it.
買う前にその料理本をぱらぱらめくって中を見ました。
She thumbed through the catalog and marked a few pages.
彼女はカタログをぱらぱら見て、数ページに印を付けました。
仕事・学習
I thumbed through the handout before class.
授業前にプリントをぱらぱらめくって目を通しました。
He thumbed through the file, looking for the invoice.
彼は請求書を探しながら、ファイルをぱらぱらめくりました。
thumb throughとleaf throughの違い
thumb throughとleaf throughはどちらも「ページをぱらぱらめくって見る」という意味で、多くの場面で置き換えられます。
| 表現 | 中心イメージ | ニュアンス |
|---|---|---|
| thumb through | 親指でページを送る | 手の動きが具体的で、ややカジュアル |
| leaf through | 本の葉=ページをめくる | 本・雑誌・資料をざっと見る一般的な表現 |
I leafed through the brochure.
パンフレットをぱらぱらめくって見ました。
意味の差は大きくありませんが、thumb throughは「親指で次々とページを送る姿」がより具体的です。
flip through・skim throughとの違い
flip throughとの違い
flip throughもページを素早くめくって見る表現です。flipにはページを軽快に次々と動かす感覚があり、紙だけでなく画面上の写真や選択肢を次々と見る場面にも広がりやすい表現です。
She flipped through the magazine.
彼女は雑誌をぱらぱらめくりました。
skim throughとの違い
skim throughは、ページをめくる手の動作より、文章から要点を拾って速く読むことに焦点があります。PDFやメールなど、紙でない文章にも自然に使えます。
I skimmed through the report and found the main points.
報告書にざっと目を通し、要点をつかみました。
- thumb through:ページを物理的にぱらぱらめくる
- flip through:ページなどを軽快に次々と見る
- skim through:文章を速く読み、要点を拾う
しゅみすけ(大山俊輔)
日本人が間違えやすいポイント
- 代名詞を間に入れてthumb it throughとしない
- 正しい語順はthumb through it
- thumbのbを発音しない
- 熟読する表現として使わない
- 電子メールをざっと読むだけならskim throughのほうが自然
- thumb throughは「親指を通す」という直訳ではない
この句動詞が出てこなかったら?しゅみすけ式の簡単な言い換え
thumb throughを思い出せなくても、「ページを速くめくった」「少しだけ読んだ」と分ければ簡単に伝えられます。
- I turned the pages quickly.
ページを素早くめくりました。 - I looked at a few pages.
数ページだけ見ました。 - I looked through the magazine quickly.
雑誌をざっと見ました。
本を全部読んだのではなく、ぱらぱらと中を見たことを直接説明すれば、会話の目的は十分に達成できます。
関連する句動詞・表現
- 「ページをめくる」は英語で?turn・flip・leaf throughの違い
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まとめ
thumb throughは、本・雑誌・資料などのページを素早くめくり、ところどころ読む句動詞です。語順はthumb through + 本・雑誌で、代名詞ならthumb through itとなります。
親指で紙のページを送るthumb through、一般的に本をざっとめくるleaf through、軽快に次々と見るflip through、文章の要点を拾うskim through。何をしているかに注目すれば自然に使い分けられます。









