qualify forの意味は?「資格を得る・条件を満たす」の使い方とbe qualified forとの違い

qualify forの意味は「資格を得る・条件を満たす」

qualify for は、「条件を満たして資格・権利を得る」「(大会などの)出場資格を得る」という意味です。仕事、給付金、割引、ローン、学校、スポーツなど、何らかの基準がある場面で幅広く使われます。

ただし、よく似た be qualified forbe eligible for とは焦点が少し違います。この記事では、qualify for の基本イメージから語順、自然な例文、類似表現との違いまで整理します。

qualify forの基本的な意味

qualify for + 名詞 の形で、「必要な条件を満たし、後ろに来るものを受ける資格・権利を得る」という意味になります。

  • qualify for a discount:割引を受ける資格がある
  • qualify for benefits:給付を受ける資格がある
  • qualify for a loan:融資を受ける条件を満たす
  • qualify for the final:決勝への出場資格を得る

qualify は、単に「できる」と言うのではなく、基準・審査・ルールという線を越える感覚を含む動詞です。for の後ろには、その結果として得られる機会・制度・役割・次の段階が置かれます。

しゅみすけ(大山俊輔)

qualify for を見たら、「何の条件を満たしたのか」と「その結果、何を得られるのか」を考えましょう。for の後ろが、得られる資格・権利・次の段階です。

qualify forの語順とよく使う形

1.qualify for + 名詞

最も基本的な形です。主語が条件を満たして、制度や機会の対象になることを表します。

You may qualify for a student discount.
学生割引の対象になるかもしれません。

Her income is too high to qualify for the program.
彼女の収入は、その制度の対象になるには高すぎます。

We need one more win to qualify for the playoffs.
プレーオフに進むには、あと1勝必要です。

2.qualify to do

qualify to + 動詞 は、「〜する資格を得る」「〜できる条件を満たす」という形です。for の後ろには名詞、to の後ろには動詞の原形が続きます。

After the course, you will qualify to teach English abroad.
その講座を修了すると、海外で英語を教える資格を得られます。

Only the top three teams qualify to compete in the final.
上位3チームだけが決勝で戦う資格を得ます。

3.qualify as + 職業・立場

qualify as は、試験や訓練などを終えて「〜として正式な資格を得る」という意味です。

She qualified as a nurse last year.
彼女は昨年、看護師の資格を取得しました。

He hopes to qualify as a lawyer.
彼は弁護士資格を取得したいと思っています。

日常・仕事で使えるqualify forの例文

買い物・サービス

Do I qualify for free shipping?
私は送料無料の対象になりますか?

Orders over $50 qualify for a 10% discount.
50ドルを超える注文は10%割引の対象になります。

仕事・転職

Does my experience qualify me for this position?
私の経験で、この職に応募する資格を満たせますか?

Two years of experience should qualify you for the role.
2年の経験があれば、その役職の条件を満たすはずです。

お金・制度

We don’t qualify for financial assistance.
私たちは経済的支援の対象になりません。

You could qualify for a lower interest rate.
より低い金利の適用条件を満たせる可能性があります。

学校・スポーツ

She qualified for the scholarship with excellent grades.
彼女は優秀な成績で奨学金の対象になりました。

The team qualified for the semifinals.
そのチームは準決勝進出を決めました。

qualify forとbe qualified forの違い

qualify forとbe qualified forの意味とニュアンスの違い

両方とも日本語では「資格がある」と訳せますが、焦点が異なります。

表現 中心となる意味
qualify for 条件を満たし、資格・権利を得る qualify for a discount
be qualified for 仕事などに必要な技能・資格を備えている be qualified for the job

She qualifies for the position.
彼女はその職に応募・選考される条件を満たしています。

She is well qualified for the position.
彼女はその職にふさわしい技能や経験を十分に備えています。

ただし実際の会話では意味が重なることもあります。違いを強く意識するなら、qualify for は基準を通過すること、be qualified for は能力や資格を持つ状態と捉えると分かりやすいでしょう。

qualify forとeligible forの違い

eligible for も「〜の資格がある」という意味ですが、こちらは規則や条件に照らして対象者である状態を表します。

  • qualify for:条件を満たして対象になる過程・結果に焦点
  • be eligible for:規則上、対象者である状態に焦点

If you work 20 hours a week, you qualify for health benefits.
週20時間働けば、健康保険給付の対象になります。

Part-time employees are eligible for health benefits.
パート従業員は健康保険給付の対象です。

「権利を与える」という別の角度から表す entitle A to B / be entitled to との違いは、entitle A to Bの意味とbe entitled toの使い方でも詳しく解説しています。

日本人が間違えやすいポイント

forの後ろに動詞をそのまま置かない

for は前置詞なので、後ろには名詞または動名詞が来ます。動詞の原形を続けたいときは to を使います。

× I qualify for apply.
I qualify to apply.(私は応募する資格があります)

職業としての資格取得にはasを使う

「看護師として資格を得る」のように、正式な職業・立場を示す場合は qualify as が自然です。

She qualified as an accountant.
彼女は会計士の資格を取得しました。

「資格」の直訳だけで考えない

qualify for は、免許や証明書がある場面だけに使う表現ではありません。割引、給付、融資、キャンペーン、大会の次のラウンドなど、条件を満たして対象になる場面全般で使えます。

表現が出てこないときの簡単な言い換え

qualify for がすぐに出てこなくても、次のような中学英語で十分に伝えられます。

  • You meet the requirements.
    あなたは条件を満たしています。
  • You can receive this benefit.
    あなたはこの給付を受けられます。
  • She has the skills needed for the job.
    彼女にはその仕事に必要な技能があります。
  • The team made it to the final.
    そのチームは決勝に進みました。

しゅみすけ(大山俊輔)

qualify for が出てこないときは、You meet the requirements. や You can receive it. と直接説明すれば大丈夫です。まず意図を伝え、あとから表現を増やしていきましょう。

まとめ

qualify for は、「条件を満たして資格・権利を得る」「大会などの次の段階へ進む資格を得る」という表現です。

  • qualify for + 名詞:〜の条件を満たす、〜の資格を得る
  • qualify to do:〜する資格を得る
  • qualify as:〜として正式な資格を得る
  • be qualified for:必要な技能・資格を備えている
  • be eligible for:規則上、その対象である

「基準を越えた結果、何を得られるのか」を意識すると、for の働きまで含めて自然に理解できます。ほかの表現も体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現の一覧もご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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